3/22:【武州根張り地獄・豪快修験道】の巻
2020/03/22(Sun)21:57
3/22武州頂きに構える大鱗山社より大縦走にかかる。この社は足腰を守る神様であると伝わる。その裏手には北峰山系を望む大テラスがありその高度感に胸躍るなり。1年ぶりに訪れるが根張りの道を下るうち木漏れ日に照らされるもので錯覚でより複雑地形のようにと惑わされる。今日のメンバーも楽天家揃いなので障害物競走のごとくホホホイと走りこなし柔軟運動とする。やがて最高峰までの多段の大担ぎがありなかなか鍛えられる。
さてヒートしたところで急降下坂のラインどりを皆で模索する。関東山系で最強最長と思われる[地獄の根張り坂]である。上から見るより実際に降りだすと根張り先のボトムが深く驚く。うかつなハンドリングが命取り。下手をすると骨折必至である。しかし皆山バカなのでひるみながらもトライする。自分をたしなめるように怖くも言い訳をブツブツと述べたり、奇声をあげたり。ご苦労なこってで愉快なロデオ・アトラクションである。足つきがあっても誰一人転倒しなかったのは幸いである。
長い尾根縦走を経て竹林風情豊かな山寺を辿るがここはいつ来ても気持ちが和む。日本人であることの安堵を感じるのである。そして再び長い尾根先に乗っ越し縦走を続ける。小上りを繰り返しては降りアタックを繰り返し、気力維持の修験道のごとくスキルを試されゆく。最終分岐からはジャングル的豪快降りの支尾根に乗り換えゆく。これまでの修行で鍛えられ褒美の悦楽降りである。まあ途中藪に突っ込んだり、太枝刺さりにあったりドタバタしながらも愉快が続いた。ズッコケながらも体験の質が高い充実感溢れる10km縦走であった。
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