10/14:【山岳モノレール】続々完成の謎と展望
2009/10/14(Wed)00:00
昨連休に予定した奥多摩行きはハセツネ(山岳耐久走)開催で山域占領され。秩父は龍勢祭のため国道が使えず断念。やむなく秋川市同志K.I氏宅へ寄り彼が工芸出展した逸品を拝見に陶彩の郷へ伴に訪問した。その後に以前より疑問の奥多摩山岳モノレールの話をすると、彼自身が新線起点を知るそうなので興味津々にそこへ強引に案内してもらう。
3年前位からか同山域モノレールを4路線は確認していたが、それは主には営林での物資運搬するものと認識していた。しかしK.I氏によると同山域には人貨共に運べるよう増設され10路線位あるのではという。
近年の奥多摩事情によると急増する野獣のせいで森林荒廃が増し林業被害だけでなく、保水力低下・山崩落などに繋がる深刻状況が問題視されていた。自治体ぐるみで設営有効性を確信し急務の設置対策だったようである。用途は単なる物資運搬だけでなく狩猟・調査・登山者救助移動など思いのほか多様なのだとわかる。
分かり易い起点を案内してもらったが、人員運搬型は400cc原動機で5名+物資を積める。そして標高1200mまで行く路線設置は5000万円以内で出来るそうだ。レール下にはギアが付いており、これを歯車で噛み進むアプト式を採用している。こんなか細いレールに耐加重があるのかと驚くが、昔の遊園地の電車のような仕様でも40度傾斜をも登り移動出来るという。既に東京最高峰に繋がる石尾根への本格路線も完成したらしい。
路線は登山道に添った設置も在るためハイカーは興ざめすること必至だろう。福祉的に見れば足腰弱る壮年方々が乗れれば良いなと思う。ただの我々行楽には無効だろうが「MTB伴に運んでくれれば...」と野暮な期待をする。石尾根1500m越えまで押し担ぎで4時間かかるのに、寝てる間に到達するのは凄いなと想像だけはする。「乗りたければ自治体に申請するか相談しろ」と言われたが、そのうち要領分かるよう尋ねてみることにしよう。
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与えられた道の意義
2009/10/14(Wed)12:26
ただ、MTB乗車に関して言えば、好みはかなり分かれるかと。
No.1|by 泉の湧き出る森を彷徨う吟遊詩人|
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