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▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

2/21:世界のペダルから(Vol.2)軍用編

2008/02/21(Thu)10:20

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△2000年代・スイス

「戦う自転車」というと想像つきにくいが、第二次大戦まで各国自転車隊は活躍していた。銃装備で隊列移動・陣構えをして歴然と組織されていたようだ。本来それらは歩兵が友軍に追いつくよう車と歩行の中間移動の役割であった。
近代戦で一番活躍したのが日本陸軍の銀輪部隊だそうでマレーで英国相手に戦った。そして現在までに一番有名なのはスイス山岳自転車隊だった。しかし装備過剰で転倒ダメージが多大になり近年解散してしまった。
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△2000年代・スイス

旧来はどこも米屋的頑丈型を用いたが、近代では当然MTBを使うようになる。折りたたみ式がパラシュート部隊などでも用いられる。山岳ゲリラの移動なら半日50km位可能でかなりの機動力になると思う。少年時代の私はミリタリー好きだったが、今では競走もしないし、平和主義であるのでワールドピースV。
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△1990年代・スイス
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△1990年代・アメリカ
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△1970年代・アメリカ
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△1990年代・イギリス
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△1980年代・スウェーデン
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△WWII・イタリア
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△WWII・ドイツ
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△2005年式・ドイツナチス戦闘自転車(わるのり自制作)
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△近代・日本国自衛隊
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△平成16年式・三菱零式戦闘自転車(わるのり自制作)

私達は富士山DHの際、自衛隊演習林に幾度か潜り込んだことがある。3年前には侵入後本当の砲撃訓練がはじまり、その爆音たるや雷の比ではない。皆で驚き逃げるように駆け切った。
今ではコアメンバーだが6年位前は皆ビギナーだらけだった。なのに隠れ登山道探索を主にしていたから、挫けた諸兄には「いいからペダルこぎゃ、いいんだよ」と発破かけ軍隊式で行動した。そうゆうやり方でしか統率する術がなかったのだ。今では先導の自分を追い抜いては嬉しそうに笑い、彼らは駆けるのだった。

△2003年・自衛隊演習所・初襲撃の図
これより当地は我々脳内占領下に入る。

△2005年・自衛隊より反撃されるの図
これにて敵軍に領地返還することになる。

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2/19:カウンターカルチャーの聖地

2008/02/19(Tue)01:02

◆KLUNKERZ-マウンテンバイクの誕生
先日紹介の1/28:オールドスクールMTB Movieはシマノプロモのほんの一部でしたが、先週にDVD【2/22発売:KLUNKERZ-マウンテンバイクの誕生】予告編がリリースされたので新たにアップします。本編は字幕付で逸話理解も容易です。それを見るうち彼らこそカウンターカルチャー(伝統的・支配的な文化に対抗)の担い手であったことが良く分ります。



◆MTBとMacintosh
彼らクランカーズ発祥は70sマリン郡ですが、ショービズメジャーのルーカスフィルムも同地に後年出現し、また近隣サンノゼにもApple創始者スティーブ・ジョブス氏が現れIT革命を起こします。それぞれ担うカテゴリーは違っても、彼らは同様に長髪・髭もじゃベンチャーであり、ユニークアイデアを実現させるステージに同時に立って居たのです。もしかしたら相互に存在認知していたかもしれません。
現にS.ジョブス氏は「Macintoshとは自転者のようなコンピュータ」とうたい「人のキャパシティをより効率的に引き出すための道具」として世に送り出したのです。そういう逸話はMTB・Macともに所持する自分としては関心深いものです。
あるDesign家電サイトに「Windowsユーザーに無理矢理Macを薦めることは、ママチャリが欲しい人にMTBを買わせるようなもの」とコラムがありました。Mac使いには理解できるこぼれ話だと思います。
昔の私感ですがMS-DOSは端末で、Macintoshは道具でした。「端末では文化を吸収できるが、それを作りえない」DOS-PCは当時マウスも無く丸一つも描けず、クリエイティブではなかったのです。

◆羨望のバイシクル・パラダイス


同カリフォルニア州は自転車が車道占拠できるクリティカルマス発祥地。そして交通インフラに自転車積載スペースがあり、バスは外部にマウントできます。列車では専用車両まであります。これでサイクリストが増えないわけはないです。
環境先進国のはずの日本ですが、自転車乗りのためのインフラ整備はほど遠く感じます。そんな状況だから大人がサポートしない自立した中・高生の自転車グループが現れません。これも経済発展を優先したこの国のツケでしょう。大人達もスムーズにならない交通ストレスに悩まされます。
私がかつて在籍した組織の支社もサンノゼにありましたが、自身の出張先はアミューズメントの本場オーランドだけでした。しかしその南部は多雨多湿でサイクルライフには不向きです。だから西部は私にとっては公私ともに羨望の地。まさにカウンターカルチャーの聖地なのであります。


▲こんな車両なら整備までできますねぇ。

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2/17:水鳥達に会いに。

2008/02/18(Mon)00:40



前記事の梅園を経て波止場側に来た。この時間は水鳥達は居るかと水面を見渡す。10歳の頃にその対岸に住み始めた頃、用も無いのに岸辺に来ては和み過ごしていた。昔は汚染されていた東京港も今では浄化し魚も増え、それをあてにする水鳥も増えた。
(今回はPhotoクリックで拡大できます)





一番好きな鳥はゆりかもめ。カモメより小型で優しい顔をしている。警戒心が少なく、手渡しの餌付けができる。慣れないと飛んで来て恐いが、海鳥の飛躍能力は優秀。風や気流に乗り目標に着くと速度を0にしてホバリングする。だから獲物も正確にキャッチできる。彼らは寄ってはまた飛び回り、羨ましいほど華麗に空中ダンスを披露してくれた。





空に向かい餌付けをしばらくしていると、ガアガアと鳴く声を足下に聞く。すると驚くほどマガモが寄って餌を催促している。庭園池側から這い出て来たのだ。しかし遠くから観察するよりコミュニケーションを楽しむ方が自分にはあっている。それはさながら学校のウサギ・アヒル係のよう。
ここは銀座から僅か1.5kmなのに嘘のような別天地。今日は思いのほか異種の鳥達に出逢え、子供のように和み過ごせた。










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2/17:梅林の片隅から。

2008/02/18(Mon)00:26



今日は久しくの街乗りポタリング。本来目的の芝浦側波止場に行く途中、横切る庭園に有る梅林に寄った。昔から自分は梅の花を好む。桜と違い一株の花弁数も少なく、その咲き方もおごそかに、散り方もゆっくり。一番寒い頃に咲くので見物人も少ない。
自分の習性は興味のある花を見ると周りかまわず、花の香りを嗅ぐこと。同じバラ科の花木で一番香りが良い。今にも開かん膨れた蕾と開花のコンビネーションが役割の継承と生命の尊さを感じさせた。









撮影の傍で居合わせた方が教えてくれました。梅の実が成る頃合いが梅雨で、そして梅干しにして食べれらる梅種は白梅だけだと。そんなことご存じでしたか?

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2/16:けだるい音楽のすすめ

2008/02/15(Fri)15:02

これまでBlogでしなかった私的嗜好の音楽話ができればと。
[不健康な音楽編]
私が4年前からか好んでいるAmy Winehouseは久々に登場した異彩なUKソウルディーバ。しかし演奏中にドラッグを吸い、ステージ上で倒れ込むなど奇行常習者。24歳にしてその破滅ぶりはなはだしい。しかしそのノスルジックボイスを聞けばその才能に酔わされるばかり。
[破滅的]なアーティストとは一応に希有な才能・美しさ・妖しさ・無防備・希少価値を併せ持つように思える。
Amy Winehouse Select
1.You Know I'm No Good

2.Rehab

3.Back to Black


[健康な音楽編]
そしてかたや爽快なアメリカンフォークを奏でるAndy Mckee。ハンドタッピング&変則チューニングの名手。その特異性もさることながら、我流複雑奏法を持つこのオンラインスターが未だにマイナーレーベル在籍なのは、彼のポリシーなのか、そこも魅力の内だろう。彼のハーモニクスを多用した乾いたパーカッシブな響きは、安らぎを求める本能に訴えヒーリングに導くものだ。
Andy Mckee Select
1.Guitar-Drifting

2.Into the Ocean

3.Rylynn Acoustic Guitar



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2/14:元気に駆けるイメージトレーニング

2008/02/14(Thu)22:43

寒いから、期末で忙しいから、天気が悪いから、タイミングが悪いから。そんな友達にせめてイメージトレーニングしてもらえれば、とフリーライダー君を集めました。見ているうちになぜか感情移入してきます。駆けてるのが自分だと思えます。さあ、走りにいきましょうか。





このFree Rider君はヨーロッパで話題だったらしいけど、誰が作ってるのか分からないというアニメーション。きっと多くの人たちが作り、見せあっているのだと推定します。YoutubeでFree Riderとサーチすると、沢山出てきます。貴方もお気に入りのFree Rider君を探してみては?


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2/8:アメリカ軍に攻められる...。

2008/02/08(Fri)15:59



トレイルランMovieシーン撮りは前からしていましたが、今年に入って初めて編集作業にトライしています。しかし激走トレイルでは自作ヘルメットカムに不安があるので、http://www.mtbr.com/のフォーラムで情報収集すると、さすがエクストリームスポーツの本場。ためになる情報が多くあります。
★参照:http://forums.mtbr.com/showthread.php?t=372693


↑このセットアップはアマレベルで最適装備です。国産防水ケースは手持用しかなくヘッドマウントはないのです。これまでフォーラムメンバーではいたものの情報収集のみしていました。そして先日
KAMIKAZE came across the Pacific.
「太平洋を越えて神風が来たぞ」
【1/24KAMIKAZE神風2007】のMovio紹介しコメントすると、あわや評価以外にも質問攻めにあう始末。

「日本人は特攻するのになぜDHスターがいないんだ?」
「Shimanoは日本ではどの位安いのか?」

とか関係のないことまで...。
(小島よしおを派遣するぞぉ...そんなの関...)
時差があるので返答遅れを詫びると、サイトを介し直メールが飛んでくる。USA MTBerのリアクションは凄い。もう玉砕であります。
(お前ら起きてる時ゃ、オラ寝てんだよぅ...)
こんな弱音記事を翻訳して奴らが読みませんように...。


▲昨日の当BLOGアクセスは半数占領される始末。スレッドUPも根性がいる。
アメリカは人口2倍ですが、桁違いにサイクリストが多く今や世界一の自転車大国であります。MTB発祥以降また近年レモン/アームストロングなどスター選手が築いたヘルスコンシャス+エコロジーなムーブメントは確実にそのスケールを拡張しているのであります。まだ痛いやりとりもありましたが、またご紹介します。
以上Movie制作にまつわるコンタクトリポートでした。


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