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mtrblog10/17:【IRCタイヤTANKEN&コーティングレビュー】の巻

2021/10/17(Sun)23:35




10/17雨天のため山活動中止となり新製品のテストを実施。1ヶ月前に履替たタイヤのIRC TANKEN2.8 & 2.6のレビュー総括をしてみたい。以前製品は前:MAXXIS Minion DHR II 2.4/後:MAXXIS Aggressor 2.5であったが、そのコンビネーションは昨今の王道的選択で自身が使うべきシーンでは上り下りとも申し分ない性能であった。しかしさらなるグリップ性能を得たく27.5+規格の2.8クラスを試してみたくなった。そこで輪界レジェンド・内嶋亮氏推奨のIRC TANKENセレクトにたどり着き導入してみた。実際にご自身でレースで本気で使用されたレポートをセッティングや走り方にも言及した映像を大参考させて頂く。






左:MAXXIS Minion DHR/右:IRC TANKEN2.8


IRCタイヤは従来XC系モデルは充実していたが、不思議だが下り系はリリースされていなかった。モトクロス等ダートバイクの世界ではIRCを履かないと勝てぬ位のメーカーであるのにだ。TANKENラインナップはサイドノブが頑強で低反発性コンパウンド採用でコーナリング時のグリップが手堅い。サイドは補強プロテクションメッシュ仕様で対パンク性に優れるという。





9月ツアーで上州での火山長距離降下で試したが、ガレ場でも踏ん張り溶岩礫を跳ね除けスリップも減る。アタック坂でのスリルも軽減しエンデューロに最適な性能を示した。気になる所は27.5+(2.8)モデルは大径になり29incタイヤと外径が変わらぬ位になる。サスの対路面制御にも関わらずセミファットであり硬い路面で妙にリバウンドしてしまう点だけが惜しい点である。



左:IRC TANKEN2.8/右:IRC TANKEN2.6


なので10月に入りすぐに同ライン2.6モデルも導入。2.8の方がノブが2列多いのだが、サイドノブ形状は2.6の方が高く頑強でコーナーリングの踏ん張りが効くように感じる。軽量の分機動性も高く自身の使い道では2.6がベストだと実感。しっかりしたトレッドパターンであるのに舗装路走行での静かさ軽快さも特筆するものである。価格も5,500円(税別)とコスパ良しとともに総合性能では当方導入歴においてベストバランス&トップクラスの製品である。





そして先週オーダーしておいた[リンレイ ウルトラハードコーティングタイヤ用:880円]が到着。従来のタイヤワックスとは違い塗るだけではない。タイヤ表面にコーティング皮膜を形成するような新しい仕様性能である。普通同2輪であるオートバイは内燃機に付着リスクがありケミカル類使用はご法度である。が、わがMTBは泥んこまみれでクリーンアップに手がかかるのでコーティング皮膜が気になり採用した。





溶剤が固まる製品なので念のためにローター&カセット類は袋詰めガードをした。そして薄塗りで良かったのだが従来と同様同量作業で吹き上げると驚くほど表面テカテカになる。調子に乗り接地面まで吹いたので乾燥に3時間位かかってしまう。





上:施工前/下:施工後

ツヤの出方は歴然で新品以上に輝きビビる。従来製品より7倍強く3ヶ月持つというのだが、乾燥後の皮膜形成の具合を確かめるとそれも納得。新製品でMTBに使用者まだ少ないようではある。施工乾燥後に早速に砂利路・未舗装路を駆け回ってみたが、水溜りに入っても弾くし泥汚れも吹き飛び防汚性能は格別であった。また以降多様な山で酷使しテストしていこう。








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9/26:【武州北部山系・絶叫の修験道】の巻

2021/09/26(Sun)23:30












週末雨天多く山活動順延が続いたが、9/26ようやく山バカ面々武州北部に集結。今回は5年ぶりの山系3ルート走破予定。すっかりルート状況を忘れたが爆走オヤジ様先導で段々とアタックポイントの記憶が蘇る。進むにつれ急制動するには転倒するしかない!ような洗礼を経て、次々と難解アタック坂が現れる。各位の慌て気味ドリフトを見ては苦笑痛快しつつ自身も滑落していく。避けて通れぬ楽しい肝試しである。















午後は里の寺院境内下で昼食を摂り、本日の最強アタックルートへ向かう。走りかけはのんびり行くも先の路面状況はフカフカ落葉地獄や岩盤下りまた大傾斜滑走と試練が巡り来る。各位の悔しがりまた絶叫がこの尾根を占拠する。登り返してはまた奈落へ突き落とされる繰り返しでそのエスカレートさに感激さえしてしまう。諦めながら行くうち皆上達成長していく様が見て取れる修験道であった。














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8/30:【上州長大尾根・ベストルート完結】の巻

2021/08/30(Mon)22:50












8/29は5年前より通い出した山系の新ルート探索兼ねた山行なり。火口跡牧場地より外輪山峠によじ登り朝露蓄えた笹尾根を下り行く。スタート直後に従来まではスリルある岩盤下りを経ていた。そこでは隠れ岩などにRDをヒットし破損・タイヤバースト・大滑落などアタックリスクがよくあった。以前尾根腹に別経路が存在することを確認していたので今回はそのバリルート探索行してみた。そしたら軽快爽快な笹尾根スラロームを体感できた。その美しい景観にも感動しながら行く。















後半はまた複雑なルートが混在するエリアを進行。高速Wトラック・V字掘割を経てこれまで散々最適ルートを模索探索していた。分岐記憶の消去法で未知の筋道を選択する。と、後進隊がおもむろにキノコ採りを開始。貴重なタマゴタケを嬉しそうに摘んでいる…。それまでかっ飛ばしてきた緊張感テンションが、萎えた。まあ遠征のゆとりも大事かな。そして選択最終ルートは路面バリエーションに富み雄大な景観ともに我らに感銘を与えた。これまで幾通りの経路探索をしたが全行程ともにベストルートが確定した。これ以上は多分ないトレイル最適化達成であった。














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8/11:【東秩父・雨雲から林道へ逃走】の巻

2021/08/11(Wed)00:22














8/9は東秩父山系へ出向くが集合時雨天となり天気待ちとする。雨雲群の移動を見極め幾つも峠越えにて南西側へ移動。南側街道に着くなり雨も小降りになったが、深森林道なら走れるかと提案。800m峠まで登り返したところ晴間がのぞいてきた。林道に降り着くと路面湿りは僅かで滑ることなく。我らはその幸運に意気揚々と駆けるのである。トリッキーな斜面林に入ればどこでも走れるピンボール状態で各位忙しく戯れるのであった。















午後は同山頂より北東降りの拠点に移動。空はすっかり晴れわたり下界よりも涼しく昼食休憩を摂る。経路の地質も既にしっかりし軽快に進める。ワンパク諸兄は前半のスピードルートを楽しみ駆ける。枝打ちを跳ね上げ驚きながら進んだ、思えば午前・午後ルートとも皆初走りなのだ。嬉々とした叫びを聞き、初めてのルートではワクワク期待感があって良かろうなぁ、と思えた。諦めずに雨雲逃げ天気待ちをして良かった。
















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8/2:【上州・霧のカルデラより愉快走】の巻

2021/08/02(Mon)01:26














7/31は昨秋ぶり久しくの上毛三山の一つ島弧型火山に集う。ピーク部は霧のカルデラ。そこより外輪山溶岩ドームに登り1500m峠より南下する。降雨は無いものの朝露を蓄えた熊笹に随分足元を濡らされた。痩せ尾根の道筋も細く囲まれ露岩や粘土質で滑走が続く。やけくそスリルで可笑しくなるが、道程情景は相変わらず素晴らしいのである。前半過ぎ中継峠に着くやご当地山岳会自転車部方々が後より参上される。お話共に親切に接して頂き終着は同じと見て伴走させてもらう。しかし地元勇士は慣れたもの滑ろうが登ろうがグングン進まれる。南ゴールで皆様お見送りとなる。















午後はまたあらためて南西ルートを往く。前半お馴染みのWトラックを優雅に駆ける。しかし初の現地夏走りで緑深く往く道を遮り違う山道だ位に道筋が変わって見えた。後半には支尾根に駆け上がり新ルートの模索探索にトライ。すると小上り激下りを繰り返し、なんだか先日見たオリンピックCXのようなスタイルが続く。すごく覚え辛い道だが右往左往で面白かった。終盤では開けた美しい林間を戦いの凱旋をするように緩やかに駆けきった。雄大山道は豊かなバリエーションを展開し我らのヤル気を試されたのである。
















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7/19:【秩父ラビリンス・トレイル迷走】の巻

2021/07/19(Mon)21:37














7/18は前回同エリアで秩父山系を6名で巡る。午前ルートは前回挽回ルート確定のおさらいラン。雨後の気配も薄れ路面コンディションは上々。大柄な枝打ちが多く見られたが、各位梅雨明けのハイテンションで嬉々として突進していく。ブランクマンズ2名も段々と勘を取り戻してはヒートアップし暖機運転フィニッシュとなる。午後は対向する大伐採尾根に連絡する林道が塞がれアタック断念。















するとN君お車タイヤバーストにてレッカー引きで退散。野暮用2名とも別れ残る3名で最近発見した南側斜面の作業道経由パイプラインへ。陽光燦々と照らされる林道トラバースを駆け、掘り起こしの道先端より古道スラロームへ導入。掘割の外側どこでも走れる斜面を各位は我が者道選びで進む。終盤には謎のバイパス路を経て高速掘割道へ。皆は渦に巻き込まれるように、流しそうめんのように里へ流れ着いた。
















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7/12:【西秩父・迷路リターンズ探索】の巻

2021/07/12(Mon)01:14














7/11は秩父西部山系三ルートを巡る。まずは先月分岐ロストをした先行きの挽回。スピードエリア以降の地図にない分かれ道は急げば見逃しがちなポイントに存在が確認される。いく手は沢が近く高湿度の道にはシダが群生し、鳥のさえずりが響きジャングルムードを味わう。前よりも枝打ちが多く障害物競争となるが、それも忙しく楽しい区間であった。一息つき南側山腹に移動し眺望ともにランチで和む。おまけに掘割道実地検証プチ登山まで完了。















午後は休息地より高度を上げ山頂下峠より南側降下。こちらはマイナーながら3ルートあるうち最速ルートを行く。遮光がなく程々に路面乾き一安心だが、乾ききらぬ根張りでワープしたり驚き笑う。次にはさらに南西の作業道経由の道を巡る。最も明るい道は防火帯のように開け当日一番走りやすくのんびり行くが、黒土大トラバースエリアに突入すれば途端にテクニカルになる。散々身を震わせ締めのロデオ大会は邪心のデトックス効果抜群であった。
















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