mtrblog

▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

4/21:【奥多摩・ブランク明け至宝尾根再来】の巻

2024/04/21(Sun)00:00
















4/20好天に恵まれ1月ぶりに標高ある山径を辿る。低山ではもはや広葉樹は青葉を蓄えていたが、夏日となる予報が1,100m超えでは枝ぶりの葉はまだ無かった。谷底からの涼風で涼しく。おかげで劇登り道程もへばらず登頂できた。昨年再発見できた導入からはしばらく落葉積みがまだ残り驚きラッセルで進みながら埋もれる。皆が慌てて愉快にもなるがやがて快走の林間に進入。















一筋の道でなくどこを駆けても浮遊感覚で進めることが爽快である。グリーンシーズンより落葉期の方が対向尾根山並みが大展開で望める。悠々と駆けたりテクニカルであったり、皆はこの表情豊かなマイナー尾根が大好きである。当山系で第一級のルートだと毎回感心する。1月ぶりハードなお山はなかなか堪えたが、心身デトックスには最良の日・最善のトレイルであるとクタクタになりながらほくそ笑むのである。

















▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.934|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

3/20:【北武蔵・桃源郷に舞い降りた】の巻

2024/03/20(Wed)21:09
















3/20晴れのち雨の不安定な気候のなか、昨シーズン探索できた北武蔵外れの旧牧場の峰へ。押し上げ苦行にて辿るは吹きさらしの頂。ヒート後の寒空は厳しくとっとと降下へ。昨今の強風続きで細身の倒木が多く荒れていたが、障害走のように右往左往で進みゆく。元々登山道でなく巡視道らしく道標も何もない。以前とはラインの違う僅かな踏み跡を追い求めた。午後には並行した尾根を伝い行くが、こちらは枝打ち落葉等の堆積物がたまりタイヤが沈みがち。















勢いつけて駆けねば失速してしまいそう。元々高速なトレイルだがやや慎重に進んだ。難解ルートを無事にクリアできた。そしてゴール地よりしばし移動した谷合に近年に花木環境を整えた里があるという。街路より近いのに潜むようなその谷には桃・桜他花木が咲き乱れていた。呆れるほどに咲きほころぶその様に昔話の極楽浄土のごとくである。こんな情景は生涯初だと感動した。何かご利益頂いたようなそんな一日の締めくくりだった。

















▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.932|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

3/2:【武州・巨木原生林の峰を征く】の巻

2024/03/02(Sat)21:30


















3/2久しぶり賛同の有志とともに馴染みのある略称・三カ月尾根に出向く。朝一は麓に寒風が吹き荒れるが、山頂付近尾根に乗越た頃には林間の防風に助けられる。勢いよく進み本尾根のクライマックスへ落ちるが、冬期だと落葉にて南向きの斜面が明るい。超シングルトラックでは幹に幅広ハンドルアタックされ、幅狭道は向かい撮りもかなわず。気を付けろよと促したはずの自分だけコケてゴールイン。



















午後には昼食を済ませ未知の対向尾根に向かう。以前ハイカー評価を聞きつけ巨大シイの木原生林を目指す。山寺より緩く直線上に尾根を押し行くが、風も止み青空が眩しく天が開ける。連山最終ピークに辿り着けば、眼下に巨人のごとくシイの巨木群がそそり立つ。シイの木は温暖帯によく分布するが、この稜線は内陸部における北限なのだそう。何か神々しく生命の神秘を見た。終盤は道間違いをしたがそれが痛快なご褒美ルートであった。



















▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.929|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

2/18:【奥武蔵ロッキーマウンテン周遊】の巻

2024/02/18(Sun)20:15


















本来今月末に山行き予定をしていたが。連日悪天候と知り急遽お仲間を2/18に招集。奥武蔵前衛にあたる岩盤の多い岩山へ出向く。かねてから登坂林道ぎわには多くの岩盤もしくは切り通しが多くまたトレイル上にも石礫がよく転がっている。プラス根張りもきわどくシングルトラック屈曲コーナー先方が見えずいきなり岩根トラップに阻まれたり。前後サス大暴れで山のロデオ大会なりけり。



















一本降下した後には山容中腹にある大岩盤(県下有数のクライミング岩場)に立ち寄る。それは思いのほか巨大で垂壁カンテ・斜壁スラブ・沢登り場もある。かつて人に誘われたが底辺で見ているだけで充分である。我らの本職は山走りそれに午後にも専念する。そのルートは茂みに囲われ岩根シングルトラック続きで体全体マッサージ効果絶大である。13:30に降下完了ながら体ほぐれすぎなフィニッシュであった。



















▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.927|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

2/12:【天空スノーリッジ・山バカ同窓会ラン】の巻

2024/02/12(Mon)22:45














本年第二弾、またも大伐採地帯を降下したくオリジナルメンバーが集まる。が思いのほか積雪があった。眼下の珍しい雲海にも感心しながら勇壮なる降下ダッシュも無残に皆白銀シュプールに飲み込まれる。さて高所恐怖症には悶絶の大すり鉢降下にたどり着くと南向きで雪は僅かとなる。前回は時間かけて降りたが大パノラマを堪能できる余裕もできた。















標高後半はもう積雪もなく緩傾斜トレイルを悠々と駆け巡る。巻道Wトラックでは燦々と日が差しもう温暖優雅なXCとなる。終盤はまた懐かしき地図に載らぬ支尾根を下りゆく。なかなかテクニカルなDHではあるが、昔よりも掘割が深く掘れ岩盤むき出しにもなりスピードに乗れないが、ロデオ的バウンドを楽しむように里に吐き出される。















午後はさらに西部の里寄り低山に立ち寄る。乗車率を堪能すべきその道は久しぶりで迷ってしまったりパンクで頓挫したり参った。気を取り直しぐんぐん行けば超シングルトラック続きで調子に乗り各々覚醒集中ランとなる。本日の山道メニューは多様なバリエーションであった。久々の20年生・山バカ同窓会的ツアーで我々を活性させてくれた。















▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.926|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

2/9:【TREK Fuelセミレストア重整備】の巻

2024/02/09(Fri)20:53



同志貴兄N君のTREK Fuel号を2年前にフルラッピング+カスタムを施行したが、この頃シフティング不良と聞き預かりまた総合的点検整備に至る。
[Trek Fuel作業メニュー]
1.解体クリーニング
2.チェーンリング/チェーン/カセット=
超音波クリーニング+コーティング
3.フリーボディ脱脂オイルアップ
4.リアディレイラー分解ギアオイルアップ
5.リアシフターケーブル交換
6.タイヤコーティング
7.ブレーキクランプ・ラバーガード
8.サドル穴補修
9.カーボンハンドルへ交換
10.軽量ステムへ交換
11.フレーム・ホイル撥水コート





前回駆動コンポ系にイノバイク105コートをしていたので油汚れはほぼ無かったが、砂泥詰まりが進んだので再度で[下洗い+超音波洗浄+コーティング]



[中性洗剤+ジップロック]で封入。昔はペットボトルやタンクに入れ振り回していたが、それは金属部品に傷がついていただろう。



一年前に超音波洗浄器導入でどんな隅の汚れでも20分位で掻き出してくれる。一体式カセットの裏側スパイダー奥は綿棒も届かないので、すこぶる効率的洗浄できる。



温水で施行するのが最適で、念の為20分X2ターンで驚くほど汚れを取ってくれる。





ピカピカになった駆動系を乾かしイノバイク105コート施行。屋外乾燥で冬だと4日しないと完全には乾かない。





その間に変速系洗浄+末端縮れたワイヤー交換。SRAMシフターワイヤーはぜんまいバネにストッパーが絡まり交換が難儀である。





ノーマルステム+ハンドルは劇重で、29インチホイルはヘアピン九十九折で重ったるいので、当方ストックのカーボンバー共に交換。合わせて300g軽量に。ハンドリング軽快を期待。







絶版貴重WTB PureVサドル(シボ表皮厚い旧型)後端を破損したようだ。→(現行=縫い目なし薄ビニール)ストック分人工皮革から張り込みパターンを抜き取りゴム糊で接着。





車体反転にして地面起きで傷つかないように保護。コックピット周りブレーキクランプ部分にラバー素材を張り込み。



[フレーム+ホイール+タイヤ]オール撥水コート済み。



試走するがサドルリペアも問題なし。



軽量カーボンバーでハンドリングクイックに。



つや消し部分もコートで磨き上げ。



SRAM RD調整は難儀だが、テフロンワイヤー交換でシフティング円滑になった。



削り出しシルバーステムは精悍なり。



コツコツ各部スムーズアップ整備をして気づくが、オーナー本人は1.5年は重整備はしてないようだな。コンポ類超円滑になって多分新車以上のパフォーマンスになったはずだ。やんちゃな走りもけっこう結構。怪我しないためにも点検くらいやりませう。


▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.925|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

1/28:【その道なり龍の背の如く2024山活動開始】の巻

2024/01/28(Sun)18:40


















今月も終盤になり漸く初山活動に同志集う。昨年より企んでいた県下最大の大伐採林を駈け下る課題に挑む。そのピークよりはしばらく林間を潜り行くのだが、いきなり眼下に大パノラマが広がる。まるでピラミッドの頂点にいるようであった。その縦横に刻まれるトラバースは本年干支の「龍の背の如く」である。皆内心ビビりながらもチャレンジ精神も芽生えてくる。真南の大斜面は驚くほど温暖であった。















遠方より眺めればスムーズな路面かと思いきや一旦下り始めると落石・切り株がゴロゴロでブロックされる。スピードに乗り過ぎ転倒すると痛い目に合う。一編斜道が長いので何故か距離感が狂い出す。そうだかつて富士山降りをした過酷さが蘇る。細ければ脅威だがWトラックでありバランス取り戻せ幸いなのである。標高後半以下はいつものように林間に吸い込まれる野生バカチャリ隊は安堵し行くのであった。



















▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.923|▲○Report & PlanComment(0)Trackback