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2/23:【武州:本年探索三座目の修練】の巻

2023/02/23(Thu)21:43
















2/23武州の以前より狙う前衛山稜のルート探索にかかる。登山者方の超マイナー情報に惹かれ道程トレースするが、いざ現地を辿れば初盤は鋸状の登り返し修行。再度の湾曲劇降下で根張り岩抜けにて鍛えられる。各位は気力魂抜かれたところで後半は嘘のように快適巡行。夢遊のように辿る先には最後の小高い丘の展望台。対向山系はまるでない関東平野を望み絆されるのだ。















午後は同頂部より西寄り峠から今度はお馴染みの乗車率高い尾根を巡る。勢いよく登坂するもN君マシンのカセットがハブより抜ける事件発生。昼食処まで押しで進み諦めずに検証するが、専用工具が無くアクスル端ボルトを手締めしたらノッチ側に収まった。ネジ緩みが見つかり難い部分ではあるな。そこからはタイムロス挽回にて根張りロデオに興じ、コースター的ラウンドに遊び、花粉盛り沢山の杉林を抜けるよう狂走となる。


















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2/19:【外秩父:未踏山岳二座の探索完遂】の巻

2023/02/19(Sun)23:33


















2/18久しぶりに外秩父山系の新規探索プランを実行。病み上がり貴兄の快気祝いを兼ね心機一転とし二座を策定。まず午前の部、当日は温暖で担ぎあげにてかなりヒートするが、未踏尾根に這い上がりその「痩せ尾根防火帯状」の景観に期待を抱くもの。この道程は登山道では無く地図にも載らぬが、統轄境界を分かつ作業道のようである。なので道標類は皆無でGPS情報を頼りに蛇行しながら劇下っていく。アセビなどの低木も多く枝ぶりによく当たるが、ヤケクソで下るも痛快である。現地でルート考察しなければ分からない踏み跡もあるが、またの機会ではより懐疑なくスムーズに古径を巡れるであろう。



















午後は馴染みの別ピークにてエナジー補給の後、同山系最速トレイルで体ほぐしにかかる。たった20分の劇降下だが痛快さでやる気アップの思い。次点も未知の近年整備されたという或る支尾根にたどり着く。登坂林道も地図に無くなお凍結で苦心する。削られた林道峠法面より登頂するが登り返しもありやっとの下りスタートは暗がり森林の中。道筋は腐葉土質で岩場少なくトレランナーには最適だろうに。立木間隔が狭いルートもあり広ハンドルではヒットが多し。しかし後半は緩やかな傾斜で美しき並木を彷徨い行く感じで、疲労感が浮遊感に変わるようなフィニッシュで無事ルート完遂となる。




















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2/8:【Canyon Spectral:フレーム担ぎグリップ工作】の巻

2023/02/08(Wed)22:04


現行主力機種:Canyon Spectral=前三角に肩が入らず。


以前の主力機Rocky Mountain Altitudeは4バーリンケージ縦置サスであったのでトップチューブ下に担ぎ空間が充分にあった。しかし現行Canyon Spectralに乗り換えこれはシングルピボットにつき前三角に肩を入れ担ぐスペースが無い構造体である。なので登り距離があれば背面担ぎが主になっていく。短距離担ぎの場合はいちいち両手抱えは面倒なのでトップチューブ後端を握って上げていく。しかしトップチューブのスローピングが深いため持つ手が前方に滑っていくのである。


退役機種:Rocky Mountain Altitude=前三角に肩が入る。


なのでフレームに貼る適当な製品を探したがスポンジラバー製品ではプレーンなものばかり。amazonにてようやく凹凸グリップ形状の[カーボーイ 台車用グリップ:550円]を見つけオーダー。波型形状品は廉価ではこれしか見つからなかった。


それを半割りにしてトップチューブ後端下側に貼り付けていく。


ついでに立てかけ停車で接触多いチューブサイドにクリアラバーを貼っていく。


波型形状グリップは持ちかけてズラそうとしても全く滑らず。


均整を保てば少々担ぎ距離が長くても安定して保持できる。


これで登り担ぎで持ち手が滑ることは無く快適に移動できるであろう。仲間の分も購入したので強制的に貼り付ける位の逸品でござる。



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1/30:【奥武蔵:旧ホームトレイルにてセッションラン】の巻

2023/01/30(Mon)00:05












1/29爆走隊一行ツアーに半年ぶりに便乗セッションなり。先日までの寒波は和らぎ風もなく快晴。一年半ぶりに奥武蔵の旧ホームトレイルを巡る。18年前にルート迷いを繰り返し繋いだ思い出深きトレイル縦走。その後年に爆走隊長に当地を紹介した。そして初対面で偶然遭遇したのもここの展望地だった。それ以来当縦走は定番ツアーで通われたようだ。













あれから16年経ち合同で走ることに感慨深く共に当日のグッドコンディションに歓喜するものだった。しばらく劇降下や登り返し探索をしていたせいでか当地の走りやすさに安らぎを感じるくらいの想いになった。木漏れ日の射す長い傾斜地を駆けては普段のストレスもジレンマも開放してしていく状態。皆走りも安定する達人にて恐々とせず事故もなく悠々と駆け巡るのだ。













しばらくぶりに当山を巡るが、荒れ果てたところもあれば整地されたエリアもある。薮もなき季節で路面状態も良く掴める。様々な植生の分布も含め山は生き物だと悟るべし。当日ご参加面々の詳しいパーソナリティは知らないことも多いが、ブランクがあっても共に走ればかつての学友に会えた気分。今日の教訓「賢者は賢者と学べ。バカはバカと遊べ。」なり。














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1/22:【武州:三大岩盤修験道屈服】の巻

2023/01/22(Sun)23:00














1/22予報に反して晴れ間に恵まれた奥武蔵連山の前衛山系にて。アタックレベルの高い三山にて鈍った体をシゴキに向かった。午前第一弾のピークから南下する道は古来からの不動尊へ辿る参道である。であるから路地は踏み固められスタートから非常に走りやすい。のだが当日登頂を目指すハイカー方と多くすれ違う。従来高速路なはずが踏切に何度も塞がれる思い。終盤岩盤域にてまあ「山への思いは共有」と唱え共存を願った次第である。















午後は名物うどん屋でエネチャージ。そして東方近隣山に移り快走を願いつつ登頂へ。メイン縦走路はトレランナー方も加わり賑やかに皆様ハイクアップされていた。我らは分離できる交差を過ぎ徒歩で進みにくい岩盤+根掘りシングルトラックへ導入。こちらはことの外すれ違いも稀でハイペースに駆け出せる。ハイになると路の荒れ具合も調子よくこなせる。タイトな路地にて立木ハンドルアタックもあるが、自分の慌て具合に可笑しくなる。















三番降下路は本日一番の難関。スタートから路は広いが連続凸凹をクリアしつつ夕刻近くで目視がついていかない。登り返しも忙しくまた先の急降下岩盤路にあきれ行く次第。忙しく巡るうち「あぁ登頂担ぎのハードさで疲れてるんだ」と遅れて認識する。1ヶ月山ブランクの鈍りは顕著に出たり。結局意図していたより経路岩盤トラップが豊富で「自然に試されまた活かされた思い」で鍛えられ心身デトックスが完了した1日だった。















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1/15:【バックパック2023:私的ラインナップ】

2023/01/15(Sun)16:46




昨年末より当方仲間内は山行き予定日がことごとく[雨天・勤務超過・同志コロナ感染]などで中止が続く有り様。先週愛車メンテも終えたので、この週末はアウトドア用品整理を実行なり。中でもかさばり気味なバッグパックより開始。[ハード走行用・ライト走行用・登山用・通勤ラン用・ビジネス兼用・退役アイテム]合わせて12品目になる。





ハード走行用として最近シマノU-10を導入。シンプルに見えて多機能なシリーズの2019年製・絶盤を選んだ。(シマノは近年バッグ製造を辞めたのか?)クロスハーネスのシマノ独自ショルダーシステムによりハードランや探索用途にふさわしい機構である。4点式シートベルトのように身体にフィットさせ、上下左右にバッグが暴れにくくなっている。







従来のベルト機構だと次第に緩むことが通常であるが、クロスハーネスシステムはユーザー身長別の長さ変更ができショルダーストラップが脇周りの動きを妨げることが無くまた緩む事もない。プッシュ・プルやハンドルを切る動作が大きい走行でも快適に走れるという特徴がある。バッグパックとは我らのエネルギーや希望を運ぶ頼もしいアイテムなり。そして以下が新旧常備12品目の整理整頓。



▲左上:Shimano U10黒(ハードラン用)/▲右上:Shimano U10グレー(友人調達用)
▲左下:Salomon Trailblazer 20(通勤ラン用)/▲右下:Shimano R12(街乗り用)
多機能シンプルな新鋭ライン。近年新開発品は軽量丈夫になった。


▲左上:Northface25(軽量登山用)/▲右上:Northface30(中量登山用)
▲左下:Lowe alpine30(中量登山用)/▲右下:Millet35(重量登山用)
機能充実な軽中量級以上の登山ニーズ。拡張性は充分でベルト類が複雑。



▲左上:Local Lion20(退役)/▲右上:Dakine12((退役)
▲左下:Tu-Guan30(通勤用)/▲右下:hydrapak15(退役)
生地が伸びたり穴が開いたりご苦労様ライン。補修不能であれば整理。


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12/18:【奥武蔵:二名山アタックトライ全自走修練】の巻

2022/12/18(Sun)21:16














12/18久しくの同志K君とで小川盆地の周囲にある山系に出向いた。低い山が東西方向に連なる稜線が複数見られるが、界隈のなかでも三日月状の長めの尾根に這い上がる自走トライアルになる。舗装林道を漕ぎ上げ三つの頂を登り返しながら行く。日当たりの良い冬枯れの落葉の古径は心地良いものだが、超シングルトラックで狭い立木でハンドルを取られることもある。激下りの根張りも多くあった。夏に探索した後半路は藪も失せ快活に駆け抜けられた。











二山目ではことのほか林道傾斜がきつく登頂も堪えたが北関東一面を望む情景に苦労を報われた。この山は関東山地北縁部の中でも特に変成岩が広範囲に分布している。いく手の大岩の積層脇をくぐるたび車体を傷つけぬよう気を配るもの。劇降りで岩盤質に乗ったりすると滑ったりするのでスリルもある。ハイカーが安全に往来できるようにエスケープルートを造成しているようだが、我々はアタックルートトライを繰り返しグッタリで里に吐き出された。
















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