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▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

11/24:バカーボン号【リビルドパーツ調達編】

2009/11/24(Tue)11:31



昨連休中11/23までに新購入・特製・部分変更含めバカーボン号装備9品目が我が作業場に集結。外した不要パーツは弊隊員の若輩君に進呈する。そして一式組み上げるのは直ぐできるのだが、しかし本体フレームのデザイン・リファイン+再コーティングに時間が掛かる。重ねてこれからの業務繁忙期に従い余暇時間の制約有。
「あぁ...愛車も組みたし、山にも行きたし...」もしや自分へのXマスプレゼントになるかも知れぬが、しょぼいスキルを研ぎ澄ましコツコツと仕上げていきたいものである。













ここまでのパーツコーディネート奮闘解説は後日お伝えいたします。

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11/19:天才バカーボン号・魔改造計画-1

2009/11/19(Thu)16:43


▲ゲルマンユーザー:8.5kgカスタム

先週末より当方NRS1号をオーバーホールに掛かり、次期改造を目論む次第。世界の同ユーザーカスタム+耐久性レビューを見渡しながら仕様策定する。同機は04アテネ五輪競技で優勝しヒットしたらしい。欧州人には質実剛健なのでGIANTやSR SUNTOURが人気であるという。その両社とも今や各分野で世界一企業になってしまった。ブランドバリューに飛びつく日米ユーザーと違い欧州ユーザーは真摯な選択眼を持つと言える。


▲UKユーザーカスタム:国内未発売・憧れDT Swissサスは15万位だが壊れたら直せず。



しかし同機のようなカーボンフルサスを8年以上使う人はおらず、一体どれ位の耐久性あるかも不明。現状11.7kgをさらに軽量化では壊れやすくなるか?などと思案。カラー面でのリビルドテーマは結局[黄金+炭素繊維]に成る。検討にと品を並べたがイメージ材料に過ぎぬ。金といいつつ輝き鈍い真鍮色を希望し、派手さを抑えたさりげない存在感を演出をしたい。ただ自己経済破綻突入せぬよう、只今部品集めとリデザイン案作を進行中。



【Santa Cruz Blur Rebuild】


リビルド(組直し)はやはり計画+過程を有意義に思うもの。
映像を客観視すると原寸大模型作りのようで楽しい。
それに乗れるのだから我らはハッピー...。


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11/16:フレームコーティング6年目の脱皮成果

2009/11/16(Mon)12:43





11/14雨天で山行き中止となり、久しぶりに愛車メンテの日とする。2003年にGiant NRS1モデル購入しフレームにフィルムコーティング施行をしてから6年目。対傷保護目的と元来レッドパターンだったのをゴールドに換えたのだった。そのフィルム素材耐用年数を過ぎ、次点改造目論みを期に剥離していった。保有内6台は同様処理をしているが採寸・パターン作・貼込に5時間掛かる。





上記目的で用いるようなフィルム素材を使うが、3M社製が薄く丈夫で伸びが良く使い易い。屋外耐用年数は5年と長いのだが店舗に置かれないので注文取扱である。
⇒[クリア/カラー=3Mスコッチカル・フィルム(サイン用)]
1m×1m=4,300円〜
⇒[メタル/カーボン=3Mダイノック・フィルム(建築装飾用)]
1.2m×1m=10,770円〜



以前仲間愛車に施行した分の剥離の時には立ち会えず蘇生の様は見れなかった。自他共に通算9台貼り続けてはいたものの、フィルム剥離するのは初体験である。溶剤パーツクリーナーを用いると剥ぐのも楽なのだが、現車のカーボン樹脂フレームでは溶解するので使えない。汚取りだけはアルコールを使うが、傷つかぬよう貼り口に刃を添わせメリメリとゆっくり剥がし挙句3時間も掛かってしまった。

やがて全処理終えれば新車時の艶を放つスケルトンに感激し見入るのだ。これは一番過酷に扱った探索モデルなので傷防止+劣化保護成果を確信する。まるで小学時代のタイムカプセルを開いた時のように感慨深く思うのだった。
先だってTVドキュメントで宮大工棟梁が言っていた言葉。「道具を大事にしねえ奴ぁ、ええ仕事なんか出来ねぇ」全くその通りだ。物作り業もホビーも同様なのだと実感する。自分がしたことは自分に返る。そして我がNRS君は脱皮からほんのひと時の素の状態。また改造+カラー変更+コーティングを繰り返して行くのである。







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11/11:【入間航空祭】国土防衛の勇士観たり

2009/11/11(Wed)10:45






11/3:入間航空祭へ山輪隊5名参上する。待ち構える展示機は高き青空に翼が映える。この首都圏最大・航空祭は3年前に来て以来で観客増大・一般化し、マニアが目立たない位である。各機自由に撮りまわれば始点より遥かに離れ基地広大さにまいる。
午後からは大期待ブルーインパルスのアクロバット飛行が始まる。20万観客は総立ちになり、はしゃぐ子供達の肩車も一斉連立する。編隊は疾風の如く煙幕を放ち次々天空を切っていくよう。豪快な演技ごとに大歓声が響く。眼前通過の豪速機体に撮影隊は大忙しで有頂天。本来当催しは国土防衛体制啓蒙の行事であるが、平和だからこそ経験できる祭典だとありがたく身に染み歓喜したのである。





▲(+)=Hi Speed Play





★当エアショー映像只今制作中・完成次第公開いたします。

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11/5:【MTB堅実工作】デバイスセットアップ編

2009/11/05(Thu)12:25

弊記事[10/30チェーンデバイス考察]閲覧から購入動機持たれた旨を⇒[山で乗ってこそマウンテンバイク]ニコさん+他の方からも伝わりました。ご愛機確認し留意事項があったのでまた同リスクある方のためにも同機取付要領を記します。当方実地テストは10/31・2000m級岩山DHにて過激に行い稼働問題全くなしでした。


▲あんまりだよ、勘弁してよニコ兄さん。(by カツオ)

BB端部はボコボコ過ぎ。このままでは砂埃・水入り放題。フェイスカット疑似処理は簡単です。カマボコ板状に紙ヤスリ巻付け800番→1200番→1500番で丁寧に削るとキレイに研磨可能(BB縁に均一に力を加える事肝心)酷使されたリンク部ベアリングも回転ガリガリで見えぬ内側もドロ詰まり必至。スイングアームは簡単に外れるので内外ともに要クリーニング推奨です。

▲ステンレス製で撓みにくいが強度落ちぬよう削りすぎ注意

ニコさん機写真基に実機仮想にてリスク診断。BB部は隣接スイングアームが近すぎプレート切削が必要。デバイスを仮セットしスイングアームリンクの円周から3mm位逃げた範囲をプレートにマジック線描き切削開始。
アルミ板切削は簡単ですがTruvative Shiftguide Teamはステンレスで固く棒ヤスリで削るには力が必要。(金鋸では微調整削りは無理)万力使えば作業確実。加工部が荒削りままだと作業で傷を負ったり、枯れ草等ひっかけるので面取し滑らか仕上げが肝心。


▲FDブレード下端はバッシュガード外周3mm空き位に

スペーサーリング取付順は間違えやすく、BB端接面にデバイス装着でその外側に2.5m厚1枚だけ差しクランクを取付けです。順違いするとチェーンジャムが起こるので要注意。また従来アウターギアが44Tでしょうから、チェーン取付ではローラーがテンション張るのでコマカットは必要なし。デバイス上ブロックとチェーン間隔は5mm位が適切と思われます。以上セットアップ概略でしたがニコさん試走インプレッションを期待する次第です。


かつて衝動買い三昧の自分が賢実志向になったのは、節約が必要だった若輩同志のお陰。当貴兄は中古5万円MTBを堅実アップグレードし、7倍価以上の先輩マシンと伴にどこでも楽しみ尽くすのです。そのコストパフォーマンス向上を実現させるため廉価部品でもタフに使えるよう自分も機能VS価格を調査するようになったわけです。

この頃ではMTB Blog主方々よりコンタクト頂け、遠隔方とは地域情報共有できませんがメカ情報は充分共有可能と分かります。その方々の愛好心と真摯なこだわりを見ると励みになるものです。お言葉頂いたBlog主方[⇒山で乗ってこそマウンテンバイク様⇒やまみちをはしる(あくまでよてい)様⇒ARMADA自転車部様⇒MTB泥沼日記様]各位様どうかこれよりも良き交歓叶いますよう願います。


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No.257|▲○Report & PlanComment(4)Trackback()

11/2:甲斐の国・万有引力の虜 編

2009/11/02(Mon)17:57






水晶の地盤に立つという甲斐の国・芙蓉之峰2000m。昨10/31驚喜八声が山腹にとどろく。そびえる白き頂を背に雄大原野まで下り転がって行くのである。この度、数日前招集にかかわらず稀なこと旧来同志に2年ぶりに会えた。各位各様活動は続けており、ブランクあろうとその無邪気さは全く変わっていない。
初盤から活気ともにきりりと風を切り、引力に身を任せ身震いするほどの歓喜を味わう。秋の当山は初参上だが中盤からは紅葉萌ゆる赤・黄模様が頭上を舞い飛び優雅に思う。木漏日さす落葉の道は暖色で明るく先を示すのだ。ガムシャラに駆ければ半袖でも良い程の気候に恵まれた。およそ25kmは駆けただろうが、盛夏より断然心地良かった。そして元来同志7名は山バカ治らずだと笑いながら確信したのだった。









▲(+)=Hi Speed Play

⇒mtrweb Vol.20【10/31:甲斐の国・万有引力の虜 編】
★当山ムービー記録は完成次第公開します。

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10/30:チェーンデバイス考察と妄想の果てに

2009/10/30(Fri)12:00


▲77designz Freeduo 119,95Eur

▲Transition Chainguide:$89
ここ数年DH傾向に関わらず愛車メンテをさぼり気味。久しくクランク周り点検すれば、BB周りがチェーン落ち大傷で大ショックのタタリ有り。否応なく2変速デバイスを選定にかかる。まずは至高のデザイン+CNC精度の独77designz Freeduo(国内未発売)を調べるが、これは飾って置きたい妄想を抱くもの。しかし特異なアーム段差がフレーム適合か不明。
そして新発売Transition Chainguide(国内未発売?)もBBマウント所望のところISCGタイプで不可なり。国内販売モデル評をメカ通同志にも聞くが、プレート干渉不明で装着可否を危惧。当人もサイズ不適合で放棄のパーツも有りと聞く。

▲【国内販売2速可変デバイス】(全て税込)
△Racefase Altas Shifting guide:15,540円 △MRP LRP Party:16,590円 
▽BlackSpire Dewliee:13,440円 ▽E.Thirteen DRS:21,000円


果てや定まり付かずMtbr/IBCフォーラムから好評レビューをサーチ。スレッド追ううちようやく「Truvative Shiftguideなら何でも着いて簡単だ」との指摘に辿り着く。おまけに「安いからガンガン壊せ」と...な。世界共通オタク族は威張りん坊なのである。

▲Truvative Shiftguide Team:5,000円  ▲SLXクランクセット・シュミレーション

そんなフォーラム猛者達の熱き意見は、時としてフレームビルダーにも厳格評価を下す。革新事例ではINTENCE機のヘッドアングルがダメ!となる同意見収集し開発元へ再設計要請するような威力を持つ。酷評をR&Dに活かすメーカー姿勢にも感心するもの。
してさっそく馴染みの自転車卸問屋マイスター氏にTruvative Teamについて尋ねれば「地味なロングセラーだから大丈夫」と伝わる。そして本来クランク部は36Tギアとバッシュガードのみ交換で事足りるが、少し加算し卸値でSLXクランク丸ごと購入が適切であるとし2品まとめ発注した。


▲リンク大傷と簡単セッティング

▲バッシュガード=ガリュウメイク・シグネチャー

通常デバイスは装着・調整難解だが求めた2種は20分位で簡単装着。チェーンライン適切で急変速では各部ヒットもローラー溝外れもない。全ギアがスムーズに使える。前記各位アドバイスも功を征し、独断メカ選びで苦渋を飲まずに済んだ。
◆今回お会計=◇Shimano SLX FC-M665 クランク:11005円(20%off値) +
◇Truvative Shiftguide Team:4,000円(20%off値) =■合計:15005円也


当デバイスは廉価優秀に関わらず店頭に並ばぬ逸品。利益優先で仕入れぬのは当然だからだ。例えればジェネリック薬品(特許切れ廉価薬)のように「安いけど効くよ。けれど請求しないと処方しないよ」という類いに等しきことなり。この度けして情報弱者に成るまいと学習。高価デバイスだけの価格で[新デバイス+クランクセット]がお得に完成なり。
妄想にふけず堅実に...「お値段異常ニコリ♪」





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No.255|▲○Report & PlanComment(7)Trackback()