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12/6:【武州辺境の修験道爆走編】の巻

2020/12/06(Sun)22:49












12/6はSさん率いる特攻戦隊と合流させて頂き全9名集合。もう少しで群馬にかかる武州辺境にて三つの峠より修験道に導かれる。冬季ながら風なく温暖であり押し上げでヒートするがいい準備運動になりピークより降下。一本目路面も固められ始終掘割りドラマチックなバームの渦巻きに吸い込まれるよう。怒涛のスピードでメンバー隊列が伸びる伸びる。冬枯れの道程は見通しもよく遠く後ろからも狂喜が聞こえる。あと二本後に駆けるのに初めからこんなに飛ばして大丈夫か?とほくそ笑むのだった。











一本終えてまだ午前、次の峠より登り返しなく北降りに向かう。初盤は調子よく進むのだが小尾根をいくつか超えるうちに落葉地獄や落ち枝トラップそして大ガレ場で洗礼を受ける。コーナーワークは少なく縦の動きでバリエーション展開する。激坂での動体視力が震え大きな葉と小岩との区別がつかず岩地雷を度々踏む。自然脅威に揉まれるうちヤケクソになりながら集中していく。車置き場で温暖な陽を背に昼食にとまどろんだ。











午後はさらに西側尾根に乗りまた尾根伝いにかかる。よいさと登りガーと降り繰り返すうちに下り坂が伸び傾斜が深くなる。やがての落葉坂では先行く者が後輪ドリフトで駆け降りるを見るが、ハンドリングのコントロールも効かぬほど落葉滑りするのである。可笑しくなり転ぶと落葉に埋まり再乗車できない傾斜である。先に降り振り向くに各位特攻の姿は勇ましく大変微笑ましいものだった。この三通り修験道は多様なバリエーションで我らの心を躍らせた。導いて頂いたS閣下に大感謝である。














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12/1:【上州火山トレイル再探索・迷走編】の巻

2020/12/01(Tue)01:27














昨11/29上毛三山の最大火山へ再び登頂する。前回時間がなく探しそびれたルートを発見すべき探索走である。外輪山よりまた笹尾根降下に踏み出すが痩せ尾根足つき注意報を発令した。しかし慣れている隊員が熊笹谷側に落ちたり、ディレーラーを壊したり壮絶なスタートとなる。笹に隠れた岩ボコ罠に各位奮闘大破リレーではあった。ハイカーが立ち入らないルートなので踏み固められず、通うたびにその荒れようはいか仕方ない。最適な気候にかかわらず皆チャレンジングで進み素晴らしい情景に浸る余裕なし。ただ大スケールの自然に飲まれ行くのみ。














午前戦線後半は経由峠より前回探索成功したトレイルのバリルート探索に向かう。しばらくは広い道幅をゆるり蛇行し進む。当山は極長い裾野であり緩傾斜なので悠々と進める。前回は落葉がかさみ無意識ドリフトでよく滑ったが、今回は露地気味になり安心感がある。やがて極太な掘割を行くが油断していた落葉下に深穴が現れた。そこにボコボコ落ちる先頭当方は良いモルモットで後進が注意するのだ。終盤は極掘れ旧道を避け明るい平原をどこでも走れる状態でゴールとなった。今回昼食は下界の牛モツ・スジ煮込定食摂取にてエナジー補給した。















午後は再登頂が14時と遅れたがさらに西側の尾根伝いの古径路を求めゆく。もともと駆けていた林業道を半ば進むが右方小高い尾根上に道があるはずと押上で登る。地図鎖線を辿り行くのだが一方向ではなく林間を蛇行したり登り返したり複雑であった。目的ラインを辿り行くとホッとするが幹に結ぶ色テープが多方向に現れ惑わされる。もうすぐゴールのはずが素直に尾根伝いを辿り目的より2kmも延長ランしてしまった。おかげで目的終着のデポ車置き場から離れてしまう。里に降りたのにそこで迷走する始末であった。しかし探索走のドキドキワクワク感は癖になるのである。
















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11/12:【上州火山カルデラより探索編】の巻

2020/11/12(Thu)19:25














昨11/8上毛三山方面へ5名で出向いた。午前中は西南側の深山カルデラの中央火口丘より初のルートにトライしていく。事前情報では複雑分岐が多いと先人に脅かされていたが、行くうちなるほど100m位進む度に分岐が現れGPS頼りで緊張し進んだ。元々は作業道なのだろう踏み固めたWトラックがしばらく続く。 ルートハントに集中していたが、休止にて上方仰げば見事に紅葉と快晴青空のコントラストが映え素晴らしかった。後進野郎は悠々と駆け調子に乗り蛇行しては油断して何度もクラッシュする。その学習能力のなさに皆呆れ笑うのだった。予測通りの終点ゴールにたどり着いたがそこには恐怖の熊の罠ゲージが設置されていた。















しかし同山系の道では一番美しく雄大さを感じられた。おそらく同方面のメインルートを辿れたようだが、さらにエキサイティングな分岐ルートがあると予想される。次点での新道ルートファインディングが楽しみである。午後の部は頂上部カルデラの高原牧場より西側溶岩ドームの側火山へ駆け上がる。途中の峠より痩せた笹尾根を行くが初走3名には事前に両脇足つき厳禁と注意した。しかししばらく進み振り返れば各人痩せ尾根落ちを何度も繰り返し笹に埋もれていく。以前より荒れてきて足元ガレが見えないのがドジの原因なり。自身の新鋭マシンはショックをうまく吸収し太めタイヤはグリップも優れる。良い耐久テストと我喜び進む。同山最長のルートであり路面状態もバリエーションがある。















中継地までの中盤は猛直進の滑らかな道で疲れ癒すように流れていく。同ルート後半は長い裾野の緩傾斜の谷道へ降下。谷といっても相当広い扇状地だがこちらも道がなくてもどこでも走れる。久々で道間違いもしたが気づきが早く軌道修正。植生も変わり高原植物は減りススキ野原やヤブ抜けをしながら調子よく進む。ここらあたりはコーナーワークは殆どなくひたすら直進が続く。戦場で早馬で駆ける戦国武士のごとく心中ではっはっと唸り威勢進むのだ。各位後半は身体能力柔軟になり転倒もなく行けた。富士山の次に山麓が長く12km以上も乗車率相当高く降下できるこのルートは貴重である。見渡しの良いこの季節に訪れるは恐悦至極であった。
















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11/10:【武州・奥の院裏参道】の巻

2020/11/10(Tue)03:22














昨11/3また渋滞回避のため武州近郊の信仰の頂奥の院を目指した。こちらも一年ぶりに来たが、かつての大傾斜はハイカーのためのトラバースとなり直行特攻下り出来なくなった。中盤峡谷ルートは谷側が伐採されよく見えてきた。しかしガレが増えて足元おぼつかずせっかくの景色を眺める余裕がなかった。新鋭機のテストランには相応しいスリルに満ちたその行程はダイナミックで愉快な道でもある。天然名水を浴びて本尾根への登り返しを行くが変速のスムーズさと12速化ローギアのありがたみを実感する。終盤は掘割のえぐれや崩壊路もあったがこれもサバイバル・アミューズメントと捉え皆のバイタリティ発揮となる。











午後の部は東部隣接の峰に移動。こちらも観音信仰の山寺より緩傾斜の尾根を征く。導入初盤は獣除けバリケードなど設置されていたが、触れぬよう進み降下の道へ分けていく。行程4kmと短いのだが同スタートより4本ルートがあり多様な道形バリエーションを味わえる。調子に乗りヘッドカムを落としたりもしたが、それも呆れて笑い2本目に向かった。こちらは深い森林ルートで道筋が暗いのでルートラインが分かりにくい。先頭を代わったK君は先の大トラバースを認識せずジグザグ道を串刺し直行突破してしまった。道を覚えているかテストしたのに、あぁこの子も落第なり。山のおっちょこちょい選手権終了。
















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10/28:【Altitude70RSL:10年目リビルト完了】の巻

2020/10/28(Wed)23:19


★10年目当方Altitude70RSLリビルト前

★Altitude70 RSLリリース当時の完成車


我が愛車ロッキーマウンテンAltitude70RSLは稼働10年目を迎え各部綻びを再生(リビルト)にかかる。通算機種中で軽量取回しの良さで一番高稼働率モデルである。リリース時には完成車が80万円位したようだが、吊るしのフレームをカナダ→アメリカ経由で購入しより廉価で組み上げたものだった。









フレーム本体のクリーニング後にゴールドパターンの綻び箇所再生とプロテクトフィルム再施工にかかる。十年前はただのクリアカッティングシートを張っていたのだが剥がし跡のベタつきや張り付けが大変だったが、[最新のTECKWRAPプロテクションフィルム]を採用してみた。これは柔軟性に富み施工がスムーズで300cm×30cmで1480円と廉価ながらフレーム2台分位は使える。









次点はスイングアームのロッカー部分仕上げ。ここはスタンド固定地に一番当たる部分で小傷レタッチを繰り返し表面が荒くなった。ドライヤーで3Mシートを伸ばしながら総カラーシート張りする。







追って窓サッシ水漏れ止めモールで[アンダーガード・チェーンステーガード]を作り張り込む。







久しぶりに手製フェンダーを作りフレームカラーに合わせカッティングシート張り付ける。











稼働が鈍いドロッパーポストを安定のカインドショックに変更。→素手での手触りが素晴らしいレザーグリップ装着。→ステムをシルバーよりゴールドモデルに変更。→傷だらけホワイトペダルからゴールドペダルに変更。










稼働10年目のAltitude70RSL号。この機種に出会った頃白い愛馬のように思えた。なので本機プロモーション動画を作った時に「名前のない馬」というBGMを選んでPVにしたのだった。再生作業完了にてまた躍動シーンで世話になるとするが、近日中に新機種導入するに従いAltitude70RSLは偵察機・探索機に役割を変えていくことになる。とりあえずAltitude70RSL君これまでご苦労様。



★導入時のAltitudeプロモーション動画


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10/25:【久しくの東秩父・山の運動会】の巻

2020/10/25(Sun)22:35












昨10/24は久々の好天週末に浮かれ東秩父方面に出向く。二山巡るのだがどちらも有数の掘割ルート。午前中は目論見の山南陵尾根降下へ。前日までの降雨影響はあまりなく程よく湿るグリップ良し。そのコンディションに喜び「帰ってきたぞ~」感いっぱいに快速降下。そして次点は北陵尾根に向かうが接続林道で車両ルーフ積MTBを枝振りに引っ掛け谷側に落としてしまう。出会いの方々の協力で無傷で愛車は引き上げたが気を持ち直すために当プラン変更。















午後の部はさらに東側の大尾根北端の峠道を目指す。連絡林道の崩落などでタイムロスもしたが13:30には登頂できた。麓より冷気が吹いたが快晴眺望は素晴らしかった。昼食を摂り先を急ぐが前半頂部は快適そのもの勇んで進む。しかし中盤あたり掘割ボトムが掘れすぎ露岩苔・粘土質で滑り横スライド・ワープ放題。同士の慌て姿が可笑しくも自身もコケまくる。くたびれ気味で終盤はまともになり放心状態で里に吐き出されたよう。山の運動会は躍動しすぎなり。














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10/4:【我らは当然Go toマウンテン】の巻

2020/10/04(Sun)19:56












昨10/3遠隔地に出向くとまた渋滞にはまりそうなので、東京最西端の尾根縦走に出向く。大伐採地の展望に浮かれて谷側に落ちたりもしたが、ピークでのハイカー方は思いの外少数で疲労を癒す心地よさを感じた。通常ではマイナーで人の往来がない支尾根を行く。記憶する従来よりも木段が増え避けながら駆けるにまた余計な集中力がいる。ガレも増えつまずくと停止するので勢いで乗り越えるのみ。なので乗車率はすこぶる高く腕が痺れるのであった。











午後の部は隣接する独立峰肩部の峠より降下行程へ。ルート全体バームだらけだが枝打ちなど堆積物がたまりやすいようだ。なので前者が跳ね上げる枝ミサイルがブンブン飛んでくる。そんなもの避けられないので後者ともに騒ぎ行くのである。クリーンな時ならば山域有数の爆走サーキットなのだが、難関突破を攻略することもまた愉快なり。しかし後半ルートは広葉樹の森で枝打ちはほぼ無くなる。本当の楽しみはこれぞ旨味のデザート的フィニッシュで終えたのであった。














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