9/30:MTB同志活性考察&晩夏山映像公開
2009/09/30(Wed)00:09
我らはかつて山道探索専門ゲリラで他者活動を気にしませんでした。しかし昨今街に降りMTBシーンを見渡すと、店舗もMTB+部品展示が減り現物を見ず発注する有様。この状況は「学生時分懐かしの自転車部室を訪問したらオンロードバイクだらけで、我らの残すMTBがスクラップで片隅に置かれていた...」という虚しさに等しく思います。
世が自転車ブームに沸くのは喜ばしいこと。軽快な装いで街で目につくローディー族はカッコよさが認識され易く、公道を駆けるので快走路も広く無難に紹介できるのです。しかしトレイルの場合、山の多くは地権者が居り公私所有権も分からず、A山・B尾根などスパイの暗号発信のごとく紹介する始末なのです。
遠方有志の話では「京都は外野の批難がうるさい...九州では低山ばかりで駆ける山が限られる...」など地域特有の悩みも聞かれます。しかしそれでは余計に「何処でどのように駆けるか」一般に認知され難いと言えます。時よりトレイル情報希望の方に応対しますが、山を彷徨うリスクは負いたくないようです。そして近頃仲間から「なんでこんな楽しいこと皆やらないんだろう?」と客観的な問いもあり、併せた答は「トレイルライドに関する情報公開が少なすぎる」に帰結します。
先日記事での[MTBツーリングブック関東版:山サイ研・編]は91年発行で絶版ですが未だにこれ以上詳しい本は出版されず、また出せない時勢になっています。定価2000円位でしたが現状Amazon出値は3500〜8000円と驚くばかり。これでは独自でトレイル情報を得るのに過大なコスト・労力が掛かり、需要に供給が事足りず今のMTB族がいかに情報弱者であるかという状況の証であります。
自分達に出来る事といえば、ここ1年半でネットを通じ新たに知り合った20名同志に10山程度快走トレイルを伝えたこと。そしてその度に記録映像を作ったこと。双方通して「乗っても降りても2度楽しめるのはMTB族だけの特権だ」と理解していきます。
映像に関してはただヘタウマ記録保存の意図だけでなく[ド素人は山でこんな風に駆けます的プロモ]として未体験青少年の興味を煽りたいと願い、同族復興への期待を込めております。
【Stream & Loops】 2009.9.13
⇒640×480VGA Big Size
従来の特定グループだけの活動はともすると[自分達だけ生き残りゲーム]に陥りやすく有益な交遊・情報取得機会を逃します。私達は絶滅危惧種なのですから未知の方との交流交歓が同志復興の要だと思います。これから山走の最適季節であります。部屋の片隅で愛車を「床の間シン」にして居られる貴兄様も素晴らしきお山で躍動されますよう。そして伴に交歓できる機会に恵まれますように。
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No.246|▲○MOVIE|Comment(9)|Trackback()
無題
2009/09/30(Wed)03:31
弊方も精進せねばと思いました。。。
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