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3/25:【初春・奥多摩障害物尾根縦走】の巻

2019/03/25(Mon)00:10












3/24奥多摩中程に山バカさん一行1ダース集結。1300m標高まで登頂すれば雪も凍結もなかった。明るい頭付近でランチ充填しては陽光を背に受け防火帯を勇み行くのである。ところが6年ぶりに来訪したのだが、チャレンジ降下にて倒木が大盛りで、痩せた巻道には根の露出が増え、新たな林道分断がありそれら変化に驚いた。分岐が多く過去の記憶がおぼそかになったせいで慌てたり、いつもなら隊列ローテーションして撮影被写体対象を変えていくことも忘れ行く先の記憶を追っていた。













行程中盤からはテクニカルなコーナーワークが無い分いつの間にかボーッとし心地良さにニヤケながら行く。快速エリアは程々に距離はあるが乗車率高い分経過時間は短く感じる。終盤は痩せ巻道の深いキャンバー崩落気味でズリ足で進行したり、沢伝いのガレを蹴散らしたり体力気力をすり減らす思いが続く。花粉症でダウン者もあらわれ、前回修験道より気が張り勇敢なはずの隊列が伸びていった。総距離も長く路面バリエーション多様で体験密度が高い縦走であった。














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3/17:【武州修験道にて鍛えられたり】の巻

2019/03/17(Sun)01:51











3/16またも不安定な気候にて見切り発進で武州修験道を目指す。この日集結の山バカ君達4名なら乗りこなすだろうと難解なアトラクション豊富な山系に出向いた。5年ぶり位で登頂するが尾根縦走路は針葉樹伐採がかなり進んでいた。昔散々来ていたのに行く手は明るくなるのはいいが、巻道などでは谷底丸見えでスリル満点。道程全体が昔の印象と違いまるで知らない山に来たようだった。









初盤登り返し後の根っこ地獄坂も掘れやえぐれが進んだ。寸分先が見えず皆は鞭打ち気味で上体が振られるが脱落者おらず全員クリアし「あぁつまらない」が痛快なり。行く先登り返しを経てまたアタックランの繰り返しで、この山並みは人生縮図なりと思いながら各位RPGゲームのアバターと化す。中盤の山寺境内で梅花を見下ろしつつ食事を摂った。ここの情景は懐かしさがにじむようである。









後半は林道突出より支尾根導入を探したが林道化し驚く。体力を振り絞るよう勢いでゴールまで駆けていき10km修験道を皆無事に走りきる。そしてオマケDHとし東対向尾根に登り取り付き駆け降りる。皆すでにエネルギーを消耗し放心気味で行くが、トリップ感覚にて分岐を間違えたり、挽回し集中ランに励み乗車率高い道程で締めくくれた。修験者5名はお山修行6時間を経て解脱するなり。













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2/28:【中華セラミックパーツ・ドーピング】の巻

2019/02/28(Thu)22:52



弊MTB主力機にセラミックBBを取付けはや6年。ハードな山活動に貢献してくれたが、このToken TK877TBT Tiramic(当時13,000円位)はShimano LXに変えそれもガリガリ気味にヘタってきた。並行し頻用機種も劣化したので全交換を実施する。近年精度評価が向上している中華BB等でコスパ最大限チューンを実施してみた。


▲BB=ZTTO CERAMIC Bearing BB109(左:2,342円)

▲プーリー=ZTTO 11T Ceramic bearing Pulley(598円)を台数分調達。
まずは駆動系全般に[イノテック105コーティング(履歴参照)]し乾燥したところで[ベアリング=AZ CKM-001]を[ギア・チェーン=AZ Blc-007超極圧・競輪用チェーンルブ]を注油する。





▼AZ CKM-001潤滑性能


高荷重などの過酷な環境下でも潤滑効果が持続すると言われるこのケミカルは金属以外の樹脂・ゴムパーツを侵さない成分構成である。メジャー製品の[ベルハンマー=塩素成分][ナスカルブ=硫化物成分]が含まれ金属同士の接触には良いが、ベアリングシールやカセット構成プラスチックを侵食してしまうらしい。グリスに関しても多用されるリチウムグリスでなくシリコングリスを用いれば溶解が防げるという。

▼BBクランク・プーリー回転テスト


駆動系全体の潤滑作業は手間がかかるが、施行後ペダリング初動から違いを感じた。踏み出すクランクが勝手に回ろうとする。その効果はヒルクライムやクランク逆転でよく分かる。さすがAZ Blc-007は競輪用決戦仕様らしく効き目が早い。カセット1速分軽くなるようなそしてコンポグレードを2階級以上アップしたような驚きがある。テストポタリングではいつもより遠くに行きたい衝動に陥ったものだ。
果たしてMTBにはセラミックBBが必要か?というと6年前では当方人柱であった。中華製品ドーピングでも厳選してなお駆動系含めた潤滑改善で極上体感叶うことは請け合いでありまする。


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2/23:【天候好転にて快適尾根占有】の巻

2019/02/23(Sat)23:46












前日まで雨予報の不順さを覚悟で2/23久しくの奥多摩へ向かう。急遽のお誘いにて3名集まるが現地に赴けば予報は見事はずれ晴れ間が見えてきた。午前でのスタート地オンバコ平より長大尾根縦走を勇み進むが、降水確率が高めであったので敬遠されたのかハイカーに全く会わない。1000mオーバーでは気温4度しかなかったが乾き澄んだ空気を浴び樹木間より大眺望を拝み意気揚々と駆けた。目指す展望台では風もなく温暖のなか絶景をおかずに弁当を頬張る。午後の部はピークよりマイナーな河川南岸寄りに向かい支尾根を駆け下りて行く。













始終狭めのシングルトラックを行くので迎え撮影もできず、道面の状態はすこぶる快適でただ走ることに集中し突き進む。調子に乗りすっかり暖かな集落に吐き出された。そして第二部は西側峠に登り直し乗車率最高の掘割トレイルを行く。皆の調子も上々でただ無心で突き進み精神解放状態。枯れ葉に埋もれ障害に驚いてもそれは楽しい刺激。早回しの悦楽とともに素晴らしき道ほど短く感じるもの。気まぐれなお天道様と盟友に感謝。














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2/10:【ドタバタ盟友お山で同窓会→同走会】の巻

2019/02/10(Sun)22:31












武州山系2/10にて降雪情報もよそに雨でなければOKと勇み15年来のお山の盟友4名集結。朝一或るピーク800m付近はうっすら雪景色であったが駆けるに支障なし。美しき雪景にほだされるようにそして小滑りなスリルを楽しみながら隊列は征く。標高中間以降は深い森に入り込み雪もなく順調に駆ける。難所を抜けたり多様な路面状況を進むうち、スリルな箇所にて後方より懐かしき声の雄叫びを耳にする。その無邪気さに感心し皆おっちゃんになっても変わらないなぁ、とほくそ笑む。













正午食事は麓の温泉施設で大盛唐揚定食を平らげ、またマッサージチェアで爆睡者もおりダメ人間でくつろぎ過ぎになる次第。午後はもう走れない風なボケ具合になる。が本日一番の快走トレイルにいざなうのだった。低山なので雪は全くなく緩やかな尾根を伝うルート。障害物に当たってもめげない奴。走りながらギャップ解説する奴。迎え撮影が好きな奴。これらの様子も昔のまま。進化してないのか?退行してるのか?この嗜みは立派な運動であるはずだが、皆そうは意識せずただ遊びまわるガキンチョとたいして変わらないなぁ、と思えた懐古的ツアーであった。














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1/21:【奥武蔵4トレイル・ドタバタ周遊DH】の巻

2019/01/21(Mon)19:50












1/20奥武蔵吾野山系に7名集結。今回は骨折完治者のために大登りは控えた。前回同様に春のような陽気で第1ピークより碧き山脈を望む。いざ駆け下りれば道筋は乾燥しきって砂埃が激しい。待ち撮り者の顔面砂浴び息に苦しむなり。ここの北降りは高速ルートのはずが、倒木やガレが増え障害物競争となる。終盤ではバス1台分のハイカー群とすれ違い「凄いわねぇ自転車で…」などと何度も言われた。第2トレイルは同山系のマイナー支尾根降りなのでひと気はまるでない。ガレ・掘れ区間豊富でテクニカルだがほぼノンストップでワイワイなだれ落ちて行く勢いだった。













午後の第3走は隣接低山に移動し尾根くだりに向かう。登りつめた展望台より従来は担ぎ押しが必須の峠登りがあるが、前回経路探索にて地図にない柚子農家の農道迂回路があり難なく下りスタート部まで行く。低山なので緩やかなスロープを経てやがて新たに見つけた快速路に分岐していく。皆ビュンビュン進み他者を気にせず駆ける様清々しく。傾斜が緩い方が飛ばせるのであった。そしてまた登り直し尾根外れの新規トライルートへ飛び込む。森深く薄暗く堆積物多いトラバースを巡るがなかなか愉快である。朝から4トレイル駆けても15時台で完走。手堅いプラン無事終了。














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1/5:【新年2019三山怒涛の初走り】の巻

2019/01/05(Sat)23:55










1/5に埼玉北西部山系に6名山バカ君集う。当朝は季節はずれのように温暖で押し担ぎに励みハードな準備運動となる。ようやくのピークにて眺望に励まされエリア最高のテクニカル降下に挑む。前回雨後にて滑走したが、今度はドライ過ぎて勝手にドリフトしてしまう。ハンドリングにはむかうマシンを操っては忙しく愉快だった。急斜面が続くがそこらでは誰もドジを踏まず、先の駆け易いパートでぶっ飛んだりする者あり。テンション切れて解放中だったのだろう。











午後は谷間向かいの大尾根700級のピークによじ登る。落葉の林間では風もなく陽光を燦々と浴び下界を眺めながら降下した。先のハーフパイプ域中盤では風雨害によるガレが激しくなっていたが、各位機敏さを測るロデオ大会に興じる。忙しく走りで全身ヒートで障害をかわす。体痺れて皆かえってハイに成りヤケクソ走りが心地よかったりする。所詮堀割道は堆積物が増えたり削られたり地表を随時変えていくのだろう。











三度目の登頂へは峠を三つ越えて南に登り向かう。駆け出しは馴染みの林業道だがずいぶん整備され乗車率もすこぶる高い。今日一番の快適さにほだされ行き肩の力も抜けるようだった。西日が差すこの林間を横切ると、オレンジに染まる空間は妙に自然美を強調し感心した。この日は3トレイルを駆け巡ったが心地よく本年も良い山活動が叶えばと祈る思いであった。山走り同志様どうかご支援お宜しく。












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