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10/27:【奥多摩・紅葉のはじまり雄大尾根縦走】の巻

2024/10/27(Sun)22:19


















10/27天候不順に関わらず久しぶりの奥多摩行脚。昨夜降雨のおかげで1100mまで押し上げが滑り気味で鍛えられるが、ピーク部には出迎えのお猿ファミリーに驚く。伴侶の毛繕いを見ては山の平和を感受する。紅葉の始まりを感じながら廃道同然の尾根下り。道筋は薄れラインどりは自由自在。自己責任で掘割に落ちたり、落葉に埋もれたり。乗車率高めだがド根性劇下り・一本橋痩せ尾根など含め大変バリエーション豊かな道程である。気候はガスったり晴れたりしたが皆が大好きな尾根下りができた。



















そうして午後は東部奥多摩前衛の山系に移動。大伐採の眺望頂より下界を仰ぎ大根下り洗礼を受ける。ハンドルを曲げすぎて根の輪に嵌り飛ぶ者、ススキに絡まり捕まる者有り。トラブルを楽しむには驚きが勝るもの。しばしのXCを経由し最終峠からは乗車率100%下り道。ルートはすっかり乾き快走を促してくれる。ゴールまでノンストップチャレンジを目指し、山バカ達は征く。日頃の鬱憤・ストレスを捨てながら身心を浄化できたような山の1日であった。



















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10/17:【秩父山塊Wトレイル爽快縦走】の巻

2024/10/17(Thu)22:01


















10/14悪天週末続き久しぶりに快晴山並みを仰ぎ見る。秩父二大長大尾根を巡るには最適な気候である。まずは大絶景から降下するが、残暑より解放された我らの駆け込みは爽快に満ちるもの。ススキに絡んだり、足下見えぬガレに驚いたりそんな面倒くささを楽しめたり。やがて入り込む深い森にてもはや虫も退散気味でよろしい。懐かしき古径を辿るうち荒廃した朽ちた道もあった。



















さて午後は予約した朝一頂上に開店するマリママ食堂に向かう。1BOX軽にぎゅうぎゅう詰め食材を運び10年通うという、逞しき優しきママはお人好し.。10年経って400円カレーを今年10円値上げしたという。なのに好みに応じ激盛りなのだ。その心掛けには励みになりパワーを充分頂き午後の部は全開猛進。汗もかかず爽やかに進むは一番最適な季節をめぐる喜びに浸り行くのだった。



















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10/7:【武州・戦国遺跡と昭和遺跡ツアー】の巻

2024/10/07(Mon)19:37


















10/6部州北部に向かったが現地霧雨が降るので、しばし天気待ちしながら当地に潜む戦国時代の土塁城址を見聞するのである。段階式の廓が重なるが石垣を全く用いず、外部からの侵入を防御できたという叡智に触れ感慨無量なり。広範囲に渡る外廓にある美しい古径は忍びの走行をしたくなるのである。名刹を後にしてご当地名物肉汁うどん600gを空腹に押し込めた。そうするうち現地雨上がり望めず、明るい空の南部に移動。



















そうすると幹線経路にて歴史的ヒーローキャラが佇み並ぶ空間に遭遇。誰がどこから集めたのかと懐疑的ショックを受け内部に進入する。極彩色の各アイテムになんだか信じ難い狂気を感じ非現実空間を彷徨う。異動先の山に向かう事を忘れ呆れながら喜ぶのだ。その後のトレイルランは時間も押し気分的にもうツアーオプション。崇高さと極彩色印象が脳裏に染み付き駆けたツアーであった。


















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9/23:【新たなる絶景展望より修験道巡り】の巻

2024/09/23(Mon)23:28




















この頃週末悪天続き9/23ようやく以前より目論む大眺望を仰ぎにいく。頂までは押がけ続けど先週までの猛暑も去り初秋の気候に恵まれた。その尾根伝いは近年スギ林大伐採計画に基づく実施後の絶景が拓ける。景観変わりもはや初めての山巡り同然である。おおらかな心持ちで根張り降下に挑めばロデオ乗りのごとく振り回され試練を狂喜に換えていくよう。心地よく駆け出しては我々のシーズン開始のお告げを山々に賜るようだ。























後半目指した北降り支尾根は大伐採工事中にて導入が塞がれていた。以降はおなじみの北東降りに変更し深い森に進入していく。乗車率がすこぶる高い行程だが粘土質ベースなので滴る朝露を踏みスライドしながら驚きながらも愉快に進行。次々に迫るテクニカルポイントを思い出しながらもテンションキープで流れていくよう。張り切りすぎて三週間ぶりのトレイルでは太ももパンパン・ブレーキでの握力消耗でなかなか鍛えたれた連休最終日だった。




















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9/9:【ダウンカントリー8種タイヤ交換レビュー】の巻

2024/09/09(Mon)00:14



今年の6月以降29インチバイクを2台購入したが、梅雨時で乗れない。猛暑で乗れない。そんな期間が長すぎた。今期はダウンカントリー機種を主に使うべく多様トレイルシーンに応じたタイヤを求めていく。前主力マシンで道中サイドカットバーストして懲りて以降チューブレスはやめた。TPU軽量チューブをバーゲン多数購入し多様種タイヤに履き替えやすくしていく。空気圧設定ができる電動ミニポンプも導入し効率的タイヤ交換に捗る。レビューや友人意見など参考に探したり人から貰ったり8種のタイヤが揃ってしまう。[エンデューロ→オールマウンテン→クロスカントリー]のセグメント順に簡易的レビューをしてみた。テスト結果5種合格で3種タイヤを放出に至る。






1.WTB Trail Boss TCS 29x2.4
WTBタイヤはあまり市場に見られないが、このモデルはエンデューロおよびオールマウンテンに対応しアグレッシブなライディングにも耐えられるほど頑丈なタイヤである。2.4サイズではトレッドは角刈りのようなタイプでサイドノブが立ちコーナーリンググリップ性能が際立っている。サイドの厚みもあり低圧で使われることで充分走破性が発揮できるだろう。見た目よりはソフトコンパウンドで減りは早いかもしれない。しかしトレッドピッチが十分にタイトなぶん簡易舗装路でもスムーズに転がり静かで乗り心地が素晴らしく良い。重量は972gと重めだがDH or エンデューロニーズにはこれくらいヘビーで宜しい。
●Trail Boss TCS 29x2.4
●サイズ:29 ×2.4/重量:972g/価格:11,220円(税込)






2.PIRELI SCORPION TRAIL M/R 29x2.4
近年MTBタイヤをリリースしたピレリはいつの間にか中華資本になったが、かねてよりのブランド的に期待して「トレイル」シリーズより前輪用M/後輪用Rを買い分けた。Mはトレッド構成がMaxxis Rekonに似ておりRはschwalbe nobby NICに似ている。デュアルレイヤーケーシングでサイドは厚みがあり重量はあるが耐パンク性が高いと思える。SmartEVOと呼ばれるコンパウンドは驚くほど柔らかくアグレッシブな走行に十分なトラクションが得られる。その低反発機能で根や岩盤トレイルでも優れたグリップ性能を発揮してくれそうだ。そしてともに乗り心地の良さとのバランスも取れていると思えた。
●SCORPION TRAIL M 29x2.4
●サイズ:29 ×2.4/重量:850g/価格:9,920円(税込)
●SCORPION TRAIL R 29x2.4
●サイズ:29 ×2.4/重量:855g/価格:9,920円(税込)






3.KENDA Regolith Pro 29x2.4
これは友人より譲り受けたもの。丸みを帯びた曲線トレッドであり、本来苦手なブロックの隙間が空いているオープンブロックは走行ノイズが大きいもの。コンパウンドはミディアムでトレイルからXCニーズをサポートするもの。しかしその砂利・泥ハケがよろしいのだろうと推測。トレッドパターンは往年のヒット作Kenda Nevegal 的な構成。これはXCレースタイヤでもオールマウンテンタイヤでもなく、廉価なワイヤービードなので見た目より重量は950gと重めな方で一般的トレイル仕様だと感じる。(コンパウンド硬すぎで放出予定)
●Regolith Pro 29x2.4
●サイズ:29 ×2.4/重量:950g/価格:6,086円(税込)






4.Maxxis Ardent 29x2.4 EXO/TR 29x2.4
フロントでもリア両用できる方向性トレッド パターンを備えた、XCおよびトレイルニーズでの名作タイヤ。矢印型センターブロックは先鋭的で転がり抵抗が低く抑えられる。角度が開いたショルダーブロックは泥ハケしていくスペースが十分に確保されている。26インチ時代より使い慣れたアーデントは[制動性・コーナリング性・転がり抵抗・重量]の性能レベルが高くバランスが秀逸である。他のXCタイヤに比べてショルダーブロックが大きいためコーナーリングではダートにしっかりと密着し安定走行に貢献するだろう。長距離でのトレイルラン・マラソンレースまで耐用できるだけの高性能タイヤだと思われる。
●Ardent 29x2.4 EXO/TR 29x2.4
●サイズ:29 ×2.4/重量:835g/価格:8,514円(税込)






5.Schwalbe Wicked Will SR TLE EVO 29x2.4
Schwalbe Racing Ralph SR TLE EVO 29x2.35

これはCanyon Lax Trail標準仕様である。トレッドパターンがそれぞれ異なり Wicked WillラインアップとしてはROCKET RONグリップ重視・とNOBBY NICスピード重視の中間に位置するようだ。背が低めのノブは転がり安さと軽量に貢献しており、近年注目されるダウンカントリーという位置付けはXC志向よりスキルアップのためにDHトレーニングすることも含め登りも下りも楽しむプレイヤーにぴったりのモデルだと思える。低めに配置されたセンターノブが見た目通りの仕事をしており軽量タイヤではなくても転がりは軽い。 Schwalbe Racing Ralphでの下り性能は。ミディアム以上なコンパウンドで下り系タイヤと比べてしまえば絶対的なグリップは低い。大きめで横方向への柔軟性を増すようなサイドノブは車体を倒しこんでいってもしっかりと路面を掴んでくれる。スーパートレイルケーシングと呼ばれるサポートもありオーバースペック気味な激しい路面でも不安に感じることはなかった。前後ともにこの組み合わせは自走で山を登り下りをしっかり楽しむトレイルではまさに最適タイヤだと言えるだろう。
●Wicked Will29x2.4
●サイズ:29 ×2.4/重量:820g/価格:12,100円(税込)
●Racing Ralph 29x2.35
●サイズ:29 ×2.35/重量:730g/価格:11,885円(税込)






6.CONTINENTAL X-KING Race Sport 29x2.2
10年以上使い続けた私的名作モデル。これを採用した乗り手もさぞ多いことだろう。不変なパターンデザインでサイドノブが控えめな円形トレッドのせいでか表記幅サイズより細く見えるものである。パターンもケーシングも固めなので低圧走行しても横ぶれしにくく安定するもの。一番のトレッド特徴はセンターノブが交差し配置が密なため固めトレイル・簡易舗装路でのノイズがなく静かすぎるくらいである。その代わり湿気た木の根や苔岩上ではよく滑るのである。ブラックチリコンパウンドは耐久性も優れており未使用放置してもひび割れ分解など見られない。長年使い以前は万能タイヤだと重宝していたが後年登場の高性能モデルと比較すれば物足りなさでクラシカルに感じられるもの。(サイドウォール薄すぎで放出予定)
●X-KING Race Sport 29x2.2
●サイズ:29 ×2.25/重量:630g/価格:12,100円(税込)






7.Maxxis Rekon Race 29x2.4
これも人より提供されたモデル。硬い路面で速く転がることを意図しており、Rekonトレイルタイヤよりタイトでノブが浅いモデルなだけ明らかに速いと言える。EXOケーシングは固めなのか高圧で乗る方が性能を発揮できるのではと思えた。 セミスリックレースタイヤとして開発されているがゆえ、ノブが低く制動グリップが効きにくいため、急勾配の険しいトレイルは苦手かもしれない。また薄いサイドウォールにより高速コーナーでタイヤが倒れることなく快適で自然なリバウンド感覚が得られる。泥濘みやガレ場などでは走破性能は期待できないだろうが、自走XCランには適しているだろう。(ノブ低すぎで放出予定)
●Rekon Race 29x2.4
●サイズ:29 ×2.25/重量:685g/価格:9,680円(税込)






8.iRC GEO CLAW TLR29x2.4
iRC新モデルとなるXCタイヤのGEO CLAWシリーズが登場。iRCタイヤは国産高性能なメーカーとしてTANKENを使用していた。もとよりiRCはチューブレス技術においては高性能であったが、重量があるのでダウンカントリーニーズには向かない。GEO CLAWはMaxxis Rekonのようなセンターノブは低めで転がり抵抗低減に寄与する。ドライコンディションに適しサイドノブには適度な高さがあり十分なグリップ性能を発揮する。トレッド全体で高・低ノブを交互に配置し泥ハケにも有効であろうしロードノイズは驚くほど静かである。29x2.4は790gと充分軽量だがライトラインではナイロンメッシュ無補強で29x2.2は脅威な635gである。低ノブではあってもグリップも程よくマラソンレースでも活躍できそうである。
●GEO CLAW TLR29x2.4
●サイズ:29 × 2.4/重量:790g/価格:8,030円(税込)




CYCLAMI Portable Pocket Bike Electric Air Pump MINI 150 PSI
この機会にタイヤを頻繁に交換するにあたり活躍してくれた電動CYCLAMIミニポンプ。一充電で4本位充填ができる。空気圧設定ができて稼働後に手放しでも指定値で自動停止するので効率的イージーに交換作業ができた。
●4,052円→Aliexpressセール価格2,902円





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8/2:【虫除けオニヤンマ君導入:敵地特攻テスト】の巻

2024/08/02(Fri)22:11








7/28猛暑を避け日陰尾根を巡ったのだが、虫除け剤を多量噴霧したにも関わらず多くのメマトイ・アブ・蚊にまとわりつかれた。今年はこれから先も酷暑が続き虫の繁殖も絶えなさそう。なので以前ホームセンターで見た[虫除けダミー・オニヤンマ君]を導入。アマゾンで探しても多種販売があり需要が多いことを伺える。https://amzn.asia/d/ir6useY 廉価で6匹入りを買えたので効果を期待し森林藪走行テストを敢行。ヘルメット・バッグ・バッグショルダー・バイクハンドルへ計5匹[虫除けオニヤンマ君]を装着。わざわざ半袖半ズボン+虫除け剤を用いず無防備スタイルで林藪に突入。







すすんで刺されに行くのも気がひけるが、いざ林間にて待機すると、おや?いつもブンブン飛んでる蚊が来ない。いい気になって藪にも進入するが刺されない。その後湿地にも行くがメマトイはやや飛んでくるが少ない。農業用水に佇んでいると気づかぬうちに膝下へ蚊が刺してきた。腰高以上にヤンマ君を置くと無防備下方向を狙っていたのだ。さて日中での成果はコバエの類メマトイは5割減・蚊は7割減位の効果が感じられた。山深い環境ではさらに過酷だろうが「ヤンマ君」を付けた方が被害が減るだろう。少年期以来の虫の行動観察ができた有効なテストであった。










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7/28:【武州・涼求め木陰の尾根巡り】の巻

2024/07/28(Sun)21:32










7/28久しぶりに武州北部山系に出向く。猛暑予報の中で伐採・日照道がない尾根に行こうと画策した。林道自走上げは日陰で助かった。ここから深い森への尾根上げに向かう。しかし暑さをしのげても目の周りに飛ぶ虫「クロメマトイ」がまとわりつく。多量に虫除け噴霧しても懲りずについてくる。耐えきれず高速走行でそれらを振り払うが、そのお陰で当尾根XC縦走の最速記録を達成。











そしてこのために来たという最後の峠からの支尾根DH。もはやしつこい虫も付いてこれず、代わりに羽ばたきが可憐なハグロトンボをよく見た。それらはハエや蚊を食べてくれる我らの味方だ。乗車率100%の自由降下ご機嫌行程は日頃頑張りのご褒美。余計なことを何も考えず禅の心で修行を終えるイタズラ坊主2名。里に吐き出されるが驚くほど猛暑で現実世界に戻ったことを悟るのだった。











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