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▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

1/1:【謹賀新年・猛虎の如く躍動祈念】

2022/01/01(Sat)00:00




謹んで新春の祝詞を申し上げます。昨年は弊山活動において格別なご支援・ご支持賜り厚く御礼申し上げます。旧年正規山活動も22ツアーが叶い参加各位の躍動が励みになりました。本年の皆様の益々ご躍進をお祈り申し上げます。そして倍旧のお引き立てのほどお願い申し上げます。
令和四年 元旦






[2021.12.12山活動より]




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1/1:謹賀新年【天馬駆けるが如く飛躍の年となれ】

2014/01/01(Wed)00:00




新春のお慶び申し上げます。
本年も皆様の自転車活動において安全第一
そして健康で実り多き年と成りますようお祈り申し上げます。

旧年中の私は新業務への取り組み・転居などが重なり平日休暇が多く、従来同志とのお山活動がままならずでした。当然本Blogも記事ネタ欠かしブランクを空けた次第です。しかしその留守中にさえ閲覧頂いた方々多数おられ恐縮したものであります。思えば弊Blog存在を通じて山の現場・街の自転車店などで「ご存知でしたら話は早い」という具合に即時親身にして頂いたご縁もありました。





偶然の出会いといえば、街にMTBを駐輪し戻ると見知らぬ同類が隣に停めてあることが皆様にもありませんか?これらの遭遇認識は「無言の友好」だなと私には感じるんですな。実際に出くわして挨拶したこともありますね。しかしいくらMTB愛好家であっても本格トレイル探索族は希有であります。だからこそ限られたマイノリティ同志は認知しやすく、また久しくに会ってもブランクを感じないものです。それほど共に果敢に過ごせた機会は貴重で「人の懸命さ」というのは忘れ難いもの。そんな出会いのありがたみも近頃の単独行動の中で気付いた事であります。





冒頭私製2014年賀状はこの▲「大英博物館所蔵・古代エジプト壁画」の戦車をMTBに変えて描いてみました。(※拡大参照可)  皆様の本年の「天馬駆けるが如くの飛躍」を願いお贈りしまする。本年もコンスタントな活動は望めませぬが、まだ見ぬ有志様・懲りない同志様との交流を楽しみにしております。どうか本年も宜しくお引き立てのほどお願い申し上げます。






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1/28:【植田正治写真展・写真とボク】と【オレヒマ展】

2011/01/28(Fri)00:00









鳥取砂丘を背景にシュールでかつ前衛的人物構成を撮る写真家・植田正治氏(1913〜2000)の写真展が埼玉県立近代美術館で1/23まで開催されていた。前回4年前か恵比寿写真美術館展を見逃した轍を再度踏むところだったので展示最終日に慌てて出向く。10年前に他界されなかなか個展は巡り来ない。暫くは欧州巡りの回顧展が長く国内展がなかったのでようやくの拝見適う。
植田正治氏は主に使われる壮大天然ホリゾント(スタジオ撮影用・背景布製幕)の砂丘ステージに恵まれて、非現実なイマジネーションを具現化して行けたのだろう。用いられる背景がシンプルだからこそ、そこに構成させる人物像のしぐさ・表情が分かり易く映る。そして哀愁や希望までありありと現れていた。









同時代でいえばフランスの[Lartigue:ラルティーグ](1894〜1986)もモノクローム主体で活躍した写真家だが、その作風は写真界のロートレック然とするモードイメージが強い。植田流は街撮りは少なく商業的要素の華やかさも無い。
「寝ても覚めても写真のことばかり考えていた」という氏は世間からの反応も構わず、ただ撮りたいものをもくもくと追う風来坊だったようである。その白黒世界に繰り拡げられる卓越した構図とモダンな感覚の調和したスタイルは[植田調:ueda-cho]という言葉が通用するほど欧州では評価を得ていたそうだ。その作品を鑑賞しては非現実な何らかのテーマを象徴化しているようで、写真なのに被写体人物のパースティクティブな構成から立像に感じる不思議さがある。

【植田正治写真展−写真とボク−】埼玉県立近代美術館~1/23
この展示にはやはりカメラ好きの観客が多くそれぞれの嗜好の愛機をぶら下げていた。この巡回展示は昨春の京都からはじまり次の福島で終了となる。
【植田正治写真美術館】鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3

展示終盤には氏が使われた愛機・Canon F1カメラが置かれていた。懐かしくも当方が中学生の時に懸賞で当てた同じ名機。未だに最大ラッキー当たりの品。これを抱え自身の撮影志向が急進した。そして15年後に九十九里浜に落とし埋もれ調子悪くしてしまう。その有難さ存在の重みは大きいものだった。



そして当日は誘ったチャリ仲間と会えるかと時間つぶしがてらに界隈風情を撮影してみた。すっかり氏の作風に感化されたが植田風味にならぬよう試行錯誤した。「物事を抽象的に見るには、白黒世界のほうが奥深いもの」ではなかろうか...と思えた。夢中になって仲間と会うべき事を忘れた。ここ2年位トレイルシーンにてムービー撮りの傾向が増した。そして静止画で決定的瞬間を捉えられない限り、その連続したドラマ=動画も無駄撮りになる。失敗に気付いていけば自己満足の作が増すと学習した。




【オレヒマ展・冬の公園と喫茶店にて】帰りがけにふらりショット。











身に触れる出来事を撮る意味は、出逢いの喜びの記録であるように。


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No.372|▲○DiaryCommentTrackback()

1/17:古寺巡礼リハビリランの巻

2011/01/17(Mon)11:22









昨年末からの腰痛も和らぎ7/16にリハビリランでと地元北外れの臨済宗寺・金鳳山に出向く。創建は600年前らしく仏閣風情も荘厳である。秋の盛りが紅葉も美しく華やかなのだが、冬期の寂しげな空間を彷徨うのも風情がある。また独りで見ると観音・仏像の面持ち造形の細やかさに魅了された。
身体の故障を負った身の上となったからか、人々が寺参りを心の拠り所にする意味も分かってきた。「ありがたや」と素直に思えたものである。そして広い雑木林の境内も随分歩いて、裏山廃道でMTBランもできた。一歩一歩のあゆみ。一蹴り一蹴りのペダル廻し。これが我が身を希望に運ぶものなり。しみじみと想う冬の小径めぐりだった。










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No.370|▲○DiaryComment(2)Trackback()

1/1:ハッピーマウンテン・ニューイヤー2011

2011/01/01(Sat)00:01



これまで幾多の分かれ道を経て来た。しかし辿った道は一筋。
またこれから自分の目指す道を行こう。

旧年中は弊Blog閲覧にてご支援頂いた方々へ御礼申し上げます。そして同志はじめ当Blogにコンタクト頂いた方合わせ43名と山を駆けられたこと感謝致します。この新年2011年も我らが目指す山へ。素晴らしきトレイルへ。躍動ともに善き活動がかないますよう宜しくお願いします。



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12/20:自転車の似合う街角【下北沢ぶらり】

2010/12/20(Mon)00:00







12/18(土)寝坊気味で下北沢までペダルを漕ぐ。駅の南北を通じ自転車で巡るのに丁度いい街スケール。今や駅前辺りは大衆化し過ぎたので街外れを彷徨うのが性に合う。古い店舗をリノベーションしたような佇まいが趣向よく並ぶ。そして数多くのスポーツバイクが通りまた停車している街だ。流行ピストも多いが流行に動じないMTB改も残り使いこなした生活感があると思う。






▲銭湯を改造した古着屋NEWYORK JOE=[入浴場]

▲下北沢で一番カッコいい自転車屋・シモチャリ

▲サイクリストの溜まり場Cafe Sacoche




しばし一番街の雑貨屋巡りをし文化潮流を吸収する。昭和40年代の生活家電雑貨店では子供時代の感覚に戻れた。きっと昔当時は選択肢も少なくどこも同じような什器があったのだろう。鉛筆削り一群を見ては削りカスの懐かしき匂いが脳裏をよぎる。懐古的雑貨屋は今の若年層にとってはかえって新鮮おしゃれアイテム揃いなんだろう。多くある古着屋も同然で物持ちの良い国民性は見事に文化的資産を醸成しているのであろう。









旨いコーヒーを飲もうとピアニストのフジ子・ヘミングさんの実弟経営ラ・カンパネッラカフェに行けば貸切状態で入れずだった。それではと北側の和+登山小屋風情が漂うカフェ・ユーズに向かう。ここは元登山家主人が7年前に建てた通好みの店。本を延々と読んでいても許されるような居心地は上等。一杯ごとに炒れるコーヒーの味は格別な銘店である。随分長居してはそしてまた絵になる街角を彷徨う。


▲一番街コーヒー銘店Cafe Useカフェ・ユーズ










ふらりと気の向くまま界隈巡るうち、この日の晩餐は世田谷地区で名の知れた魚の旨い店魚真へ寄る。今では7店くらいに増えたらしいが発祥地は下北沢。居酒屋ではないとなりにある寿司屋魚真で舌づつみ。刺身盛合せ/酢の物/太刀魚塩焼を頂く。わさびの茎のしょうゆ漬を巻いた「涙巻き」も試したが猛烈な辛さに本当に泣いた。その他オリジナル献立が多く接客はもちろん客層も良い店である。



この日はあても無くふらっと来たこの街だが、遠い学生時代は友人を訪ね月に2回は来ていた。その頃は舞台役者やミュージシャンの卵そして目立たずとも物書きやデザイナー予備軍らも集まった文化の巣掘のような街だった。劇団君達はハングリーで活き活きとしそのバイタリティに感化されたものだった。
今やこの街で出会えた輩にとっては夢の跡の街だろうか。ここ暫く週末は山通いが常になってしまったが、元々12年以上前は街乗り一辺倒だった。だから下北沢まで寄った事も懐かしく里帰りのように思えたものだった。


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10/18:高機能・山岳時計SUUNTO再生

2010/10/18(Mon)16:04



現在のSUUNTOオブザーバーを愛用しもう6年。先月山帰りにいきなりバンドが切れる。本体機能は健在だが今回で2年毎の2回目の破損。使い方が激しいので他社製でも同様だろうが、伸張性ないウレタン製はボロッと落ちるので困りもの。店員氏に尋ねればそれはSUUNTOユーザー共通で、汗成分で劣化するので使用後にキレイにするべきと伝わる。
当機種は専用バンドしか装着できず、もうウレタンは嫌なので丈夫な純正チタンバンドに替えるべき在庫を尋ねたが、メーカー欠品で修理用備品しかないという。

SUUNTOはフィンランド製で、MTB乗りには利用者も多く定評がある。他のラインナップはどれも巨大欧米人向けだからか盤面が大きすぎる。スマートな同志さんの【食べ過ぎたので走ってきます:女帝M嬢】タイプもデカイ。また修理備品ストックも国産に比べれば少ないようで【トメルコト アタワズ:不可止氏】のように代替品を購入せねばならないこともある。サイズ的にオブザーバーは小じんまり馴染むのだがずっしり重い。ちょうど切れた電池は210円で自分で簡単に交換できたが、チタンバンド交換に預けたあげくは2週間待たされ修理扱いで10,500円も払うはめになった。





山岳行程を駆け始めた12年前はまだ地図頼りの低山探索だったため自身はシチズンプロマスター(ダイバーズ)で済ましていた。しばらくし高度計測機種のCASIOプロトレックが出てきたが、当時のG-Shock同様プラ製でタフさに欠けた。時計針がデジ表示を隠す事があり考えものだった。そして後から出るSUUNTOオブザーバーの存在を知るやそのスタイル+高機能に惚れ、高価だったが即購入してしまう。表向きシンプルにしては多機能で使いこなすに慣れが必要だった。


▲(左)多彩機能ガイド ▲(右)チタンバンドモデル

コンパス・高度計・ログ記録機能は地形迂回したときに、正ルートに戻る際に極めて貴重。偏角機能では磁北差異を補正できた。気圧計は気圧変化を気象変化と解釈するので、測定変化は高度表示度数に影響せず瞬時の気象予測が可能になった。これらの高機能は大変重宝し開拓効率は上がった。散々自身が転倒してもメタルボディは頑丈であった。

■SUUNTO OUTDOOR SPORTSラインナップ 


▲Elementum Series

従来オブザーバーはフラッグシップモデルだったが、最新ラインではエレメンタムという最上級シリーズが登場している。価格帯は7万円台から~とオブザーバーと変わらないが、スポーツショップ系では販売されずデパート・高級時計店限定扱いらしい。同カテゴリーモデルは随分増えたが、国産Casio上位機は多機能の主張過多に思う。エレメンタムの重厚で存在感あるスタイルは従来とは一線を画し、山で暴れるには抵抗がある高品位である。その優美なスタイルを見つめては[愛着と誘惑]の間でまた心を揺らすのである。


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No.353|▲○DiaryComment(3)Trackback()