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▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

1/10:【隠れ里は晴天なり】裏トレイル紀行

2016/01/10(Sun)20:37









2016年緒戦は1/9要件消化で突然決まったトレイル巡りへ旧来盟友君と初参加君とで往く。川口北部の開発より取り残された谷戸(丘陵地が浸食形成された谷状地形)・河岸段丘・保全林等の隠れトレイルを先導する。地域最標高の台地から下り基調で進み寺社参拝にも立ち寄る。市街地からは想像もつかない裏道を繋いで往くが、導入は民家垣根脇や畑の畦道延長等であるから同行者は不思議がる。彼ら住む隣接市には見当たらぬ風景のようだ。









斜面樹林は丘陵地より低地の集水域であり狭隘地形である為日照時間が短く、水はけも悪く雨後は湿地になることが多い。当方は従来から山道探索の度、峠法面・尾根断面などの地層観察しては原風景を推測していた。その要領で開発を免れた自然保全地区を見ると地形やその成り立ちが分かってきた。結局は民間にとって使い辛い土地が取り残されてきたのだ。たまにはのんびりと駆けることで貴重な自然環境の存在理由を学習できてきた。











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12/27:【玉砕するも無駄に散らず】本年最終戦線記

2015/12/27(Sun)00:14









平成二十七年最終戦線・奥武蔵快晴なり。三年ぶりYT山頂這い上がるのだが、かつて森に覆われた頂は大伐採され極素晴らしい展望になり、まるで初登頂山のように変滅せり。して下り先も見渡せ余計脅威を感じたもの。本日六名部隊は再会久しいが相変わらず生粋の下り馬鹿。捨てるもの失うもの無しの思い切り変わらず。なので奇襲作戦において大破しても躊躇なく進軍続行である。









しかしこの午前道程で大岩に接触し前輪スポークが飛びこの一戦で我れ玉砕。フォークオイル漏れで古参K貴兄も玉砕。哀れ午後の北西部本戦前に戦線離脱せり。しかしそのままでは悔しく午後山域で戦力維持部隊の勇姿記録班になり賜う。各位躍動を待ち撮りしては徒歩で先を急ぎ二名で変わるがわる映像記録するのである。して初盤だけでも下れば充分撮れると励むが、次々に良景地点が現れ結局標高半分近くまで下ってしまう。









あまりに日差しの落葉道程が美しかった。通常DHでは見過ごす自然美に触れ気持ちが高揚してしまった。歩き草臥れもしたがおかげで良い映像が撮れた。二名で大破はしても意味のある記録行動を敢行。しかしこんな役どころは初経験ではある。最終線戦果は華やかなりし元気な盟友勇姿を収め締めくくれたのである。「玉砕するも無駄に散らず」これもひとつの教訓なり。










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12/17:【奥武蔵・激下り特攻隊】総玉砕の巻

2015/12/17(Thu)01:16









昨11/22濃霧で登坂不能だった奥武蔵900m弱のピーク。12/12は3名であらためて登頂。以前より伴走約束したK.T氏ともようやく合流。当日は頂上でも和み昼食が摂れるほど温暖だった。快晴のもと士気高揚で降下するが、久しぶりで裏尾根道導入を間違えて再調査。その入口は誰もが怪訝に思うような笹薮の穴を突進するもの。見過ごすのは当然な隙間を潜るのは皆不安だったろう。そんな不案内なのはそれが巡視作業道だからである。そして尾根肩部を抜け幅員拡張し走行可になる。よもや直ぐに先底が見えない急傾斜が迫るのだ。









一辺100mあろうか全線クリアすべく集中力は保持不能。皆のビビリ走を楽しく拝見。同行2名は初下りでも挑んだので「偉いなぁ」でなく、さすが「真正山バカ」なのであった。根性も要るだろうが乗り切れば快感度も相当なもの。次々と迫る激坂はRPGゲームでの激変ステージに挑ませる如くなり。この特攻連続の刺激を受けると終盤真正DHでのスリルはあまり感じなかった。途上で掘削仕立ての工事経路があったが、また愉快な道が出来そうで期待ともに歓喜続く道程であった。










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11/22:【ご無沙汰トレイル万有引力の虜編】

2015/11/22(Sun)22:42











11/22連休中日、2年ぶりの奥武蔵秘境に出向く。午前の部・標高1000m弱から降下するが、付近ガスというか雲中を冷え冷えスタート。久々当トレイルは驚くほど掘れ過ぎ進み驚く。濡れ路面を警戒しエスケープWトラックへ進べば雲から脱してくる。皆のお馴染みルートであるからボディ暖気なれば汗かきながら調子よく駆けるのだ。まるで里帰りのような郷愁に浸るよう多様な表情の道を往く。それは流れる情景の彩りが心地よく視界を巡るように。











午後の部は仲間も知らぬ秘蔵ルートへ出向くが、その前に趣深い食事処にて肉汁うどんでエナジー補給。そして500mヒルクライムにて核心部導入にある名刹禅寺参りし観光気分で和む。旧来馬引きで物資運びしたという掘割古径へ先導するが、それは小刻みなRを描くコーナー続きで多忙なルート。後ろ3名は騒ぎ立て我を追い立てるように進む。まるで雪崩に流されるように麓に着けば、当然のごとくおかわりラン快諾。また上り詰めては再度ワンパク君達に追われる。皆万有引力の虜になりて狂喜乱舞するのであった。











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10/13:【ブランク明け七転八倒DHトレイル】

2015/10/13(Tue)05:23









昨10/12体育の日。我らは4人とも超ブランク明けで1,000m越え山によじ登る。スタートからの担ぎも体訛りでおぼつかず。皆とにかく2ヶ月~半年は本格山系で乗れてないのだ。各位とも管理職・パパ業また体故障で自由を奪われている。もうとにかく最適期山系に惹かれ、たった一週間前に召集したのに皆よく登場してくれた。皆行きたい気持ち溜まってたんだなと納得した。











▼スライドショー・ムービー












2、3年ぶりにやってきた当山道は落枝・倒木が相当増え動体視力も追いつかず、各位要所でショック受け声を上げる。しかし中盤に差掛かり体もほぐれ勘が戻った頃から有頂天に変わる。初夏の常設コースで大怪我負った諸兄にはハードなリハビリ降下だろうが、察するに「これだ、この感じ。行くぞイケイケ。」と心中唱えるように笑みも増したのだろう。背後のハイテンションをしっかり感じた。







皆いくら社会・家庭で多忙でも、しっかり体に染み付いたトレイルの走り心地は忘れがたいもの。例え自転車習慣を削られても「好きだという心は誰にも奪われることはない」山行きブランクでそれに気付かされた。仲間との共有価値観もありがたく感じられ「どうしたら自分が元気になるのか?」→皆よくわかっているのであった。



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10/8:【なんちゃってトレイル風疾走記】

2015/10/08(Thu)22:32



昨10/4弊ロッキーマウンテン号のホイルスポーク張りとリアサス不具合メンテをして半年ぶりに組み直したの図なり。来る体育の日に本格トレイル行き予定に合わせチューンをした次第。そして翌日に足慣らしを兼ね至近の「なんちゃってトレイル」を目指し体なまりをほぐすように行く。


 ▲趣深い峠風=単なる雑木林の外端


▲尾根上風=単なる畑の農道


▲大花畑風=単なる畑の隅の部分


▲果敢に駆ける風=引締まった顔をしてるだけ


▲頂上岩群風=公園の石積みの小滝


▲疾走風=シャッタースピードが遅いだけ


▲尾根上防火帯風=造園業者の作業道


▲この木なんの木?風=みんなが集まる木ですから…


▲爆走どうや風=単なるブレ写真


▲たそがれの湖畔風=ただの人口貯水池


▲はんなり京風=そうだ、埼玉に行こう…

この度は山並みを渡る風を肌で感じながら、雄大な山河を疾走。最適な季節ならではの爽快感を味わえた。という妄想的リハーサルだったのでござる。お山ご無沙汰の皆様もこのベストシーズンにやる気活かされますよう。


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9/22:【安行隠れトレイル&古民家カフェ探訪】

2015/09/22(Tue)00:23



巷のシルバーウィーク等どこ吹く風。そんな週間返上で勤務続きの身分なり。しかし突然9/21に業務合間に恵まれ、ここぞとばかり近辺の隠れトレイル探訪にいざ行くべし。16年愛用GT号に久しぶりにブロックタイヤを履かせる。当日は快晴快調で舗装から未舗装へと繰り返し繋げるが、トレイルのみ駆けたように脳内変換して行くのである。







上機嫌に駆けたるや乾いた秋風を感じ、行程中盤は丘陵なので賢明果敢に挑むヒルクライムも味わえる。なんとも張り切り甲斐ある気候だった。スポーツサイクルの好期に飛び込みトレイルでの快活感が蘇った。








行程後半は古寺に向かうがその途中に【ランチカフェ・木ぐらし 】という古民家リノベーション店舗を発見する。店内はご主人の深い木材造詣が伺える。そのこだわり空間では「木のあたたかさ、優しさ」を感じられ職人匠技に感心したもの。







ランチは通常850円一種のみのようだが、曜日によりビッフェ等のメニューもあるようだ。食事時を外したのでコーヒーのみを頂いた。献立を見ると元祖和風オーガニック的な田舎料理で次回は是非に賞味したいものである。

【ランチカフェ・木ぐらし】◆住所:川口市安行944-2
◆TEL:048-229-2153 ◆営業時間:11:00~17:00
◆定休:水曜日および第1・3・5週日曜日






行く先々の木陰路では先の多雨影響でぬかるみもあったが、そのスリップ感覚も良い刺激だった。また要所で宅地造成寸断されたトレイルもあった。しかしこの安行地区は造園業種の緑地面積が広くまた起伏があるので、コマ切れでもトレイル巡りできる稀有な里山的区域だ。そんな裏道トレイルに嬉しくペダルを踏みしめるのであった。





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