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▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

12/15:奥多摩・雨後の激尾根玉砕 編

2009/12/15(Tue)13:50




12/12(土)奥多摩山系は好天に恵まれ、林道終点から1250m峰を目指す。峠法面からの押担ぎでは雨後地滑りで余計に時間がかかる。やがて稜線に乗り鞍部が現れたが林間休息では発汗冷えするので日当たり良い最高峰1360mまで目標延長。急登を経て2時間かけ無名頂部に辿り着く。そこは展望も良く晴れ渡り冬と思えぬ暖かさに和む。

さてここからは皆無事に下れるか?という程の激降下。恐らく奥多摩山系・最大傾斜の肝試しである。皆を煽り特攻のごとく降り始めるが、前者がいきなり大前転。その前方もパニック状態。まるで地雷原を駆け自爆者を避けるように下りアドレナリンMAX。乗れれば快感、果てれば悲惨。1時間かけた登りを10分で降りる程の豪快さに皆アホになる。




その興奮を冷まし中盤濡道を慎重に下るが、工事林道に退避した当方とヒデ氏のみ膝下までドロンコ地獄にハマる。その深さは俯瞰では不明だった。最悪の泥払いに手間取り、果てや外した前輪が谷転落し40分タイムロス...。
以降タイムリミットが迫りやけくそに駆けるが、ドロ詰まりでブレーキが暫く利かずタイヤ性能も死んでスリルありすぎ。終盤林間は暗く根トラップに苛まされ立木に撃突...。豪速+トライアルな濃密9kmDHは5時にもなり里に吐き出されゴール。

今回初賛同の[June_y氏:ARMADA自転車部]&[nodasyu氏:WHITE OUT]をはじめ各位も良く頑張った。当尾根は林道工事迂回が無く、雨後の濡道でなければ高乗車率の痛快ルートである。要テクニックであるが、癖になる本年Best3に入る上級激辛トレイルだ。天地条件良き頃合にまた再来修行すべし。



▲(+)=Hi Speed Play



⇒mtrweb Vol.22【12/12:奥多摩・雨後の激尾根玉砕 編】

▼昨12/11完成の再生NRS号で出動したが、過酷なDHでも新EPICONサスはしっかり働いてくれた。しかし手をかけ美しかった車体がたった1日でコレ!



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12/14:NRS1リバイバル・プラン完成の巻

2009/12/14(Mon)01:22



▼改造前(11/22ノーマルに戻した状態)

▼改造後(12/11組付け完成)


従来せっかちな速攻組立をしていた自分が3週間かけ地道なリビルド作業をした。焦ると不備がでるとの反省だ。師走で生業忙しくとも好きな事なら時間を割こうとするもの。パーツも久しぶりに物色し、じっくり事を運び気付いたこともある。趣味においても「本当の豊かさ」とは単に高級品を得るだけではない。安→高価・低→高機能など選択できる自由を持てることだとわかる。自身が満足するものは独自性だったのだ。同時にかつて喜び得た物の価値を復活させ達成感を得れたのである。
 









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12/10:NEWカー選定本命【プリウス・ワゴン】

2009/12/10(Thu)16:00



半月前に新・プリウス納車に喜ぶ同業知人N氏の報告が伝わる。当方の検討車種でもあったが納車待ち長いと聞き、他X-TRAILなど思案したところだった。そして先週クルマ広告制作取引での代理店方からハイブリッド新車種スクープを耳にする。プリウス・ワゴンが2010年後半リリースだそうだ。現行機種はニッケル水素電池搭載でその大スペースのせいで室内が狭い。Newワゴンは小型で充電容量大のリチウムイオン電池になり室内スペースも格段に拡がる。
国内サイトではまだ見当たらないがスクープ写真をいち早く載せるMotorauthorityより探しコンセプトモデルを見た。⇒【Motorauthority.com】




このスタイルを踏襲してくれればMTBも中に余裕で車載できアウトドア派も納得でビッグヒットになると確信する。スクープ記事にはSUV車も開発かとある。しかし先日プリウス納車済のN氏にはこのトピックは伝えられない。知ったら絶対泣くから。先行既得ユーザーも多くがガックリでしょう。メーカー側は来年助成金デッドラインになって本当に需要のある車種をあと出しし拡販を狙うのでしょう。あぁ新車を買うタイミングは難しいものであります。





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12/8:世界のペダルから・カナダ同志09映像

2009/12/08(Tue)15:53



当方主宰moving movies同志・カナダ在住のSHIGE氏より早くも2009総集編映像アップ報告を頂きました。⇒【SHIGEのがらくた箱】
もはやバンフの地は雪模様にてOFFに入るようです。毎度の映像作ではウィスラー等本場のトレイルシーンを羨ましくそのアクションに魅せられるのであります。ご本人生業はアイアンシェフなのですが、お仲間共々プロライダーの如く躍動されます。いつの日かSHIGE氏の腕を振るった名料理をご馳走になり彼の地を駆けたいと妄想するのでありました。




【WILD ROSE COUNTRY】






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12/3:NRS1リビルド・フレームワーク完成

2009/12/03(Thu)12:13

▼Before

▼After


フレームグラフィック・デザイン決定まで3案目。フィルム貼り失敗でやり直し2回。
カーボン樹脂は傷つき易くカッター作業至難で集中力消耗。
ここまで至る作業は以下プランを基に延滞的進行。連夜作業にて眠気増進なり。
⇒【NRS1-2010 Rebuild Planning】



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11/30:晩秋奥武蔵ころがり放題 編

2009/11/30(Mon)11:39







11/28(土)好天の奥武蔵山系へ7名参上。初盤から連続の肝試し激降下の洗礼を受けるが、路面は過去最良コンディション。ここへの初登場3名含め決死で駆け降り、オールクリアも初めてのこと。皆弾みをつけるとつい開放的になり撮影もままならず飛ばしてしまう。林間は紅葉盛りも過ぎ日当たりも良好。落葉敷き詰められたルートを上機嫌で進む。
この奥武蔵・最長縦走は四山を越え廃道・藪抜けもあるが乗車率は高い。しかし分岐多く難解なのでこれまでMTB族遭遇が一度もない。まさにゲリラDHトレイルなのだ。1年前から伴走望みようやく会えた貴兄とも良き日を過ごせた。ガムシャラに駆けた3時間半は束の間に感じられた。あぁ至福の時は短し。去りゆく秋色を見送るような今秋最高の山巡りだと思えた。一山一期一会なり。






▲(+)=Hi Speed Play

⇒mtrweb写真記録 Vol.21【11/28:晩秋奥武蔵ころがり放題 編】




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11/27:バカーボン号【試行錯誤パーツ工作編】

2009/11/27(Fri)00:02


▲RD=X部分指入らず困難なり(90min)

前号【リビルドパーツ調達編】に至るコーティング全工程は完成まで一週間。フィルムコートに関しては自転車デコ達人はまだ世に見当たらず、建築内装・クルマデコ職人技術を見本にしていきます。出来るかな?を繰り返し一か八かでトライした次第。

【フィルム素材】⇒[Gold=3M Scotchcal Film]⇒[Carbon=3M DI-Noc Film]
【施行用具】定規/メジャー/カッター/ハサミ/ドライヤー/スキージ/プライマー
【工程概要】1.部品洗浄→2.プライマー処理→3.部品採寸→4.フィルム裁断→5.パターン作成→6.貼込み→7.余分カット→8.加熱圧着(※工程時間各部品下:min)


▲Crank=完全脱脂が肝心だが平板は楽チン(90min)

▲Seat post=カーブ内シワ取り至難/細部ターボライター圧着(60min)

▲Stem=接続部カーボン・パターン目合わせ苦慮/ボルトヘッドも金に(60min)

▲Brake Lever=湾曲部多し手に絡まぬよう速技が必須(90min)

▼今回新規購入はペダル+Fサスのみ。双方とも高品質の割に異常な廉価なり。

▲VP components VP-001=平板にGoldのみで簡単(40min)
CNC+シールドベアリング+超軽量364g=6,000円/BMX用に良品有。
⇒[Mtbr Reviews -VP components] ⇒[VP components Pedal Site]



▲SR Suntour EPICON=
継目無しで60×60cm1枚貼り。両手で別個に折ヅルを作るような緊張作業(180min)
展示用払下品を30000円で購入/Airサス・120mmトラベルでも軽量1600g
パワーユーザー評価ではREBAにせまる高性能をローコストで発揮とあり。当社Fサス製品は20ラインで全103種類もあり、マルゾッキやニコライV-BOXXもOEM製造する世界最大サスペンション・メーカーに発展。
⇒[Mtbr Reviews -Epicon] ⇒[SR Suntour Suspension]
以上2品購入で総予算36,000円也+他パーツ再生+フィルムはストック分活用。



この度くたびれパーツを蘇生させるべく試行錯誤し、貼り直しなど失敗も多々ありでしたが、大事に出来るものとは結局自身が多く手をかけた物とわかってきます。どうか世の工作好きなMTB族様も限られた資源と切な~い資金を大切に。


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No.263|▲○Report & PlanComment(6)Trackback()