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9/19:【北秩父快走トレイルめぐり】の巻

2018/09/19(Wed)19:08












9/17は秩父北部の新・旧お気に入りトレイルをはしごセットで渡るのであった。旧来からのルートは尾根腹の長い巻道が新林道造成のためか枝打ちも溜まり荒れていた。谷側がすっかり伐採され明るいのだが、路面はキャンバー角傾きもありやがて廃道化するかもしれない。後半はガレが増えたがスリル度は健在。障害物競争するようにドタバタと懐かしくおおらかなトラバースを巡った。ゴールでは蜘蛛の巣ともに家主クモ様まで回収してしまった。













午後からは800m級の頂から尾根縦走を経て支尾根を駆ける。同山系では有数の掘割ルートでは湿った岩盤に乗りワープしたり、バーム端に乗り上げたり、忙しく愉快で我らを夢中にさせる。この日は旧来メンバーのみで、先週勧めた薄型Foxプロテクターを皆装着し安定のバカさ加減。何を言い出すか、何をしでかすか想定内のはずが、サカプー君はゴール河川に飛び込んだ。あぁ「男は少年気分でいる時が純粋に幸せなのだ」と納得するのである。














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8/28:【奥多摩ディープ・山岳モノレールと廃墟】の巻

2018/08/29(Wed)01:13












8/26以前より念願だった山岳モノレール搭乗体験がかなう。現在奥多摩には林業従事者高齢化が進み、登坂労力軽減するため敷設されている。東京山で一番豪快トレイルのある鷹ノ巣山や浅間尾根・本仁田山・鍋割山あわせ六山分は知ってはいた。今回乗れたのは最も山梨寄りにあるモノレール軌道であろう。400ccエンジン搭載7人乗り1トン耐荷重・行程最大斜度43度だという。要予約キャンセル待ちで運良く乗れたので喜びもひとしおだった。













今回はメカ好きオヤジグループなので線路に揺られて大はしゃぎ。エンジンブレーキのバックファイア爆音で狂喜しておられた。山岳軌道の搭乗体験を経て場を移しさらに山梨よりに登り1200m級峠によじ登るが、街区猛暑は忘れる27度低湿度の林間を下っていく。ハーフパイプ状が続くのだが、ここのところの豪雨影響で落ち枝等堆積物が多く、皆枝噛み跳ね上げし吹っ飛んでいくのだ。しかし久しくの当山は一番緑濃い清々しさの中をただ夢中に彷徨うように駆け回った。













あぁ楽しき時間は短し。で、ついでの手土産にと旧奥多摩ロープウェイ残骸に皆を案内する。やや登山をするのだが50年以上前に稼働し諸事情で廃線となった路線である。半世紀前に捨てられた残骸はまた皆のガキ魂を振るい上がらせる。機械室に階上に勝手にはしゃぎ回る。ゴンドラの底が落ちたらどうするのと思いつつ放置。まるで童心で遊びまわった夏休みの良い思い出ができたようだ。奥多摩僻地のディープスポットで最新と最古の乗物体験を兼ねた感慨深いものであった。














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8/20:【トレイル オン4Kムービー時代到来】の巻

2018/08/20(Mon)23:06








自分の持つSONYカムAS50はハイエンドでなく手振れ補正機能は素晴らしいのだが、所詮FHD1080画像までのクラスである。その映像も今や鮮明さに欠け陳腐化して見えるもの。そこでGoPro Hero5/6性能を凌駕するといわれるSJCAMとXaomiの4Kトップモデルを導入してみた。各性能詳細は以降まとめておつたえするとして。早速リアルトレイルにこれらを持ち出した。








まずはテストランとして8/19今シーズン一押しハーフパイプMt.に出向く。快晴の中グリーンシーズンピークの青葉がまばゆいばかり。新機材を前者後者にセットし鮮明画像を期待し愉快にかける。当日は好天のもと900m級ピークは気温20度位しかない。残暑などなくいたってクールに駆け出した。トレイル状態の好調にはしゃぎ駆けるうち互いに何度もクラッシュする。しかし新カメラは死守しながら転げ回るのだった。









これまで毎度賛同のカメラクルーより支給頂くファイルはサイズ・画質がまちまちであった。カラー明度コントラスト調整に手がかかったのだ。今回両機はイコールコンディションで何しろ画質の鮮明さに驚く。そしてファイルサイズ膨大さ(2分ファイル=1GB)などにも驚く。画角も145度〜170度と広く情景豊かでビッグマウンテンを駆けたような思いになる。広角客観視すると我らは雄大な自然に抱かれているなと思えた。そして撮影機材の超進化に関心するばかりであった。










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7/22:【避暑地フジテン・リゾートで万有引力の虜】の巻

2018/07/22(Sun)21:57








7/21予報は埼玉で日中36度予想あり。熱射を避け高速で2.5時間のフジテンへ進行。約5年ぶりの現地ルートは素晴らしいトレイルコースターに進化したという。それもかつて9年位前か奥武蔵界隈を共に駆けてもらった高橋ダイキ氏プロデュースによるトレイルビルドの賜物。フリーライドクリニック中の彼の元へ暑中見舞をたずさえて再会したが、昔と変わらない誠実さでゲストのスキルアップに貢献しているようだった。奥方ともお会いできて嬉しく思う。











以前は平坦だったフジテン2次元トレイルを彼は懸命に3次元化されたのである。ハーフパイプ化され横Gに耐える完璧なウォールを這うように進める。万有引力と遠心方向の加速度が合わさるバームtoバームでは左右に働く慣性が身を踊らせる心地よさである。これも綿密シュミレーションによるデザイン成果なのだろう。同行者共不慣れで戸惑ったものの午前中で6本こなし調子にのる始末であった。









午後は持ち込んだ新機材スタビライズ・ジンバルのテストラン。しかしキャリブレーション(バランス調整)が不完全で振動挙動に耐えがたく撮影方向が定まらぬ現象があった。SONYアクションカムはGoProより重く各部モーターに負荷が掛かりバッテリーがあがりやすい。給電しながら撮るなど工夫も必要だ。まともに撮れた分はなかなかスムーズで初トレイルテストとしては上々の成果があった。











現地1300m標高は低湿度で気温も27度。都心より10度も低く日向で寝ても暑くなかった。首都圏から近場にしては快適な避暑的トレイルリゾートである。心地よく走り慣れた仲間たちと楽しさの挙句、現地に7時間も滞在し15本位駆け回ったのであった。すっかり気に入った様子の同士君はまた次週も来たいともほくそ笑むのである。


▼昔懐かし映像2009年[高橋ダイキ氏]同行ライドにて。
9年前は仲間みなコンデジを頭につけ走行撮影していたのだった。




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6/23:【北武蔵・梅雨のうっぷん晴らしお山下り】の巻

2018/06/23(Sat)23:10








6/23は午後過ぎから降雨予報であった。雨季で走れぬ日々続きジレンマ解放のために北武蔵辺境に向かう。久しく同行の4名で第一座は800m超頂上まで押し担ぎする。気温は20度と低いが高湿度で発汗とまらず。ピークからは北方に降りだすが、準備運動にしては激しすぎテクニカルなクランクが連続する。冬季は行く手がよく見えるのだが、グリーンシーズンでは曲がり先が見えず数々のトラップに驚く。









次々とくねる林道を縫って行くのだが、RPGゲームのように難解ステージが変化する。まことにハンドリングに手間取るルートに思えた。午前の部でDG君が1本でも充分と所用で帰宅される。次点は降り立つ谷合いから見て対向尾根に駆け上がる。第二座ピークは霧がかかりポツポツと雨粒が落ちてきた。パーゴラ軒下でランチをほうばりながら天気待ちをする。やや小降りになったところで直滑降スタートとなる。









初めから地面が隠れる笹尾根で急に滑ったり藪に寄ったり緑のコースターである。やがて中継峠に差し掛かるがここからは歓喜核心部。とぼけてもコースアウトしない掘割ループが続く。しかし調子に乗り苔岩で滑落したり、濡道避け壁突進したり注意箇所が多い。深い森を抜けるハーフパイプなので降雨で濡れることは無かった。しかし障害物競争のようで、「雨にも負けず風にも負けず」山バカはよく遊んだのだった。









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5/22:【上野国・火山激走ドタバタ降下隊】の巻

2018/05/22(Tue)01:25










5/20七名が上野国(こうずけのくに)底面約25kmの大型成層火山へ向かった。昨年中頃より山達人様に誘われ以降独自で乗車率高いルートを求めて今回で第4回となった。当日快晴であったが1500m標高は肌寒し。1ヶ月は気温が遅れている。頂部には大小湖を湛えそのカルデラ淵に上がるようさらに担ぎ押し登りでスタート峠に到着。ここからは先の遠大なトレイルを想像し難い鬱蒼とした導入である。











進入した尾根筋は青葉が囲む雄大な道筋である。側にクマ笹が生い茂り視覚的ガードレールに感じるが、そのヤセ尾根の様は左右どちらに転んでも転落必至。そのリスクにも関わらず各位慌てつつ駆け下っていく。スタートからいきなりスリリングなのでいい刺激になったであろう。それ以降は怯むことなく中盤峠からは尾根上を外れ広大な尾根腹をかけ進む。











もう転落リスクのない雄大なルートに差し掛かれば皆思い思いのペースで進む。そのせいで7名隊列が伸びていく。後進の分岐迷いがないように待機するが、植生木々の多くが大木でビッグカントリーな様は首都圏にはないスケール感を感じる。火山だからしてかつて富士山下り同様地質が黒く似た感じだが、カラッとしたドライな気候であるから苔むしたエリアは見られない。











午後は15:00過ぎなのに1400mスタートから再降下。同様ルートで皆目が慣れ足が周り順調に進める。休憩もほぼとらず寡黙に降下する。開始から2/3は午前と同じだが、終盤で別のバリエーションを望み未知の分岐を進む。傾斜は緩いがV時掘れなく直線番長が突進していく。先も知らないのに不安より興奮が優っている。この遠征で快活ルートが確立でき火山トレイル満喫な日であった。




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5/13:【奥武蔵・雨降りまでの愉快な探索】の巻

2018/05/13(Sun)21:02








5/13は午後からとか夕刻から雨が降ると天気予報別にまちまちだったが、前回時間切れで廻れなかった未開トレイルを探索続きに出向く。朝一に高速系トレイルで足慣らししようとスタート峠まで這い上がる。すると偶然にも地元レジェンドOZ氏がヒルクライムされて登場され驚く。たしか1年以上前の飯能岩山での同行ぶりで再会できたのであった。当然伴走を頼み勇んで進む。









ここからは彼の馴染みの周回ルートらしく先導してもらうが、岩ゴロが多くてスリップ気味でもスマートなライン取りでスイスイ攻められる。さすが彼の庭先トレイルだと感心する。おかげで難所抜けを真似出来ずに大転倒君も現われ前回よりハイテンション&ハイペースでゴールしてしまう。ここでOZ氏とのランデブー学習も終了。再会を願う挨拶を頂き見送るのだ。









二座目のお山は隣接しており曇り空を気にしながらスタート山寺へ上り詰めた。西行き導入が辺鄙でまた行く先分岐が多かった。GPS-Mapに頼るが波線をクロスしたりシンクロしたり困りながら進む。緩やかな巻道下りやシダ囲みの深い掘割続きでなかなか風情のある古径であった。三番ルートは同じ山寺スタートから東へ降る尾根である。馴染みの縦走より未知の支尾根への分岐を定め往く。









不安定気候のせいで全くハイカーさんに遭遇せずホイホイ進む。従来の直行本線よりもテクニカルでワインディングが楽しい。本日一の快感ルートであった。探索成功に気を良くし、お代りランしようとまた登坂に向かうが、降雨ポツリポツリがザーザーに。あぁ三走目で無念の退散となる。しかし目的は達成でき[好感トレイル認定]にて上機嫌で帰れたのであった。



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