1/6:【腰痛自転車】ライフケア大作戦
2011/01/06(Thu)17:23
▲腰痛と戦うサイクリストイメージ
昨年末自宅大掃除でピアノ配置換えをするに持ち上げるなり、ギクッと下半身を破壊する初ギックリ腰を負ってしまう。電撃痺れでそのまま固まって果てた。はてや加療受けるに整形外科ではレントゲン+湿布のみで治療をしない事を知っていたので、整体名医を知る義母に紹介してもらった。
翌日まで安静にして整体を初めて体験したが、問診して頂くなり患部と関係ない首・肩・背筋・膝下を入念にほぐされた。聞くところ自分は左肩甲骨が下がり、左腸骨(上部骨盤)が後側に浮いているらしい。各部ほぐしはこの姿勢曲がりの矯正だったのである。腰痛患部をレントゲン撮影しても悪い部分は何も映らないのだそうだ。
▲姿勢の悪さを整体矯正した患者例
身体のねじり歪みを起こしやすいのは、非対称な動きをするスポーツマン・弦楽器プレイヤー・職業運転手など持続的+頻発姿勢をしなければならない対象らしい。ゴルフやテニスで腰痛や足痺れが多い理由は、ねじりの繰り返しがストッパーである関節や椎間板を壊し、脊髄神経を刺激するようになるからである。この状態で過労集積で耐過重を越すと腰を壊すのだという。
自身の各部歪み矯正には最後に両骨盤部に膝落としで圧を掛けると、まあそれまでの激痛がスッと抜けるように治まった。老体仙人のような整体医がそのゴッドハンドにて神様の如く有り難く思えた。40分みっちり手当てされ3000円で済んでしまったのである。
自身の腰部については昔に事故で骨盤(股関節)骨折を負い、以降長距離ランや屈伸が出来なくなった。そんなダメージで今の様な下り系MTBの乗り方になったのだが、診断された左腸骨位置が狂うのも過去症状に起因しているのだろう。自転車に乗ること自体は根本的原因でなく、普段の生活姿勢が悪く続き指摘部が歪んだと言われた。
数回加療が必要か整体医に尋ねるが、暫くしたら治るから来なくていいと言われ驚くが、医院のびっしり埋まる予約表を見せられまた納得で驚く。しかたなく例年になかった大人しい正月を過ごし、猫のようにうずくまり映画観賞三昧だった。
しかし同じ自転車乗り同志の中でも腰痛・腸脛靭帯炎(ランナー膝)・坐骨神経痛になる人は多い。多様な原因・症例ケースがあるのだろうが、自身や同志に身に覚えがあるレベルでリスクヘッジできる知恵を求めた。
▲腰痛防止サドル=股関節2点でしっかり受け止める構造
サイクリストの陥り易いリスクを調べていくと、まずサドルで骨盤を開いてしまう事。骨盤は股関節2点で支えると安定する形に出来ており、細身で固いスポーツサドルは真下から1点骨盤を支えるため関節が開き腰の負担になるという。
だから競輪選手は古チューブを腰に巻き骨盤を絞めていたという。モトクロス選手も腰・内臓に負担が掛かるのでガードのためにキドニーベルトを装着している。また陸上競技では仙腸関節が整体ベルトで定位置に収まると脊柱と骨盤がより安定し、大腿骨への力伝達がスムーズになり、パワーロスが軽減しポテンシャル発揮することができるそうだ。
▲腰巻用古チューブ ▲モトクロス用キドニーベルト
▲整体コルセットベルト
併せて重要なのはハンドル・サドル・ペダル「3つのル」の乗車ポジション。あくまで身体に自転車を合わせることが大事。ロードバイクの多くはキチンとフィッテングをするので骨盤角度は「骨盤を立てて、背中を丸める」で基本的に良しとされる。
そしてMTBともに[高いサドル位置]で[ハンドルが遠い](トップチューブが長い)のが非常にまずいらしい。これでフレーム破損させた輩がいた。金属疲労までしてしまうのだから当然その本人は同時に身体(腰・膝)にも大ダメージを負うのである。ペダルにしてもSPDクリートの位置でさえ誤れば膝の内側・鵞足炎/外側・腸頸靭帯炎を招く恐れがあるという。プロ選手はこれらポジションを少しずつ変えてベストをたたき出すらしい。
【適正サドル高目安基本】
サドル高の目安はクランク下死点で、ヒザにちょっと余裕がある程度。足を伸ばし気味になるが、ヒザが前後に軽く動く位の高さでサドルを固定。
◆高すぎると下死点で足が届かない
サドルが高すぎるとペダリング時に上体が左右にブレる。前後体重移動時も腰を後方に引きにくく特にトレイル走障害となる。
◆低すぎると上死点で腹部を圧迫
サドルが低いとママチャリポジションになり、ペダリングするたびに上死点で足が腹部を圧迫する。たとえ下り系バイクでも極端に低くすることない。
【乗車ポジションの大腿・膝部対処法基本】
脚部痛めれば腰へもダメージを受ける可能性あるので覚えておきたい。
1.前腿が痛い:サドルを後に引く
2.後腿が痛い:サドルを前に出す
3.膝の後が痛い:サドルを下げる
4.膝前が痛い:サドルを上げる
5.外側が痛い:小指側を高くする。多少蟹股気味にセットする
6.内側が痛い:敷物を靴に入れるかテーピングで足裏にアーチを作る
7.クランク長過ぎも膝痛原因になる。
【腰部・脚部ダメージ対処法】
終了直後強烈なアイシングで患部を強烈に冷やしてあげる事。風呂で温めないように注意。また少しだけまた緩やかに冷やすのは意味がないどころか障害になる可能性がある。逆に慢性的な痛みには暖めてあげるのが吉。
持続的な痛みを感じ出したら休養は一週間程度では駄目。最低一ヶ月~二ヶ月は乗らずに様子をみるべき。慢性になると年単位の治療が必要。その後もきちんとリハビリ期間を設け軽いギアを意識するべし。
腰痛・関節痛・骨折を負った方への有効サプリメント
【コンドロイチン・グルコサミン】
誰でもカルシウム他必須ミネラル成分を元にした骨密度が加齢とともに減少し骨折しやすくなる。一旦骨折になればカルシウム投与が効果だが、併せてコンドロイチンとグルコサミン投与で併発する関節炎治療にも役立つ。骨折・ヒビなど完治した後でも鈍い痛みがある時は同様投与で改善できる。
コンドロイチンは関節軟骨においてもコラーゲンを助ける働きをし関節軟骨に栄養分を運ぶ役割を担っている。他にも関節軟骨を壊そうとする酵素を抑 制していく。当方も2年前骨折し上記で改善早まる効果あり。健常者でいても自身が生成出来ない成分も有るのでこれらを日常補給すれば登山・自転車・ランニング等継続的運動が軽快になる効果を望める。
【クエン酸】
食べ物を摂取すると体内で吸収されブドウ糖に変わり、それが完全燃焼されないと、焦性ブドウ糖ができる。これが筋肉に蓄積されると、疲労原因物質といわれる乳酸に変化します。クエン酸には焦性ブドウ糖を分解し、乳酸生成を抑制する作用や腰痛解消・予防の効果があります。
【アミノ酸】
腰痛や関節痛は骨と骨の間の軟骨が磨り減ったり、損傷を加えられることにより骨と骨が直接触れ合ったり、神経を圧迫して起こる。この軟骨の成分は主にコラーゲンとコンドロイチン。それらはタンパク質なのでアミノ酸から成っている。カルシウムとともに骨を作る重要な成分。
▲小林製薬グルコサミンコンドロイチン硫酸ヒアルロン酸 240粒
通常価格2,625円 (税込)割引価格1,680円 (税込)
▲クエン酸1kg:1000g
通常価格700円(税込)
▲VAAMアミノ酸パウダー(10.5gX16袋入)
通常価格2,520円(税込) 割引価格2,250 円(税込)
悲痛リポートを長々と記しましたが、お山活動orスポーツ継続する限り評価の高い整体医・カイロプラティック施設を知りマークしておくのは大変大事です。痛み発生後いかに早くこれらで加療される事が先の改善具合を左右します。当方は腰具合快調になるまで山行きお預けですが、どうか皆様安全安泰で今シーズン暴れられますよう。
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No.368|▲○Report & Plan|Comment(8)|Trackback()
仙人整体師は
2011/01/06(Thu)18:09
もしかして通称「ほね大工」の佐藤整骨院だったりして・・・
教えてくださいまし。
No.1|by ペックル|
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