10/7:世間の車窓から【鉄チャン症候群再発】の巻
2010/10/07(Thu)00:29
昨週末日本最大級レイクタウンに参り自転車店に寄ろうとすれば、その前に「なんでここにトーマスがいる?」と呆れ笑う。カメラの顔認識でピントが合うトーマスに意表を突かれ、それをきっかけに階上の鉄道模型屋にいく事になる。かつて少年期【銀座・天賞堂】などに通っては一両10万円以上の精巧機関車を見て溜息をついていた。あれから昭和をこえ新世紀を経て自身は実物大オートバイやクルマやMTBなど興味嗜好を遷移させていく。
そして鉄道模型屋に行けば主流はHO(線路幅16.5mm)からNゲージ(9mm)になり車種も豊富になる。サイズダウンでも精巧な作りで手頃な値段になった。また軌道車両を追うバーチャル体験では車両模型で遊んだ頃を懐かしむのだ。以外のアイテムも相当に増え、驚いたのは↓この【箸鉄】だった。実際に食事で使える箸である。
本命の鉄道模型の一大聖地は【大宮・鉄道博物館】の日本最大ジオラマである。25mプール大のそれは誰しも圧巻。ガン見の少年百人単位の世界である。その粘着力は親も剥がせず巻き込まれるほど。旧来鉄道模型の輸出大国はドイツだったが第一次大戦敗戦したため当時の戦勝国・日本が世界シェアの大半を獲得したという。
それと並行し富国めざす日本社会では実際の鉄道需要も膨大に増し、狭い国土で過密ダイヤを制御する必要に迫られた。他国で多いホームと車体扉の段差を無くしてまで乗降延滞防止し日本鉄道はさらにダイヤに忠実になって行った。
日本人の時間に対し厳密な事も、この日常交通規範に従い日々を過ごしてきたからとも言われる。いうなれば近代日本社会ルールの基礎だからか鉄道に信頼を置くマニアは思いのほか多い。自転車仲間にも真正趣味人がいる。知るところ見渡すに鉄チャンに悪人相は見当たらないのである。
【上級鉄チャンのこだわり例】鉄道模型達人は電車加速音=
(VVVFインバータ音:直流→交流へ電力変換する装置音)まで開発再現してしまう。
その音が美しい音階に聞こえると定評なのが京急ドレミファインバータらしい。
↑こういった事項に関心示されれば貴方様も潜在的プチ鉄チャンなり。
今日明日中に日常利用電車のインバータ音をご確認下さい。
また店舗フロアを見渡すうち、それまで知らなかったさらに小サイズZjゲージ(6.5mm)製品も展開していた。「これなら机上で廻せる...」と1セット衝動買いしてしまった。少年時代は親に買ってもらったので、今回が初の自己購入した鉄道模型である。出費はさておき、少年期の夢を果たしたささやかな出来事だった。そんな鉄チャン再発記念の映像をどうぞ。
そして昨今の自転車ブームにおいてサイクルトレインの話題も良く見かけるようになる。利用促進のためローカル路線で増えているようで、ネット検索でも沢山情報が掴める。首都圏にも東武・西武の臨時便が有るが、さらに登場拡張されたしと願うもの。秩父鉄道では昨夏に銀河鉄道999-SL企画があった。もし都心からSL輪行出来れば「男のロマン」だなぁと期待想像するばかりである。
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