1/10:【隠れ里は晴天なり】裏トレイル紀行
2016/01/10(Sun)20:37
2016年緒戦は1/9要件消化で突然決まったトレイル巡りへ旧来盟友君と初参加君とで往く。川口北部の開発より取り残された谷戸(丘陵地が浸食形成された谷状地形)・河岸段丘・保全林等の隠れトレイルを先導する。地域最標高の台地から下り基調で進み寺社参拝にも立ち寄る。市街地からは想像もつかない裏道を繋いで往くが、導入は民家垣根脇や畑の畦道延長等であるから同行者は不思議がる。彼ら住む隣接市には見当たらぬ風景のようだ。
斜面樹林は丘陵地より低地の集水域であり狭隘地形である為日照時間が短く、水はけも悪く雨後は湿地になることが多い。当方は従来から山道探索の度、峠法面・尾根断面などの地層観察しては原風景を推測していた。その要領で開発を免れた自然保全地区を見ると地形やその成り立ちが分かってきた。結局は民間にとって使い辛い土地が取り残されてきたのだ。たまにはのんびりと駆けることで貴重な自然環境の存在理由を学習できてきた。
▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
No.544|▲○Report & Plan|Comment(1)|Trackback