10/18:高機能・山岳時計SUUNTO再生
2010/10/18(Mon)16:04
現在のSUUNTOオブザーバーを愛用しもう6年。先月山帰りにいきなりバンドが切れる。本体機能は健在だが今回で2年毎の2回目の破損。使い方が激しいので他社製でも同様だろうが、伸張性ないウレタン製はボロッと落ちるので困りもの。店員氏に尋ねればそれはSUUNTOユーザー共通で、汗成分で劣化するので使用後にキレイにするべきと伝わる。
当機種は専用バンドしか装着できず、もうウレタンは嫌なので丈夫な純正チタンバンドに替えるべき在庫を尋ねたが、メーカー欠品で修理用備品しかないという。
SUUNTOはフィンランド製で、MTB乗りには利用者も多く定評がある。他のラインナップはどれも巨大欧米人向けだからか盤面が大きすぎる。スマートな同志さんの【食べ過ぎたので走ってきます:女帝M嬢】タイプもデカイ。また修理備品ストックも国産に比べれば少ないようで【トメルコト アタワズ:不可止氏】のように代替品を購入せねばならないこともある。サイズ的にオブザーバーは小じんまり馴染むのだがずっしり重い。ちょうど切れた電池は210円で自分で簡単に交換できたが、チタンバンド交換に預けたあげくは2週間待たされ修理扱いで10,500円も払うはめになった。
山岳行程を駆け始めた12年前はまだ地図頼りの低山探索だったため自身はシチズンプロマスター(ダイバーズ)で済ましていた。しばらくし高度計測機種のCASIOプロトレックが出てきたが、当時のG-Shock同様プラ製でタフさに欠けた。時計針がデジ表示を隠す事があり考えものだった。そして後から出るSUUNTOオブザーバーの存在を知るやそのスタイル+高機能に惚れ、高価だったが即購入してしまう。表向きシンプルにしては多機能で使いこなすに慣れが必要だった。
▲(左)多彩機能ガイド ▲(右)チタンバンドモデル
コンパス・高度計・ログ記録機能は地形迂回したときに、正ルートに戻る際に極めて貴重。偏角機能では磁北差異を補正できた。気圧計は気圧変化を気象変化と解釈するので、測定変化は高度表示度数に影響せず瞬時の気象予測が可能になった。これらの高機能は大変重宝し開拓効率は上がった。散々自身が転倒してもメタルボディは頑丈であった。
■SUUNTO OUTDOOR SPORTSラインナップ
▲Elementum Series
従来オブザーバーはフラッグシップモデルだったが、最新ラインではエレメンタムという最上級シリーズが登場している。価格帯は7万円台から~とオブザーバーと変わらないが、スポーツショップ系では販売されずデパート・高級時計店限定扱いらしい。同カテゴリーモデルは随分増えたが、国産Casio上位機は多機能の主張過多に思う。エレメンタムの重厚で存在感あるスタイルは従来とは一線を画し、山で暴れるには抵抗がある高品位である。その優美なスタイルを見つめては[愛着と誘惑]の間でまた心を揺らすのである。
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No.353|▲○Diary|Comment(3)|Trackback()
無題
2010/10/18(Mon)20:34
欲しいけどまた嫁さんに
『なんに使うの?』
と突っ込まれると答えに詰まります。
しかし美しい。
No.1|by ナタジゴ|URL|
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