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▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

8/11:【山の日万歳ツアー・奥武蔵裏参道】の巻

2016/08/11(Thu)23:30












盛夏8/11山の日。当日SNS交流2年で初お目見えU.S氏と5年ぶり再会J.Y氏と合流相成る。奥武蔵800m級山系は気温26度と快適気候に恵まれる。そしてお二人ともHT+ビンディング搭載でも果敢に裏参道特盛り根っこスロープに挑む。中盤では大藪化したスーパートラバースで足元見えずガレ酷く障害物走で往く。おかげで先導当方上腕は小傷だらけになる。沢伝いでは大ガレ石を避けやけくそで駆けた。皆逆ギレしてなぜか愉快になるのである。その後あげく当方枝ぶりでヘッドカムのレンズ破損をくらう。終盤では借用機で転倒しJ.Y号オイルラインを痛めて誠に恐縮致す。こんな破綻ゴールだったので第2ルートは持ち越しリベンジとした。ドタバタツアーではあったが未知ルートをご案内でき目的は達成。栄えある「山の日」の賛同に感謝致すものである。













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7/31:【2年越しのお約束・奥武蔵ライド】の巻

2016/07/31(Sun)22:58












昨7/31は梅雨も明け夏らしい陽気に恵まれた山行き。この日は2年前より「山行く行く詐欺?」ですれ違った同志のY.H氏とようやくお会いできた。山遊びに関してはひたむきで誠実な印象のままであった。1000m弱クラスのピークでも風は爽やかなり。当山系では格別なルートにいざなったが、ご同行S.U氏とも遊び尽くすといった駆け方は嬉々揚々でガイドのし甲斐があるもの。お二人とも結局知人の知人繋がりで、共に知るトレイルはいくらでもあり「山バカワールド」は狭いと実感。以前より目論んだワイルドルート=林業道も新設されており勇んで突進する。













バーム祭りも展開し無邪気に戯れるようだった。長めの道程ながら皆ゆとりをもち話しながら駆けるのだが、それが災いして自己マシンのプーリーギヤ落下に気づかずに一番美味しいゾーン前にしょげる。止む無くチェーン詰めでほとんど漕げずに発進。やけくそノンストップで駆け歴走最速で下界に吐き出される。午後一時過ぎにはゴールしたので、遅めのランチは明覚駅至近の▶︎【カフェギャラリー番匠】にて新メニューカレーを頂く。それは本格的な賞味で感心した。河川際にテラスがあるのでエアコン効かせなくても涼しい。盛夏午後のひとときにやけに和むのであった 。













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7/12:【奥の奥多摩・山バカゲリラの雄叫び】の巻

2016/07/12(Tue)00:21












昨7/10はかつてよく山を共にしたW君率いる千葉側隊4名と合流。下りバカ志向に相応しい「奥の奥多摩もう少しで山梨」の尾根へ誘う。先日降雨で土質危ぶまれたが、思いのほか広葉樹の腐葉土は水はけが良くかえってグリップにちょうど良い具合であった。気温も標高1100mでは26度・低湿度でとても爽やかだった。これには北西から流れる気流が「風の道」=奥多摩湖・多摩川に注ぎ辺りを清涼にしていくのだろう。初夏とは思えないその快適さで皆走りに集中できたのではないか。











気候が良いせいか当山域で初めて団体ハイカー方たちに出会う。団塊世代以上なのにここの急傾斜はしんどいだろうと「頑張ってください」挨拶を繰り返し見送る。当トレイル全体はテクニカルな走りを要求されるが、彼らは本来常設DH族なので初盤慣らしで駆ければ、転落しても倒木激突しても放置。遊びに対するタフさはなかなかの山バカ隊である。皆にとって初トレイルで歓喜する様は自分にとっては過去の事だからかえってその様が新鮮に映るもの。新天地と愛着トレイルをまた繰り返していくのだろう。また山バカゲリラの雄叫びが何処かでこだまするのだろう。














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6/19:【奥武蔵リベンジ3トレイル探索】の巻

2016/06/19(Sun)23:01












昨5/29に奥武蔵未知の二尾根探索行したが午前の部終盤で経路ずれ超登り下りを繰り返した。あまりに悔しかったので6/18は新たな課題を加算して2ルート探索と1ルート復習の途につく。午前第1走は森林深い尾根で当日の激しい日射を免れる。初走りなのに明瞭な道筋だったので先にどんどん導かれるよう愉快に快走できた。そして午後の部はリベンジ走。中盤までは時折天空が開け猛暑が襲うのだが、正規ルート確立の命題一心に注意を凝らし最終分岐を探した。

通常の登山道は下るにつれ径が広がり踏み固められているのだが、この尾根道は下るに狭まり劇降下が迫るのである。記憶のそれより降下アトラクションは豊富だった。問題分岐は思いの外すぐに見つかり直進集中では多くのことを見逃すものだと反省する。ハイカーも滅多に通わない側道は荒れ放題だったが目的走破は完遂できた。













今回複数ルートを選び段々上級テク必要な遷移で第3ルートへ皆をいざなう。乗車率も最高で薄暗い林間だがそれだけスリルも味わえる。当日3ルートはそのスタイルも様々で個性が傑出している。本来当山域10ルートを策定し、3ルートに絞ったが1日で巡るには充分満足を得られる。年々無名マイナーなトレイルを巡るようになったのは、メジャー山道は行き尽くし我ながら基本的に飽きっぽいから。ドキドキする道探しは日常生活への良い刺激になる。

現況それら道筋をオープンにできない時勢だが、いつの間にかまるで「少年達の秘密基地開発」のように成ってきたようだ。それには登山サイト情報・モバイルGPSビュワー等アプリ充実で高精度サーチが格段に達成できるようになった。これから以降も同志協力を得て、我らを活かす道がさらに拡がるよう活動継続したいものである。














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5/31:【奥武蔵フロンティアW-DH完結】の巻

2016/05/31(Tue)00:37











昨5/29奥武蔵中枢の背稜より二山尾根を選択し3名で探索行となる。下調べは充分してスマホGPSアプリを駆使し未知の尾根に挑む。第一山は確信もなくルートを辿るのだが地図上にない分岐が思いのほか多かった。道標僅かな行程は勘を働かせるだけでは酷い目に遭う。なので不安になる前に逐一現在位置を確認しながら往く。中盤には予想外の大伐採地からワイルドトラバースが現れ皆で勇んで駆け下る。しかし調子に乗り過ぎ各位クラッシュ・パンク・メカトラに遭い合わせて1時間位ロスしてしまった。以降は素晴らしいトレイルが続いたせいか有頂天になり肝心な最終分岐を見逃してしまう。挙句アップダウン激しい終盤域に嵌まり込んでしまう。その分岐逃しさえ無ければ快走尾根巡りが叶っていただろうと学習すべき行程であった。











さて正午もとうに過ぎ西方3kmの山寺へ移動。第二山ルートこそはスムーズに進めると思っていた。が、同志君が午前後方ブレーキを壊したので彼は乗りこなせるか不安がる。仕方なく当方がその前ブレーキしか効かないマシンを引き受け先導する。巡るうちに思いのほか素晴らしいルートに期待するのだが、はてや急傾斜ヘアピンでは制動不能でスリルを何度も味わう。ここも本来快走が楽しめたはずだが、他者を気遣うゆとりはない。自分だけ超スリルで慌てながら駆けていく。そんな懸命過ぎで体験の質としては上級だった。二部行程ともマイナー尾根なのは登山者にとり眺望なく林間深いこと。また登山口の地の利が悪いためであろう。我らにとり今回の慢心は禁物と勉強になり次回はバッチリOKとの佳き完走成果を得れたのであった。













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5/7:【黄金週間・小菅山嶺物見遊山】の巻

2016/05/07(Sat)00:45











昨5/5小河内と小菅の境にあたる山嶺に4名で出向く。奥多摩の最西端は空気が乾き半月遅れの桜が未だ咲き乱れる。県境至近の目標尾根は一帯広葉樹林で若葉が目に眩しい。急登を押し担ぎ1100m超のピーク部に辿り着き勇み進むが、路面状態も最適で思いのほか倒木も少ない。冬季の間に間伐された木片はトラバース路端にガードレールのようにキチンと積み上げられ林業方々のプロメンテが行き届いていた。未だに積まれる落葉古径に枝打ち片が多く潜み驚き行くのだが、慣れれば掘割の端々を縫うように行けば障害を避けられた。ここが初めての2名はコントローラブルな経路を寡黙に駆ける。そして次第に喜びの声を上げていく。











露天部は28度位あったようだが若葉の森は心地よく最適な湿度である。この山域は何度と来たが当日は歴走一番の気候+コンデション。そのめくるめく状況はどのシーンでも美しく目に映り4名を歓喜に導く。昼食休みではハシャギ過ぎての心地よい疲れに皆して昼寝をしてしまう。このように30分位か寝たことは山走歴で初めてであった。「ここならこれが、あそこならあれができる」など山稜個々に違えば其々楽しみ方は違うもの。その休みを挟み総計12kmを5時間もかけて駆け巡った。我々はただ山道を巡るだけでなく、「己が置かれる環境がいかに素晴らしいものであるか」意識し記録し大事にするような姿勢で居たいと思う。それを気付かせてくれた黄金週間の佳き日・良き山であった。












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5/1:【秩父・岩盤降下W-DH耐久戦線】の巻

2016/05/01(Sun)23:56









昨4/30秩父・奥武蔵の辺境山系に山バカ8名参上。この日は過激な2ルート降下を目論む。まず秩父寄り高速7kmトレイルを巡行していくが、3年ぶりのルートはかつて通い詰めた馴染み深い道程である。核心部のループラインも感覚的記憶が蘇り躊躇なく流せた。皆の歓喜も手伝い快晴のもと生きた心地を体現できるように駆け巡る。乗車率はすこぶる高く休憩など全くとらずトラブルもなかった。しかし皆はここまでが準備運動程度であることを午後の脅威ルートで知ることになる。







第1山から第2山まで40分車移動するが、下界景勝地に向かう国道は大渋滞。我々進路は幸い逆走で空いていたが予定遅延で次点登頂が15時にもなった。時間も押し皆を煽るよう度胸試し難関膨大な尾根を巡る。当山も去ること4年ぶりで道程の岩あり根ありの荒れ方は醜くなり掘割も抉れ箇所が増えた。2時間半もひたすら駆けたに関わらず故障・怪我は幸いなかった。皆さぞ賢明に頑張ったのだと関心したものだった。当エリア超級二山ではかなり皆の度胸試しとマシン耐久テストになったことであろう。











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