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8/30:夏を締めるべき快活山巡りの巻

2010/08/30(Mon)00:28









8/28(土)一番奥の奥武蔵山系950m峰へ。当山へは久しく同行 ⇒ナタジゴ山自転車隊の初走行なので迷わぬようにと随行となる。麓の里では朝から猛暑だったが、尾根上稜線は一帯広葉樹なので良き日傘となりドライで27度位。また真に広葉樹林が涼しいわけは「空冷式エンジンに着く冷却フィンの役割を葉が担うから」であろう。と説けばエンジニア諸氏は即ご理解。晴れ続きで初走りには幸い、路面は乾ききり軽快に進む。昨今登山ブームであるが、しかしそれは人気山だけに集中するのだろう。当山ではガラガラで占有し自由に駆ける。





彼らと知り合ったのは3ヶ月前の雨の奥多摩。行き場を考えあぐねた二人を拉致したのが縁の始まり。以降初心ながら独自賢明に活動したらしい。「好きこそ物の上手なり」で難路駆けてもドタバタ感は失せていた。随分ハイペースで山走病に感染したようで最速級の降下でもひるまずに駆けた。勢いのペースは上がり脅威の岩ドロップでもトライしていた。物事の進化に触れることは快活になれる。彼らは地道に山遊びを続け、自由の境地を拡げたいのだと思えた。調子に乗りあまりにハシャギ過ぎ駆けたので皆は筋肉痛になったに違いない。もちろん自分も痛み分け。それも賢明に活きた証なり。

⇒mtrweb Vol.19【8/28:夏を締めるべき快活山巡り 編】






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8/23:ヘッドカム試行錯誤セレクション

2010/08/23(Mon)00:00



映画館にて↑映画泥棒君を見るたびに、我らヘッドカム隊の必死作業を彷彿とさせ可笑しくなる。これまでコンデジ改造マウントで撮影するも激坂でカメラが傾いたり。時にハンドルマウントして揺れが激し過ぎコンニャク画面になったり。撮影工夫で気を使い撮影隊は駆けるに楽しめぬ事もある。当方IXYヘッドカム改は画質は良いのだが、しかしこれまでカメラ2台も大破させたのは自身だけなので、もう余計な気苦労を減らそうと専用機導入を考えべきと思ってきた。
Youtubeでの[チャンネル登録+友だち]から増えてきたコメント+メールでの一番多い質問も「何のカメラ機種を使うか?」である。世界のヘッドカムマンの機種選定失敗や試行錯誤も絶えないようだ。



そんなやりとりで知るプロ仕様は上記写真のように重装備で凄まじい。機種はSONY Video Camが最強なようだが、TVで見る冒険映像も同様で画面に映らない撮影クルーは主人公よりタフなのである。自分達もひと山巡るに4~5台コンデジを回すが、編集毎に各位工夫がわかる。昨今小型ヘッドカム専用機が普及し廉価になり、GoPro HDやContour HDなどに買い替える輩も増えた。


▲【Contour HD】 ▼【DRIFT HD170】

現状の新機種を調べると、仲間にも評判な[Contour HD]は1080PフルHDにUPし、その720Pモードは30fps→60fpsになり画質が滑らかになった。それも国内正規品は45,150円だが海外通販なら$329.99=28,250円で買えてしまう。仲間も2人購入しこれで良しと思ったら、ニューカマーの[DRIFT HD170]という機種が登場。日本正規リリースは8/23以降なので国内レビューはまだ無い。しかしそのスペックを見るうちContour HDに勝る機能が多くあることに目を見張る。

▼先行ヘッドカムとサイズ比較では(左)GoPro:60×42×30(mm)179g
(中)Contour HD:95×63×34(mm)123g/(右)Drift HD:133×50×33(mm)138g




先行2機種に無い【DRIFT HD170】の優位性能
1.液晶画面があり映像確認でき不要画像を削除できる。
3.手元操作ON/OFFリモコンがあり、5m遠隔で静止画もリモート可。
4.広角170度でデジタル4倍ズームしレンズは300度回転。
5.ナイトモードで夜も鮮明撮影可。6.防水仕様で浅い水中撮影可。
7.ヘルメット+ゴーグル+ハンドルマウントが付属。
8.多種カメラマウントも使える1/4インチ受けネジがある。
9.マイクロでなくSDカードが使える。10.満充電で3時間稼働できる。

以上10項目優位スペックをもっても国内販売41,990円/海外通販:$329=28,165円とContour HDより安価なのである。まあこれなら次期装備はDRIFT HD170が決定版か、と思い国内メーカー品を見渡せば...。






なんとSANYOがXacti DMX-GH1という最小モデルをリリースしていた。ヘッドカムではないのだが実際モデルに触れるとそのコンパクトさに驚く。最安22,800円ながら画質は上記3機種より優れるだろう。
【SANYO Xacti DMX-GH1】オープン価格/最安価格=22,800円
◆ムービーFull HD/静止画:約1430万画素◆2.7型ワイド液晶
◆ムービー連続撮影:約60分◆コンポジットビデオNTSC/PAL対応
◆AV出力:ミニHDMI ◆サイズ:109.6×38.5×55(mm)/約172g



しかしこれの問題は従来コンデジ同様に上記写真右のようにヘルメット専用マウントを苦労して自作しなければならない。(上写真・右) あぁ選択課題にまたブチ当たるのだ。人の知らない物を求める自身のジレンマにさいなまされる。山バカ・ヘッドカム野郎の憂鬱は連綿と続くのである。


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8/19:パシフィック・ペダルライフ・デザイン展リポート

2010/08/19(Thu)00:00



8/16午前の部:【マン・レイ展 知られざる創作の秘密】
六本木・国立新美術館にて、同時開催オルセー展は入場70分待ちと脅威混雑だったがメジャーには飛びつくべからず。で、別階企画展の⇒【マン・レイ展】を観覧する。日本では写真家としての印象が強い作家だが、絵画・オブジェなど多様な作品を遺す。作家の欧米移住の遍歴を追えば、その度に苦心し美を磨くよう新技法を編み出していた。「モダンアートの先駆者」として活動の足跡を追う事が出来た。


8/16午後の部:【PACIFIC PEDAL LIFE DESIGN】






そして午後は近隣ミッドタウンで開催の⇒【パシフィック・ペダルライフ・デザイン展】会場に出向いた。実行委員方からの通知から2週遅れで入場。昨今エコロジカルな移動スタイルとして、一大ムーブメントを形成する自転車文化。その乗り物とともに理想生活を提案するという展示主旨である。展示冒頭では市場・街路で働く機種が整然と並ぶ。それらを展示で見ると市民生活を支える質実剛健な貫禄に有り難く思うのだった。

現在アジア広域の自転車用途は荷運・労働手段が主要である。その用途を通じ営みや利用工夫を示す映像展示もある。自転車を操る市民の面持ちからは生きる希望が感じ取れるものだ。そんな実用車しかない国から見れば、スポーツ車を自由に選択入手できるのは当然の事ではない。それが出来る我々は恵まれ過ぎている。使い切らないのに無駄に自転車コレクションしてはならぬと思った。


▲戦時ゼロ戦製造での余剰ジュラルミンを用い戦後量産した三菱十字号。戦闘機同様のリベット接合。

▲MTB・BMXもない'74年にヤマハが製造した革新的フルサスMoto Bike。世に出たのが早すぎた。

会場は体育館程で広くはないが軍用・商用・公共交通・遊戯・スポーツ等多岐な分野機種を100種位揃える展示は希有である。少年期に憧れた希少絶版や往年先端であろう凝ったギミック・スタイルは今やそうは見れない。自分好みのMTBやネオクラシカルなカスタムモデルも結構揃いそれらのマニアック仕様に驚いたりする。前世代機種では半世紀前のシャフトドライブ車の工夫を見たり、フォールディング車元祖がパラシュート部隊軍用であったりと学ぶ事多し。

歴代産物はインダストリアル視点で見ると開発史的博物館のようだ。いずれも日常利便・運動効率を追求した点においては「世界を変えたデザイン」に違いない。個々は小さな人力乗物であっても多様な創意工夫に触れ一層自転車への嗜好が深まると思えた。当展示は入場無料でメーカー主催展とは違い販促目的ではない。純粋に自転車が好きな人にお薦めできる「ときめく自転車文化展」なのである。

PACIFIC PEDAL LIFE DESIGNアジアパシフィックの自転車生活デザイン展
●開催日時:7月29日〜8月27日 10:00〜19:00 ●入場無料
●場所:港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー5階 東京ミッドタウン・デザインハブ
★同主催は青山UNU大学前にて【自転車フリマ:PEDAL MARKE】も開催した。前回は8/8に終了しまた秋に催行予定だとか。












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8/16:霞に包まれし桃源郷DHの巻

2010/08/16(Mon)00:00





8/14(土)埼玉西端の1100m峰へ4名進行。頂部は霧の天然ミストで23度の涼やかさ。眼下には幻想的雲海を望み心ほだされる。そんな盛夏猛暑を避け曇天これ幸いと勇みペダルを蹴る。久しく登場の貴兄 ⇒Oh!my!yama氏はじめ他2名もブランク明けに関わらずストレス吐き出すよう快走。登り返しはほぼ無いため調子に乗り駆けやまず。あげく待ち撮り係をもサボるのである。まあ自身追い撮り係も呆れながら止まれずなのでドンドン追い詰める。





しかし径路多くは石灰岩盤のため濡れ気味路面は滑り放題。前方自爆者の様を哀れんでもおられず、自身もズッこける。やがてドタバタしながらも皆その忙しさを楽しむようになる。なんでそんなに急ぐのか誰も疑問にも思わずハシャギ進んだ。そんなヤケクソさで北路・南路ともに14km駆けたか、盆休の観光駐車場に泥まみれ野人現る、で恥をさらす。達成感を得た野人達はようやくの晴天仰ぎ放心。至福を振り返り、あぁ我らの桃源郷は霞に包まれ夢中に有りと笑うのだった。

⇒mtrweb Vol.18【8/14:霞に包まれし桃源郷DH 編】






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8/5:タフネス&スタイリッシュ厳選ゴーグル

2010/08/05(Thu)01:23


Crews PGX1 $24
トレイルで必須のアイウェアは行程で壊したり、無くしたり。通算7本以上求めたものだが使い込むに、重い・暗い・ズレる等フィット感も含めベストな物は稀だった。そして近年下り系フリーライド傾向で用いれば、より激しい動きに機能不満は顕著になる。またDH用ゴーグルもたまに使うが、動画撮するにもヘッドカム角が視認できず真横も見えない。何よりも高温多湿では曇り激しくルートハンティングには向かない。


DEWALT Concealer $12.50
そんな自身のニーズにマッチするものはゴーグルとサングラスの中間的アイテム。しかし軽量バンド付きアイウェアはオークリー/アディダス等スポーツグラスのブランドでもほぼ無いようだ。そこでかつてミリタリーマニア諸氏より聞いたシューティンググラスを思い出した。その分野で射撃などで使われる[タクティカルゴーグル]は飛び散る泥砂また爆風等から眼を保護する。強靭な耐久性を持っており、曇り止めファン内臓タイプまである。Revision社の下記タクティカルゴーグル射撃被弾テストを見ると驚愕プロテクト性能である。これでも$100しないのだから凄い。自身用途には完全オーバースペックである。


Revision Bullet Ant $90.99




ESS Profile NVG $90 / My Army Goggles

そしてよりライトな[セーフティゴーグルorグラス]はアクティブに行動できるよう、視界を確保し長時間着用でも違和感がないという。軍用に準じた規格のポリカーボネードやバリスティック素材レンズ製品も被弾破砕しないらしい。スミス&ウェッソンやウィンチェスターなどガンメーカーや工具メーカーもこれらを作っている。それらは軍隊/警察/工事関係者などで多用されているという。これらの中から[バンド付き・軽快・スタイリッシュ]の条件で選択にかかった。

Bobster Fuel $50

そんなセーフティゴーグルは国内では産業分野扱いでホームセンターで見られる水中メガネの様な武骨な印象があったが、機能スタイル共に進化した品種がUSA市場には多く流通している。代表的なSAFETY GLASSE USA通販サイトで探すうちに高機能品種でも思いのほか廉価であると気付く。
日本の一般消費者にそれらの認知度が低い要因は、射撃・工業・保安分野製品の情報とニーズが極少ないためであろう。自身も一般的店舗にはスポーツグラスしかないためそのブランド威光に捕われていたように思う。


Pyramex XS3 Plus $6.25

ようやく絞って選択購入したタイプは、US Pyramex社HighlanderとV2Gという2種。デザインシェイプは優れ機能美に満ちている。レンズは各4種ありバンドとテンプルが2ウェイで使える。目立たぬベンチレートもあり、またアンチフォグ・コーティング(曇り止め加工)でストレスになる曇りも解消。フレーム内パッドで風の巻込み防止し、ガラスの10倍強度があるポリカーボネードレンズは99%UVカットできる。厳しい工業基準USA ANSI Z87-2003をクリアし、海上保安庁・救助隊・医療・建設・工業専門分野でも採用され信頼を得ているそうだ。


Pyramex Highlander $6.50




Pyramex V2G 4Type / Temple & Band 2Way



これだけの高機能V2GモデルがUS本国$8.25(国内販売では2100~2400円)で購入できることに驚く。その機能を確信し仲間にも勧めたく複数購入したが見るなり即ご購入完売。さっそくの8/1過酷な山でV2Gをテストしたが、軽量40gでタイトなフィット感と視野が広いことに感心。曇り止め加工も万全で多く巻き上がる砂塵からガードされ満足に使えた。
今回の選択でこんな廉価優秀な産業用が有るのに、いかにブランド物民生品が暴利であるか納得するものである。これからは既存で知るカテゴリーのみを探さず、分野を超えた柔軟な情報収集が必要だと学習するのであった。


Pyramex V2G $8.25

◆製品紹介:【PYRAMEX V2G】【PYRAMEX Highlander】
◆通販サイト:【SAFETY GLASSE USA】【REPMART】


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8/2:雲上にて絶叫響く修行山降下の巻

2010/08/02(Mon)16:43









8/1甲州・駿河を跨ぐ高山へ12名で遠征。麓は晴れても2000m以上は雲の上。気温16度位と爽快なり。下界も先も見えぬまま二国境のポイントから降下する。暫くは馴染みのスロープを駆け落ちるが、進むに従い道筋が昨年とすっかり変わり風化していた。コンパスが無く方向間違えればきっと途方に暮れた。それほどの変わり様に驚いた。
先人が残す踏み跡を追いやがて霧雲も消え先が見えれば安堵。各位は達人級なのでもう放置する。当山は通常山系とは違う走行感。初体験6名は砂礫道に足元すくわれ、さぞ驚いたことだろう。制動も難で速度制御に戸惑い苦楽混同の驚喜が響く。天から見るに我々はアリ地獄に落ちるアリの如し。





中盤以降1400mレベル以下は広大なジャングル。突入するはいいがこの季節は道筋間違えるほど藪が高い。笹茂みに突入したり、掘割に積もる枝草に阻まれV字にハマり込み大変忙しい。麓に向かうに従い熱帯雨林のごとく蒸すが、珍しい植物体系も有りこんなアドベンチャー降下も貴重なり。
ギャップに打たれ腕がしびれる頃、ようやく平原に解き放たれ勇者諸君達成感を得る。複雑な順路ゆえ誰も道を覚えぬ始末だが、全道程は我らの貸切だった。最高地点からひたすら激降下の14km行程は無事終了。いつ来ても巡る度にドラマチックな感動を与えてくれるそんな修行のトレイルである。

⇒mtrweb Vol.17【8/1:雲上にて絶叫響く修行山降下 編】












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7/26:【山ガール】における待望論と社会学

2010/07/26(Mon)00:00







昨今女性に流行したフワフワした服装スタイルの「森ガール」ブームが落ち着き、それに続くよう「山ガール」が増える兆しあり。それは従来のアウトドアブランドだけをまとう女子とは違い、ストリートカジュアルとアウトドアアイテムをコーディネートするという。森から山へ向かった彼女らの動機を【日経ウーマン「山ガール」始めました】から抜粋してみると、
▲どうやら1000m以下の低い山もたくさんあるらしい。
▲スニーカー山と呼ばれるような、軽いハイキング気分でいける山も。
▲山の近くには、温泉があるところも多く、美味しいお店もあるらしい。
▲女性向けのウエアが、カラフルでオシャレになってきている。
▲日帰りで3時間くらいのコースなら、荷物も比較的少なくて済む 。

要約すれば[お洒落で気軽に健康的]につきるようだ。先月御岳山ケーブルカーにてそんな山ガールらしき御一行がいた。それは[4月に街で見る新卒社員]のように落ち着きが無く、山の恐れを知らぬ雰囲気であるが、その健全さには好感が持てたものだ。
その傾向に先立ち一年前位からランドネ等アウトドア・スタイルマガジンが次々と創刊され、一般紙の特集も増えている。「お洒落な山ガール急増!スカートにレギンスで登りたい」「街でもアウトドアスタイル」...などと煽り、関連アイテムも豊富に紹介されている。





そんな兆候も意識せず、先日に小川町スポーツ用品街に行ったが、登山用品店はフロア大拡張も見られ客入り盛況。パタゴニア直営店なども出来ていた。店のはしごでもずっと同行する山ガール予備軍がいた。そんな攻勢にマリンスポーツ店はどこへ行ったかと思ったくらい。目当てのリュック類も10年前よりも膨大バリエーションが有る事に驚いた。
もはやブームを越え多様な層に支持される[登山・トレッキング・トレラン]の大需要に従い、必要とされるブランド・アイテムの品質・機能は向上しユーザー層に確実に認知支持されている。そしてよりライトな仕様は薄く丈夫で動きやすく、多くのスポーツサイクリストにも重宝されているはず。



そこで昨週末、専門職人【ハリウッドランチマーケット】デザイン担当の当方実弟にアウトドア系にまつわる時流を聞けば、かなり前からスポーツ・アウトドア系アイテムは街着としても浸透しており、特にFUJIロックなど野外コンサートに通う層にはアウトドアウェアが天候変化に対応しやすく定着したという。彼らには意外と高価なゴアテックス・マウンパやトレッキングシューズなどが人気で本格志向があるらしい。

このようなムーブメントに自分が期待するのは流行製品購買力の高い若年女性が「山ガール」となり、遊ぶべきシーンで乗れるMTB需要に繋がるようにと考えるから。女性におけるブームは世に一番伝わり易いのである。その影響で男女隔たりなく需要拡大すれば業界も多様車種・機材開発をするに違いなく、我々がMTBの少ないショップでショボくれる事も無くなるのである。





また広範マーケティング視点から↑年季入り山ガール様方は、流行に先んじて登山用品購買に多大貢献していることは間違いない。そのうえデジタル一眼と三脚を抱えて眺望・紅葉など撮りまくる姿をよく見かけ圧倒されたものだ。そんな登山ブームのお陰で首都圏の山道整備は進み快適化したことも確かである。
そして家族の関係性において、父・息子とは違い母・娘は買物同行が多く友達化するのだから、趣向の影響もされ易いはずである。なので我々が山で出会うお母様とお父様にも健全な印象を与えることが肝要。「爽やかに挨拶、優しく対応」そんなことが「娘のMTB要求に反対しないこと」に繋がる重要な行動なり。



以前山頂で我ら愛車に興味示す↑壮年紳士に乗って頂いた事がある。それは大そう喜ばれたが、山ガールでも同様以上だと思う。オンロードではこの様なシチュエーションは有り得ないこと。見知らぬ人と挨拶交わせることが登山においてコミュニケーション最大要点であろう。その利点を活かし同志方もMTB啓蒙を繰り広げて頂きたいもの。そんな積み重ねが社会においての理想的な意志循環に繋がる。我らがもっとハッピーになるには理解者を増やすしかないのである。
そういった時流を自分も意識し目指せ[山ボーイ+α?]で夏山ウェアを一新購入してしまった。どうか山ガールさん伴に我々の味方に成るべく方々が増え、マウンテンバイクを沢山買ってもらえますように。



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