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▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

10/28:曲ヶ谷ノ峰・快走尾根探索 編

2009/10/28(Wed)00:00




10/24(土)奥多摩・曲ヶ谷ノ峰を目指し4名で登った。当初1200mまで押し上げる予定を時間都合で変更しルート北側の957m峰からスタートする。渓谷向かいの山系とは違い広葉樹多い尾根上は紅葉が色づき初めていた。スタートから笹野原をくねり皆初めての割には戸惑いなく進む。
かつて同山系で出向いた南降尾根は登山達人でも難所な行程が有ったが、今回の東降尾根は登り返しもなく広葉樹風情は優雅である。探索というにはスムーズ過ぎ意表を突かれた。やがて傾斜強まる辺りから活気あるJun氏[ジュンイチロウ・チャリ日記]&Kazu氏を先遣隊にし煽るものの、調子に乗りガンガン行き過ぎ待撮りを怠ってしまう。思いのほか加速し止まれず今回は追い撮りばかりなり。



道の成り立ちは見通しが良くMTB向きだと随分感心したが、しかし喜びも束の間、中盤は倒木荒れ・崩落寸前巻道があり500m位の苦行を強いられる。そして終盤はなかなかテクニカルで麓近くで傾斜が強まる。挫折すれば乗り直せずトライアル降下で里へなだれ込むのであった。まあこんな難易のギャップも探索の醍醐味としよう。今回も地図記載しない無名山探索だったが全尾根の60%消化にとどまる。10km行程・標高差800mの割には2時間で降下できるので相当な快速路なのだった。
予定ピークから走破できればきっと充実したDHランになるに違いなく、またの楽しみになると思えた探索行だった。

▲(+)=Hi Speed Play



⇒mtrweb Vol.19【10/24:曲ヶ谷ノ峰・快走尾根探索 編】
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10/20:INNERBIKE ? 2009リポート

2009/10/20(Tue)10:27







昨週末10/17に新改装されたオレンチ郡ワシノヘヤ会場から【INNERBIKE:インナーバイク】をリポート。日頃より当家女将から収納だらしなさの指摘を受けて、ようやく什器改装・配置換えおよび徹底収納しただけの記録。全7台のうち4台のみ1Fに配置し、パーツ分別・処分で油と埃にまみれ奮闘。これでしばらくは苦情はなし。


▲改装前:旧来ボロクソ赤シンク台

▲改装後:黒PP貼りでリファイン化







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10/14:【山岳モノレール】続々完成の謎と展望

2009/10/14(Wed)00:00



昨連休に予定した奥多摩行きはハセツネ(山岳耐久走)開催で山域占領され。秩父は龍勢祭のため国道が使えず断念。やむなく秋川市同志K.I氏宅へ寄り彼が工芸出展した逸品を拝見に陶彩の郷へ伴に訪問した。その後に以前より疑問の奥多摩山岳モノレールの話をすると、彼自身が新線起点を知るそうなので興味津々にそこへ強引に案内してもらう。

3年前位からか同山域モノレールを4路線は確認していたが、それは主には営林での物資運搬するものと認識していた。しかしK.I氏によると同山域には人貨共に運べるよう増設され10路線位あるのではという。
近年の奥多摩事情によると急増する野獣のせいで森林荒廃が増し林業被害だけでなく、保水力低下・山崩落などに繋がる深刻状況が問題視されていた。自治体ぐるみで設営有効性を確信し急務の設置対策だったようである。用途は単なる物資運搬だけでなく狩猟・調査・登山者救助移動など思いのほか多様なのだとわかる。




分かり易い起点を案内してもらったが、人員運搬型は400cc原動機で5名+物資を積める。そして標高1200mまで行く路線設置は5000万円以内で出来るそうだ。レール下にはギアが付いており、これを歯車で噛み進むアプト式を採用している。こんなか細いレールに耐加重があるのかと驚くが、昔の遊園地の電車のような仕様でも40度傾斜をも登り移動出来るという。既に東京最高峰に繋がる石尾根への本格路線も完成したらしい。

路線は登山道に添った設置も在るためハイカーは興ざめすること必至だろう。福祉的に見れば足腰弱る壮年方々が乗れれば良いなと思う。ただの我々行楽には無効だろうが「MTB伴に運んでくれれば...」と野暮な期待をする。石尾根1500m越えまで押し担ぎで4時間かかるのに、寝てる間に到達するのは凄いなと想像だけはする。「乗りたければ自治体に申請するか相談しろ」と言われたが、そのうち要領分かるよう尋ねてみることにしよう。




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10/7:【地元の黙示録】国防意識変革の映像記録

2009/10/07(Wed)12:16



10/3山行遠征予定が雨天延期となり、前日に代行案を本隊Taka氏に相談。そして以前より希望した地元近辺の自衛隊駐屯地の常設展示観覧に行くことに。しかし当日は[東部方面隊50周年観閲]があるという。行事詳細は不明だがとにかく本隊3名自宅から車移動10分の朝霞駐屯地へ出向く。これまで航空展示は観てきたが陸上演習観閲は初体験。



現地着時には運良く晴れて、ゲートから演習域までバス移動し広大さに驚く。観覧スタンドへ着く正午前が演習見せ場と知らされるが、3名はプログラムも分からずに昼食を摂る。して遠方を見渡すと?いきなり戦車隊がガリガリ襲来。そして雷鳴を凌ぐ砲撃爆音に不意を突かれ撮影機会を逃す次第。また空を仰げば飛行隊飛来で兵員降下して来る。観るに忙しい騒動は「奇襲される市民の恐怖」のように圧倒された。



あとは装甲車(燃費1リッターでたった250m!)搭乗を経て多数武器展示を観まわし、重い機銃・バズーカを構えたり。とにかく同伴隊員は山走りより積極的に動き興奮していた。その無邪気さは児童と変らず遊園地を彷徨うよう。はてや3時間も無軌道にうろつき疲れる始末。今回山活動代案だったが、自衛隊従事方々の御苦労が理解できた。国防に関するありがたさを感受できた有意義な体験だったのである。




【地元の黙示録:The HomeTown Apocalypse】 09.10.3
隊列行進の後方に当方が乱入敢行。(00:40)

⇒640×480VGA Big Size




★来る11/3は首都圏最大の入間航空祭開催。
見せ場はブルーインパルス・ダイヤモンドローパス(編隊での超低空飛行)
⇒航空自衛隊・入間基地:IRUMA AIR BASE WEB
⇒航空自衛隊・ブルーインパルス:JASAF HEADLINE WEB


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10/5:【未知との遭遇】同志との歓喜の巻

2009/10/05(Mon)01:24




10/3(土)雨天にて遠征中止になり、翌日に青梅方面丘陵に3名で向かう。ピーク峠では予想外に暑く長袖では辛い。それはセミが笑うように鳴いているほど。同地では天気挽回で他にも同族方をお見かけする。1年半振りに来る道程は掘割道が風化しまた削られ来るごとに荒れてくる。しかし今日は林間でも明るく皆軽快で、久しぶりに多く漕ぐことに気付き張り切る。



そして昼食時には朝に見かけた同族方も起点に戻られた。その方々の6.5intリアサスモデルに初接見し撮影許可頂きながらご贔屓山系を訪ねる。やはり下り系族方と知り以降同伴を希望する。諸兄方々は快く引き受けて頂き早速伴に駆け出して行くのだ。弊記事にて[9/30:MTB同志活性考察]をしたばかりなので、やはり交流希望する同志は居るものだな...と納得しペースを上げる。



この良き機会逃さず実践有るのみである。こういう場合みんな張り切り高揚するのだが、会話なくとも同調している事に嬉しく思うもの。図々しい当方からの動画撮指示まで万膳に応対してもらうのであった。
たった1時間程の伴走だけど親身に接してもらえ、同族双方の姿勢は鏡写しだと心地よく思えた。全行程3時間できりも良く、またの再会を願い送別してもらう。快活なJさんご一行に感謝する次第。一山一期一会なり。




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⇒mtrweb Vol.18【10/4:未知との遭遇・同志との歓喜 編】

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9/27:新DHトレイル探索と美景の至福 編

2009/09/27(Sun)00:21


▲白丸湖畔にて

9/26(土)2年前初登頂した奥多摩・芥場ノ頭(別称)標高1084mより新たなDHルートを探索走に往く。初盤から非常に難易度の高い降下から始まる。快晴続きの当山域はかなり路面が乾燥し、皆ズルズル滑っては躍起に進む。次点はプロライダーと狂気同志2名しか制覇してない激降アタックに初入山H氏挑むも昇天...南無。薮囲み巻道で崖落ち者も居たり、当山はやたらクラッシュが派手なのだ。
このルートは経由山名も道筋も一切地図に載らず、冬以外では分岐が不明瞭になる。しかしこの頃はそんな無名山を往くのが、悦に入る(物事がうまく運び満足すること)ものになってきた。黒薙窪ノ頭→白薙窪ノ頭を経て道筋途絶え3カ所戻りも有ったがすぐに軌道修正し中盤峠までは快走そのもの。



以降後半は久しくの探索行DH。猛者君を先遣隊にし後者は安全確認し追う。岩ゴロでクセのある難所が多く有りつつも皆有頂天で下って行く。ご丁寧に難所前では危険を伝える注意書きが有るのに感心。お陰で探索道はテクニカルなのに難儀無く終えた。上下全行程10km・標高差-780mの探索DHは無事終了。皆のお気に入り激トレイルに認定なり。
そして終着下では首都圏有数の透明度を誇る白丸湖に立ち寄る。街道からは湖畔が見えず登山者も寄らぬ美観秘所がある。この頃はそんな自然景観を意識し感動する機会が増して来た。「果敢に駆けてノンビリ和む」=「動と静を移り往く」こんな山河の至福を有り難く思う一日だった。



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⇒mtrweb Vol.17【9/26:新DHトレイル探索と美景の至福編】

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9/23:奥多摩二大尾根連結縦走編

2009/09/23(Wed)00:09



9/19(土)連休初日奥多摩から青梅方面へ降り立つ2つの尾根を縦走する。ピーク標高は900mしかないが秋らしい涼感に心弾むよう駆ける。行楽方々きっと遠方に分散したからであろう休日にしては登山客も少なく、遠隔地に行かなくて良かったと思う。スタートから3kmは緩傾斜巡航で体を慣らす。



そして2つ目のピークで休憩すれば、我らの愛車に近づき眺めるハイカー老公御大現わる。ただの興味と思いきやご自身も輪歴有りで、乗車の勧めをすれば、本当に股がり乗り回すなりもう上機嫌。逆にこちらが驚き感激してしまう。(上写真)そんな歓喜を拝見すると我らは「まだまだ遊べる...」と励まされるもの。「人間、希望とともに若く、失望とともに老いる」ことを体現できるものである。


▲(+)=Hi Speed Play


そこからは稀にしか行かない北回り大根張りルートで降下するが、植生が増え過ぎ降下先が見えづらい。おかげでドロップにて自分的に今年最大の前転回を味わうのだ。この場合悔しまぎれに屈辱挽回のために俄然と駆ける習性が出てしまう。昼食後の後半快走尾根は我らの完全貸切だ。廃道であるから当然だが、かなり薮が深く先頭者は散々クモの巣を被りその功労に皆微笑むのだ。

そして終盤の楽しみ、クライマックスDHは快適なスラローム連続で皆を踊らせ、それまでの疲れを吹き飛ばす。それは驚喜が郷に響くほどである。ゴールでは今回GPSロガー記録者が居り実測では13.5kmと示される。地図上より3.5kmも長いのか。とあらためて知る。都内最長の石尾根に次ぐDH尾根であると分かり、心地よい達成疲労を感じるのであった。




⇒mtrweb記録Vol.16【9/19:奥多摩二大尾根連結縦走編】

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