mtrblog

▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

12/3:【Y's Roadスポーツバイクデモ】見聞録

2012/12/03(Mon)18:29



















昨12/1(土)戸田市彩湖・道満グリーンパークにて開催された【Y's Roadスポーツバイクデモ】に出向く。正午頃に出かけようと思えばにわか雨+雹が集中し振ったせいで13時前に到着。会場外周での朝からのエンデューロレースは敢行され表彰が行われていた。やはり会場はローディー族方が多勢来場されていた。
75ものブースを自由に見廻るうち同行者とは一旦離れたものの後に迷子になったり、しょうがないので2013Newフルサスモデルに7台位試乗しコースを巡る。やはり個性あるリンケージ構造別に乗り換えると各工夫を面白く比較出来た。同行者より後で聞くにDHプロ軍団が来場されたようで、なんと選手同士トラック中央でサイクル・ポロのデモに興じていたようである。遅く来たのでアウトレットアイテムも残り少なくがっかりだったが、多くのサイクルファンの積極行動に気概を感じた。2時間余りの観覧だったが、やはりアウトドア展示の方が清々しい気分で見れるものと思えたのだった。
























▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ




No.490|▲○Report & PlanComment(2)Trackback

11/26:天鳳山紅葉【我れ往く果てを知らず】の巻

2012/11/26(Mon)02:18























昨山行予定11/23は雨天中止で鬱憤補填とし翌日自宅より西方の天鳳山禅寺に向かった。ここは武蔵野の面影を残す貴重な自然に恵まれる。俗世間との境界を示す山門を抜けると伽藍収まる境内が開け紅葉の鮮やかさ際立つ。その核心地は紅葉狩カメラマン様多勢が陣取り高級カメラを駆使していた。密集で立ち位置譲り合う場は避け自分は地味な奥地へ。境内の奥丘陵に登り詰めればひと気も疎ら。常緑樹に混じり密やかに紅金色に染まる枝葉を追う。残照に映える葉脈、そして滝しぶきを浴び濡れたる様など見ては境遇の差に関心を向ける。多勢が気付かぬ個性的構図は無いものか?と「我れ往く果てを知らず」また奥へと徘徊するのであった。































▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.489|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

11/20:【Ysロード12/1(土)スポーツバイクデモ】開催

2012/11/20(Tue)00:00



昨今の自転車ブームにしては例年より[サイクルモード]は規模が小さくなり、またオンロード寄り展示が多く、メーカー各社自体エントリーも減るばかり。MTB乗りには退屈な展示だったかも知れないですな。近年Newイヤーモデルは秋以前に発表されるようになり販売店で見る方が早いという現象があるようです。

そこで国内大展示会・千秋楽として埼玉県戸田市彩湖・道満グリーンパークにて
12/1(土)【Ys Roadスポーツバイクデモ】(入場無料/10:00am~16:00pm)が開催されます。それは広大な公園を貸切のように使われ、当方は自宅から近い事も有り毎年往くにつれ規模が大きくなり楽しみにしています。

今回12/1(土)の展示規模もさらにパワーアップし、[展示:100ブランド/2013モデル試乗:200台/アウトレット販売:60社]が出展されるようです。試乗車もかなり揃い、アウトレットパーツ・ウェアざくざくのお宝市も結構楽しめるはず。このような大規模屋外展示は珍しく、やはり自然光で見るモデルの方がリアリティがあるもの。なんだかUSAモントレーでのバイクイベントSeaOtter Classicミニ版のような活気を感じますよ。





少数派であるMTB族のオススメ会場周りは【1.アウトレットお宝市】→【2.コンビニ調達ランチ】→【3.MTB試乗しまくり大会】がベスト。
昨年はアウトレットにてパーツ以外にもレースフェイス限定超特価ウェアなどカジュアルな品揃えも多く、会場一周りするなり即売切れるような盛況でした。8:30から[Ysカップ4時間エンデューロ]も有り、その終わり12:30までにアウトレット攻略をしましょう。会場内軽食バザーには吉野家が賛同するらしいです。しかし他食品ともに早くに売切れ、近所に店など無く飲食品は要持込みでありまする。試乗者が多過ぎると貸しヘルメット(義務化)が無くなるので、乗り込みたい方はマイヘルメット持参が良しです。

試乗では普段見れぬ高級車も勢揃い。ハードテールは走り込まないと乗り味は掴みにくいですが、フルサス機種は短距離でも上下動にて動作機構がよく分かります。2012モデルで進化に驚いたのは乗車中ジオメトリまで変更できるCannondale Jekyllでした。今年は私的に650Bホイール機種に注目であります。





会場は荒川CR上なのでローディ族方が大勢乗り付けてきます。片隅では少数派来場の個性あるMTB族愛車を眺めるのも面白いもの。12月の河川敷は当然寒いので防寒ウェアで来られるように。昨年のようにまた意外な知り合い方に遭遇するかも知れず。新し物好きならかなり楽しめるこのデモ展示会。では同志殿方会場にてお会いできますよう。

12/1開催【Ys Roadスポーツバイクデモ】(入場無料/10:00am~16:00pm)
◆第10回開催主催:株式会社ワイ・インターナショナル
◆開催日:平成24年12月1日(土)
◆開催場所 会場:埼玉県戸田市大字重瀬 彩湖
道満グリーンパーク多目的広場
◆予定来場者数:5,000人 参加費無料
◆内容:展示、試乗、即売会
◇2013年最新バイク・フレーム・部品・用品展示発表会:100ブランド
◇2013年最新モデルの大試乗会:200台予定
◇アウトレット販売出店予定:企業60社




▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ



No.488|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

11/12【秋の彩りと少年的冒険探訪】の巻

2012/11/12(Mon)02:33











11/10(土)は4名で奥武蔵山系へ。今年は集中・奥多摩探索が続き7ヶ月ぶりに戻って来たようだった。快晴秋空高く山並は青く浮き立つよう。お馴染みの山径はかつて再三挫け繋ぎ合わせた尾根伝い。10km以上の稜線であっても多様な路面状況でまた乗車率が高く忙しく駆ける。林間では風そよぎ木漏れ日が地を揺らすので戸惑いながらガムシャラに勢いをつける。
毎度の昼食景観の場でも小休止だけで急ぐわけは一人の事情で帰宅を急ぐから。そして午後の部探索走が控える圧縮プランであるから。通常の1.5倍速で駆けたので大転倒もあり皆ホットになり半袖で過ごせるようになった。途中素晴らしい景勝地さえやり過ごしアドレナリン・ハイアベレージな午前中進行だった。











さて午後の部は隣接する三日月状の低山探訪。何度か来るうちまだ枝道が有るだろうと目指し3名で登る。ここの山里自治体は近年サイクリスト大歓迎村になり麓の公共施設ではサイクルスタンドや工具まで利用出来る。そして尾根上運動施設に向かうコンベア式エスカレータで標高70m位まで登れ、あと40m押し上げればピークに着ける。さながら常設DHルートのように巡回出来てしまう。
この三日月尾根を左周りに駆けるとご機嫌で下降していく。多岐にルートが有るのだが美しい稜線を放心し往くなり最短ルートを30分で下りきってしまう。なのでまた登り直し次は未知の分岐に進入。しばし順調に行くも大薮を抜け、掘割りを辿り、小竹囲みのトンネルに突進していく。終いには朽ちる橋を緊張し渡る。それはそれは冒険的で少年時代のワクワクする探索のようで愉快であった。












▶mtrwed◆Vol.19【11/10:秋の彩りと少年的冒険探訪編】



▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ




No.486|▲○Report & PlanComment(2)Trackback

11/1:未来革新【バイシクル・フューチャーズ】

2012/11/01(Thu)00:01



昔々自身がMTBに乗り出した15年前は変速21速だった。当時はそれが30速にまで増えると思っていたか?ディスクブレーキやエアサスが主流になると思っていたか?小型NAVIが着けられると思っていたか?それらは全て予想せずして実現されてきた。それに従い本体は軽量化しコンポーネント機能も高度進化してきた割には価格は高騰してはいない。それはなぜだろうか考えもしなかった。



ほとんどのスポーツバイク・フレームに統一規格コンポが実装可能になったのは、出来るだけ廉価に高性能品を市場供給し標準化を確立したシマノの偉大な貢献ゆえだと思う。この会社が自転車業界最大組織である事は揺るぎない。そして業界誌[スポーツグッズインテリジェンス]によるスポーツ市場調査結果では、2011年総売上27億79百万米ドルとシマノは[スポーツ用品産業界]全般においてもサプライヤーとしても世界最大であることが明らかになった。

スポーツ市場でリーダーとなるシマノは大手競合社業績を卸価額でも凌駕していたのだ。以下2位:Jarden/3位:Amer/4位:Adidas/5位:Giant/7位:NIKE/8位:TREKとなっているようにスポーツ産業全体の中でも今や自転車業界が一番収益を上げる産業に発展拡大してきたのである。



このことは世界市場が[省エネ・環境保全・ヘルスコンシャス指向]に変遷して来た結果であろう。それはいかなる産業界に関わらず開発上の共通命題になってきている。市場需要度の高い製品には必ずコストパフォーマンス競争力が求められる。自転車の機材進化が顕著なのに価格があまり上がらないのは、製造業者としてもサプライヤーとしても熾烈な競争が繰り広げられているからなのである。

これまでは字の通り「自転車」は人力を基に構成発展して来たが、近年での進化はよりイージーで高効率なファンクションを求める上で、当然競合に無い電動化・電子化へと機能が先鋭化して来ている。そのなかでも近頃感心したなるほどニュースをムービー紹介してみたい。


ERW - Airless Bicycle Tires


従来タイヤからエアレス化機構を研究開発して来たEnergy Return Wheel社はより安全かつ効率的なエアレス製品特許を取得し完成させた。街乗りはともかく衝撃あるオフロードユーズは先の課題かと思う以上に優れた完成度で目を見張るもの。構造体ベースのバネレートが空気圧に相当するはずで、堅・柔の選択肢が欲しいもの。実際のロールフォワードなどは不明だが、パンク頻繁野郎にとっては試す価値有りと思わせる製品である事は間違い無しである。


Specialized Turbo - Fast


国産電動自転車の発展は目覚ましい物で制限アシスト速度も24kmまで上がったそうな。この国内電動自転車出荷台数はとうとうオートバイ台数を超えたらしい。しかしスポーツバイクでは洗練されたモデルはまだ見当たらず野暮ったいものが多い。自分的にMTBには必要ないが、クロスバイクなどのシティユースなら歓迎出来るもの。そこで今春発表されたのが[Specialized Turbo]それは自然なフレームライン/隠れたバッテリー収納/ケーブル内臓など感心するスマートなバイク。日本ではダメだが45km位で疾走出来るらしい。その市販仕様に近い仕上がりのこのモデルは秀逸だと思う。


The Toyota Prius X Parlee Concept Bike


Shimano Di2やCampagnolo EPSなどの電動変速システムは随分普及している。しかしこの▶Toyota Prius Projects X Parlee Conceptモデルはモノコックカーボンフレームの空力にも優れたモデルだが、特筆ハイテク技術は乗り手の意志感情だけで変速していける機構を操る電子頭脳を持った乗り物である事。それはプリウスの開発コンセプトを踏襲するような、使いやすさ、効率的スマートバイクを考えたらここに行き着いたという。まさにドリームバイクのお手本のようだ。

Automatic Bicycle Transmission


これはPrius Projectsモデルとは違い人の意志可動ではなく、機械任せなオートマチックミッション。登坂・トルクに応じたギヤレシオを選択する仕組みだそうだ。クリアボディなどで機構が見えれば「なるほど度」も高いのだが、外観からは構造は不明でも実用性は充分あると思われる。


Human-Powered Helicopter: Straight Up Difficult


ここに挙げるのは自転車ではないが、人力で進むペダル機構を持つ自転車が発想の原点だということは疑いないところ。子供時分にTVで見た鳥人間大会を彷彿とするものだが、これは垂直離陸なのでより構造+効率的な工夫が重要であろう。フレームは軽量で高耐久なカーボン・トラスで構成され機構ギミックもメカ好きを唸らせるもの。これは便利とか早いとかの進化テーマではなく「人のロマン」を具現化したもの。だから自然と見ながら応援してしまうものだ。

始めに原動機付飛行機を飛ばしたのはライト兄弟だったが、彼らの生業は自転車屋だったことは以外に知られていない話。この世のあらゆる乗り物は元々人力である。かのフェルディナンド・ポルシェ博士も自転車こそがエネルギー効率最高の乗り物と評価していたように自転車に発想の元を求めた乗り物も多い事だろう。


new technology for parking bicycles


自転車の普及率が多い国は先進諸国ではEUベネルクス三国あたり。それらの国にはクルマ製造業がない現状がある。その産業収益に依存しないから個人利益をエコ傾向へと希求しやすい。行政側も方針シフトが早く一般道サイクルレーンも完備されている。その逆にクルマ社会の日本は自転車製造がほぼ無くなった。街も道もキレイと言われるのに自転車を取り巻く環境進展に遅れを取っている。ようやく地方自治体で省スペース・オートパーキングなどが出来て来たようだが。人口密度のある街ではその規模も膨大になるのであろう。



国内家電界がハイテク化して新興国製造に対抗しているように、自転車製造に関しても昨今出荷減で衰退している国内オートバイメーカーが本気で自転車を作ったら世界一高性能なモデルを作れるに決まっているだろ。と残念に思うのであるが、実際FOX等の研究現場では日本カヤバなどオートバイパーツが分解され研究材料としてゴロゴロしているらしい。日本産業全くハイテク持ち腐れなのである。

自身は今まで15年の自転車遍歴でも充分に進化のありがたみを感じてはいる。そしてこれより先も我ら「男のロマン」をくすぐり発展進化していく自転車に喜んで乗れる未来が来るようにと願うものである。



▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ





No.485|▲○Report & PlanComment(2)Trackback

10/23【天高く青き空のもと弾け往く】の巻

2012/10/23(Tue)00:55









10/21(日)は3ヶ月前に開拓した奥多摩最奥の尾根へ。旧来からの山同志11年生NJ君と8年生Hira君と久しぶりに集う。1170mスタート地からはこれまで何度か来て一番の気候+路面コンディション。3度の倒木始末をしてきた成果で、そして一流の山バカ隊なので心置きなくカッ飛ばせる。本ルート最速記録を建てるため存分に駆ける。楽しむのではなく能力を最大限に確かめるのは結構体力もいる。速度を上げるには着座も省き行かなくてはダメなのだな。林間の日差しが激しい辺りは路面の陰影コントラストが激しく、栃落葉が小岩に見えたりハラハラする場面もあったが第一走4500mルートを歴訪最速30分で走り抜けられた。









そして第二走は未知巻道コースを探索行する。崩れ気味径路を始めから押し下り、横ばいで進み沢にずり落ちたり、唖然と見る先は沢崩れであった。1km区間はオフキャンバーで朽ちており本径路は使えずの危険路だった。しかし本道に接続できるので以降は飛ばして行く。ゴール界隈のキャンプ施設には奇遇にも先月初めて会い同山駆けたHaya君が家族同伴で来ていた。至近温泉へ行く前に一走しに来たという。彼も気に入ってくれた道となり第三走は当然拉致しまた登頂していく。再訪なので彼も勢い良く進むので容赦なく行く。しかし結局撮影で構え転んだり、ゴール後に大転倒したり思わぬ所で全員悲惨に弾けたのだった。










▶mtrwed◆Vol.18【10/21天高く青き空のもと弾け往く編】





▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ



今回久しく伴走かなったHira君は自らマウンテンバイクツーリストとしてプロガイド業▶【マウンテンバイクツアー開催中!Freestyle, Ride&Adventure.】
で活躍しております。都内・近郊ツアーパッケージ以外にも参加方要望でのカスタムツアーにも応じられる柔軟な体勢で皆様を楽しませてくれるでしょう。



No.483|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

10/19:【タイヤ奮闘記と新兵器伝】の巻

2012/10/19(Fri)17:05


▲ONZA Canis AM(26×2.25)

Rocky Mountain Altitude 70RSLを導入し1年経ったが本体機構の調子は上々。しかしこれまでの乗り方が荒いのでタイヤをバーストやブロック欠損で3組を消耗した。それはホイル共にバネ下荷重軽量化を狙い軽量タイヤを選択した代償である。軽量タイヤは低圧ではビード圧着しないので高圧気味セットする必要があるがフルサスのダンパー加減で幾分フォロー出来る。漕ぎ出し・取り回しは非常に軽快であるのだが、肉薄なだけ耐久性は望めないのだろう。


▲1st:ONZA Canis AM(26×2.25)540gサイド薄く昨秋に鋭利岩で破裂する。



▲2nd:Continental X-King Race Sport(26×2.2)460gとさらに軽量だが7月ガレ場突入でブロックノブ欠損。この状態になるのは新コンパウンドを採用した製造ロット別における製品での欠陥のようで、同時期に被害に遭っていたお山仲間の▶matzO氏のノブもげもげ体験が参考になり貴重な情報を頂いた。▶該当製品のmtbr forumsスレッドにも欠損例が掲載されていた。
メーカーサイドに問い合わせるなりワランティ(保証対象)扱いになるということで無償交換してもらう。とにかくこのタイヤはグリップの良さと乗り心地を両立させた代え難い好感モデルなのである。


▲サイドノブだけ欠損してしまうというX-King怪現象

こんな症状は初めてで驚いたが、間に合わせに購入した廉価▲3rd:X-Kingケブラービード(26×2.2)580gモデルも8月岩場にてバースト破裂させてしまう。国内正規小売Continental製品は円高還元施行され高めのX-King Race Sportグレードも昨年価格7,035円から→5,775円と20%位安くなったのは吉報である。

各破損の合間に既存KENDA Nebegalなど履かせてもみたが、それは700gと標準的ウエイトでも顕著に重苦しく感じた。USTタイヤも持つが軽量化は見込めず、以前バーストしガムテープ張り+チューブ混入してもダメで押し下りし以降は遠征・高山ではNGにしている。このような失態続きでフレームの次に重い[ホイル+タイヤ]駆動に使うエネルギーは膨大だと実感できてきた。コンパウンドの進化にも助けられ、現状自身のAltitude 70RSLはフルサスAMモデルながら12kgになった。そして近年のタイヤ軽量化競争の結果で凄まじい製品が登場してきている。

▲KENDA KLIMAX LITE 345g 26×1.95(4,830円)
▼MAXXIS MAXXLITE285 285g 26×2.0(11,550円)など驚愕軽量の製品が登場している。以前KLIMAX LITE装着友人XC機に乗せてもらったが、転がり抵抗が軽減し滑らかな乗り心地で超決戦用スペシャル・タイヤだなと感心した。



そしてここ2年愛用して来たBOSCH PAG 14.4V電動インフレーター・ポンプ(17,800円)のニカドバッテリーが今月に入り性能劣化してきたので、交換新品を注文しようとしたら定価が8,500円もする。なので楽天最安値検索で▶卸値通販のホームメイキングで5,355円に辿り着き安値で購入出来た。


▲BOSCH PAG 14.4V電動インフレーター・ポンプ

この電動ポンプは本来自転車用ではないのだが、ホース先にプロ愛用名品▶ヒラメ ポンプヘッド横カム(4,380円)を接合したもの。空気圧デジタルゲージも着いており一気に吹き上がるので、いつも一度膨らましてはやや気を抜き、ビード落ち+チューブ周りの均一定着をさせまた膨らませるとタイヤ歪みは無くなる。通常コンプレッサー型は騒音が酷いがこのPAGポンプなら静かで夜中も使える。



しかし電装欧州一のBOSCH機材に対抗し、10月中旬にUSA電動工具No.1の▶BLACK&DECKERから新製品【マルチエボ:Multievo】が登場した。従来穴あけ・ねじ回し・鋸・ヤスリ掛け等機能別機材は存在したが、マルチエボは駆動体同一でヘッドギア交換だけで8種機能が使える画期的マルチツール。その中にはインフレーター・ポンプもある。バッテリーは18V高性能リチウム電池である。





本シリーズでは[本体+ヘッド3種]スターターキット(19,800円)と数種類のヘッドオプション(4,000円~)を順次発売するそうだ。その多機能で場所とらずのラインは総計45,000円以内で8種ツールが揃い従来の1/3以下価額というコストパフォーマンス。それは世の日曜大工パパさん達を驚かせるものである。
あぁ進化のタイミングを逃し悩まされる者つねに在りし。「知る不幸」と「知らぬ不幸」は表裏に在りて永遠なり。





▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ



No.482|▲○Report & PlanComment(0)Trackback