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▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

3/23:春の嵐のせいでカスタム工作員になる。

2010/03/23(Tue)13:46



昨連休中日はせっかくの山行きを嵐が吹き荒れたせいで行けずじまい。なので3年使って傷ボロになった愛用ヘルメット・リデザインを実施いたせり。これまでも同志所有物を勝手にいじりまわしてきたが、シートやオリジナルステッカーを部分に張ったものに過ぎず。またそれでは自己スキル向上せぬと今回はカーボン・ゴールドシート全張りに挑戦。



【洗浄・脱脂】
仲間内でもヘルメット洗浄したことない輩がいるが、それは凄まじい汚れですぞ。一般的XC・ホールの多い型ヘルメットは水洗いするとシェルとスチロール間に水浸入するので乾きにくいが、ハーフキャップ型は一晩で乾く。その後に表面を無水アルコール脱脂。

【使用素材】

⇒【3Mダイノックファイルム・カタログ】



【張込実作業】
1.クリアシートを各面に張りマジックでライン引きし型紙とする。
2.型紙を張込シートの上に合わせライン外に5mmはみ出る形にカットする。
(※球面なのでシートにドライヤー温風あて伸ばし張る。
 部分的に端が歪むので最終的に正規カットアウトとなる)
3.各面中心から外に向けシワを伸ばし張り込む。
4.気泡が入らぬようにシートが熱いうちに始末が必要。
5.張り終えたら全体に再度温風をあてシートを圧着させる。
6.冷めた時点でライン各部をスムーズに正規カットアウト。
(※今回モデルは球面のみ構成でなく、面に沿った折りラインがあるので
 その線をフリーハンドでカットしていく)



旧モデルよりバイザー流用し同様加工着けもしたが、結局はシワヨレなど失敗繰返し2時間半もかかって作業終了。かっこだけの表層だがこれでキズ防止になる。エゴなエコリサイクル完成なり。




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3/15:山岳開拓団・悪戦苦走の巻

2010/03/15(Mon)01:09









3/13絶好天候の中、新山岳ルートを求め5名が山梨県境目前の峠前に集結する。しかし雪害のためその峠越えられず、急遽北側の山系に出向く。気温は高く快適なものの登頂までの急登坂では溶雪が行く手を阻む。そして自分が担ぎのまま谷側に滑落し切株に片腹打ちもがく。あげくヘルメットまで遥か下方に落とす始末。打ちどころがもう少し上なら肋骨が折れたかと運のいい事励みにし770m峰登頂。

その後は雪道を下っては登り返す繰返し。雪上登坂は抵抗増し進みも鈍る。前半終盤の日影巻道は長距離で乗車不能。再三担ぎに休むほど冷えるので参る。当初策定のルート通り進めたが、日暮れリスクがあり前半尾根のみで林道にエスケープする。久しぶりに探索走したが雪溶道は苦心する。同志は難儀にめげず逞しく頑張った。現地で各人の勇気・親切に配当する単位をふざけ考えたが、そんな皆に10,000ドングリ配当。である。

この度3年ぶり位に同志⇒【Freestyle, Ride&Adventure】主宰Hira氏と合流できた。彼も日々トレイル開拓学習を重ね、また自身でトレイル造成もしているという。その熱心さに感心し追加10サルノコシカケ進呈。なり。










⇒mtrweb 写真記録Vol.04【3/13:山岳開拓団・悪戦苦走編】


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3/10:【久しぶりに山開拓しようズ】伝達

2010/03/10(Wed)17:07




▲赤線=同行ペックル氏の予測軌道・青線=正軌道



本号山行同志への業務連絡につき御免容赦くだされ。今週末3/13はようやく晴れ予報で気温18度にもなると。体なまりの[ストレスため気味隊]は江戸最南西の山系攻めに行くべし。DG山(TR尾根・YG尾根)を「く」の字に下る行程なり。(地図上山・尾根名は無)
下り全12kmの後半は未確定トレイルにて[久しぶりに山開拓しようズ]戦線なりけり。登山者情報+仮想探査済で迷走不安無し。集結要領は参加有志に直通達致すなり。道程情景の見上げ写真は登山者昇り撮りゆえ、あくまでこれを降下と想像刷込みのほどおよろしく。



▲(+)=Hi Speed Play



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2/24:梅花絢爛の富士山を往く。

2010/02/24(Wed)00:00







本来なら昨2/21奥武蔵山系に往けるはずが、目的地が積雪気味で行けずじまい。代わりにと梅開花を見に清瀬の丘陵地帯に出向く。以前から寄りたかった名刹の長源寺・長命寺に途中参り、また後の水天宮では初めて見る珍しい天頂三角の明神型鳥居に感心するのだった。境内要所には小ぶりな梅花がけなげにほころんでいた。こうして和の心持ちにて目的の富士山に向かうのである。









そして迷いながらも3年ぶりに富士山麓に到着。と言いつつそこは富士信仰に由来する[中里・富士塚]なり。江戸時代には富士山参拝は庶民にとって夢であったが、女人・老人・子供は行けるものではない。富士山だけでなく日本中の信仰対象の高山は、維新まで女人禁制であったという。
代わりに誰でも参拝できるよう個々の町村にできたのが富士の形をした塚。今でも小さなもの含め主に首都圏に58箇所もあるといわれ、併せて富士山遙拝所として建つのが浅間神社だったのだそう。奥多摩山系によく同名神社があるのだが、全て富士信仰のためのものと理解納得。登った塚はたったの標高11mでも富士の頂きと思うと誇らしく思えるもの。やはり山馬鹿と煙は高いところが好きなり。





そして界隈に散在する梅林に着けども満開ではなかった。まだ多くが紅を蓄える蕾が今開くかとはらんでいる。桜見の場は混雑が常だが、梅見時は冷えるので混むことがなし。誰にも遠慮せず木々を漂えるというもの。
天に向かう枝先の「蕾」は希望で「花」は夢開くがごとし。冬ごもりより今は春へと咲くやこの花。可憐な花弁芳しきこと、いと嬉しく励まされることなり。








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2/22:新東京タワー300m超・漫遊記

2010/02/22(Mon)12:41





昨2/20土曜に浅草界隈に行く寄りで、押上に建設中の新東京タワー・スカイツリーまで出向いた。先週2/16にいよいよ高度300mを超え、実際に見上げるとこれでも半分か?と驚く。脚部建幅も80m+位とダムのようで圧巻。自身が見た建造物で一番巨大に違いない。それはとうに都庁243mを凌ぎ、すぐに現行・東京タワー333mをも超えていくのだ。
下脚部は三角錐で上部に従い円錐となる。その反りは日本刀をイメージし、五重塔の耐震技術を応用した伝統と最先端技術の結集だという。ビルと違い鉄管むき出し構造ゆえ、鉄鋼鳶職方々の作業は凄まじきことと想像される。威容建物は完成形より工程を見るほうが期待感にて想像を掻き立てるものである。もし何もない平原でそびえるなら、ネオ・バベルの塔の如く神聖な出で立ちであろう。2012年春には完成し威風堂々の自立電波塔世界一634mになるそうだ。

⇒【東京スカイツリーWeb】 http://www.tokyo-skytree.jp/index.html








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2/20:デジカメ・スパイラル革新機登場の乱

2010/02/20(Sat)00:52


▲'09購入IXY210IS=勝手に張ったナンチャッテ・カーボンモデルとノーマル

昨年春に当方がコンデジをCanon IXY210ISに買い替え、HD画質も満足で支障なく使えているこの頃である。が、また名機の予感モデルがSONYから3/5リリースという。早いモデルチェンジ頻度には慣れたはずだったが、よくよく仕様調べると[世界初GPS機能搭載]ともにその画期的パフォーマンスに驚く。まだ未発売であり実機は見れないが、自身が使うべきトレイルシーンでの有効性期待度を含めて機能検証してみた。




★機能仕様のトレイル用途期待解説
【CMOSセンサーExmor R】
従来CCDセンサーでなく、ビデオカムに採用する[CMOSセンサーExmor R]を装備。CCDより高感度2倍を実現。暗部動体も鮮明に撮れるということ。
【光学10倍ズームのGレンズ】
一眼レフα用で定評のあるソニー最高峰レンズ採用。動画撮影時の円滑ズーミングも可能で大径レンズならではの画質ノイズも低減できる。
【フルハイビジョン動画撮影機能】
AVCHDフルHD(1920×1080/60コマ)ビデオ撮影が可能。従来のMotion JPEG圧縮より高圧縮率10倍。8GBメモリーで60分撮影可能。
【スイングパノラマ】
カメラを一定方向に振り270度の壮大パノラマ撮影可能。手ブレ補正を行い最大100枚静止画を高速連写。山頂・景観ビューを手軽に記録できる。
【ステレオマイク】
ステレオ録音ならではのトレイルランでの臨場感が増し躍動的記録ができる。
【メモリーSDカード対応】
他社使用機でのメモリー資産がようやくSONY機で継承可能に。
【GPS・コンパス機能搭載】
デジカメ搭載世界初GPS・コンパス機能を使って、撮影位置・方位情報を記録。移動行程イメージマップ作成でトレイルプロセスのログ記録ができる。そのデータはPicasa→Googleマップ→Googleアースと連動できるのだ。
▼GPS機能解説


当モデルは発売前でも価格comコメント期待評価が高く、最安店で38,220円で予約受付を始めている。この[新CMOSセンサー+10倍光学+フルHD]モデルを使った下記の【事実CMも撮れる】の高画質を見てとどめを刺されてしまった。これだけ動画性能が優れたコンデジ機であれば小型ビデオカム+デジイチ機は不要である。昨今デフレデジカメ・スパイラルにおいて当モデルの誘惑は相当に強力である。

⇒【事実CMも撮れる→Syber-ShotフルHD撮影CM映像】
http://www.sony.jp/cyber-shot/madewith/

⇒【SONY Syber-Shot DSC-HX5Vサイト】
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-HX5V/



▲東京・大阪SONYショールームで先行展示中


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2/7:雪山避けたが雪がいっぱいの巻

2010/02/07(Sun)03:08









はい、表題の通り。先日[2/4:冬山MTB難民克服術]を書きながら、予測準備万端と奥武蔵山系に2/6に挑むのだが、820m檥峠付近までに上がれば積雪20cm!下界からの見上げでは分からなかった。せめて傾斜強い道を避け安泰な道を求め、あじさい山方面巻道を探し進む。しかし雪景では発見ならずまた苦登を返す。痩せ尾根下りでは吹雪が激しく、ピークに戻るか討議したが辛抱で下りきる事に。



やがて南向き尾根道に到達する頃、雪面薄らぎ曲芸走りにも慣れ快走になる。その状況差で苦闘より解放された如くガムシャラに進み続けた。我ら活かす道諦めず折れず行けた事、伴走貴兄のタフさに感謝いたせり。苦楽の差が激しいほど体験の質が高いものと自覚するのだ。ツライ事でも感じることが出来るのは、生きているからこそ。冬期には一度くらい雪道も良いと思えたものだ。









▲(+)=Hi Speed Play

⇒mtrweb Vol.03【2/6:雪山避けたが雪がいっぱい 編】

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