2/10:【ノスタルジック10年品質カメラ】待望の巻
2011/02/10(Thu)11:59
▲FUJI FILM - FinePix X100
毎春3月にはデジカメは必ず華麗なるモデルチェンジを敢行する。各社製品は例にもれずハイエンドに進化するが、そこで好感製品のトピックあり。ノスタルジックで超本格的なカメラが富士フィルムより登場するそうである。久しぶりにその仕立て質感に驚いた。かつての名機ライカM4を彷彿とするような正統トラディショナルなスタイルは孤高の品格を備えている。現状デジ物の多くは銀塩フィルム機のようなコレクター価値は望めないが、FinePix X100なら持つ喜びを最大限に得られる個性を備えるもの。
▲LEICA M4
メーカー曰く「もう一度、撮る歓びに火をつける」。ダイヤル様式美を追求し、高い気品と威厳が漂う美しい伝統的なボディと革新的なデジタル技術とが融合。天面・底面にはマグネシウム合金を採用し、高精度・高剛性を実現。コントロールデッキ上のダイヤル類はすべて金属部品で構成。ボディは手触り感ある高質レザー調。撮ることの純粋な歓びを体感できます。使い込むほどに愛着が湧くそれがFinePix X100。発売日は3月5日だそうで、価格は?いまだ不明でマニアをヤキモキさせてるらしい。噂では12万円以上とされている。クラス的には割高で軽量一眼と変わらないなぁ...と思う方々は求めてはいけない。
→FUJI FILM FinePix X100 Web
【FinePix X100主要スペック】■機種名:FinePix X100■有効画素数:1,230万画素
■撮像素子:APS-C CMOSセンサー■メディア:SD/SDHC/SDXCカード
■レンズ:高性能フジノンレンズ(スーパーEBCコーティング)
■焦点距離:23mm(135換算35mm)■絞り:F2~F16
■露出モード:プログラムAE・絞り優先・シャッター優先・マニュアル
■露出補正:-2.0EV~+2.0EV(1/3ステップ)■フォーカス:高速コントラストAF
■シャッタースピード:バルブ 30秒~1/4000秒■光学ファインダー:倍率0.5倍・フレーム視野率約90%
■電子ファインダー:144万ドット■液晶モニター:2.8型TFT液晶 約46万ドット
■動画記録:1280×720HD・音声付■サイズ:126.5×74.4×53.9(mm)
▲SONY DSC-HX5V
自身のメイン機は現在SONY DSC-HX5Vだが、これも2月以降のFMCが敢行される。それはDSC-HX7V(1,620万画素・10倍ズーム)→DSC-HX9V(1,620万画素・16倍ズーム)とバージョンアップがすでに2段階確定している。
▲SONY DSC-HX7V(2/10発売予定)
HX7Vは新製品なりの高性能らしいが買い替えるほどの魅力は感じない。
●液晶画面が大幅に3インチ・91万ドットと品質アップ
●ハイビジョン撮影に強力な手ぶれ補正が効くアクティブモードを搭載
●レンズは24ミリの広角から始まる光学10倍ズーム
▲SONY DSC-HX9V(3/未明発売予定)
この上位機種のDSC-HX9V仕様はまもなく発表らしいが、ポップアップ・ストロボも使わないだろうから機能過多に思う。16倍ズームであると必然的にウエイト増加+価格高騰するだろう。これを導入ならば自宅PCハードディスクも2倍速度で無くなって行く。
動画サイズ規格だけでもほんの2年前はYoutubeにしてもVGA(640×480pix)サイズが主流だった。しかし今のHD(1280×720pix)ではかつの4倍のメモリー&HDD容量が必要になり、高価な予備バッテリーも必須となった。
いま使うDSC-HX5Vもコンデジにしては大柄なので片手撮りではボディが滑る。なのでカーボンシートを張って防止している。この頃では大型専門店では専用機・ボディ革張りセットが揃っているようで、張り込み機を探せばボディスタイルによるがシックにまとめた機種も有るものだ。これなら保護にもなり愛着増すクラシカル仕様になろう。
▲現状自身のカーボン張り仕様
▲人さまの専用機・ボディ革張りセット仕様
▲前衛的で合いにくいがHX5Vの銀ならまとまるかバーチャル。
製品機能進化に相対し人さまが進化するかは怪しいものだが、新物に惑わされる御仁も多いのであろう。しかし使いこなさない限り道具とはならない。自身で出来る撮影工夫を駆使したうえで、高いパフォーマンスを得ればきっと撮影現場で余裕が生まれるのであろう。
今や多くのコンデジは非国産になっている現状だが、FinePix X100はメイドインジャパンを守り10年品質を誇れる逸品になろう。道具は使い倒す主義の自分もFinePix X100だけはむやみにトレイル激動ユーズはためらうだろう。
近頃HDサイズ対応機も廉価で求められ、お山走り同志も次々導入進行中のようだ。支出と並行して喜び満足するレベルも上げなければ意味は無い。欲だけ増してあわや高機能機械に食われないように成りたいものだ。どうかお仲間も善きトレイル活動記録を収めて頂き、喜びを分かち合いたいものと願う次第である。
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No.374|▲○Report & Plan|Comment(5)|Trackback()
モノづくりの王道ですね
2011/02/10(Thu)14:57
MASAさんがF1を当てていたなんて知らなかったなぁ。当時としたら腰ぬける程嬉しかったでしょう。
ダイヤル式のシャッター速度・露出補正いいですなぁ。
今の一眼はみんな押しボタン式ですから・・・液晶で確認するのが直観的でないのです。
小生、学生時代はPENTAでしたので未だにレンズの関係でPENTAでございます。今ではHOYAという会社になっていますがなかなか元気が良いです。
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