2/27:高貴山より修験道迷走享楽の巻
2011/02/27(Sun)20:41
奥武蔵2/26探索第四弾は地図に名が無い高貴山。一日三道プランを立てたがこれも全て地図に載らぬ道。そんな未知で無謀な走破を目指し7名集う。午前の部は南側尾根の古道を巡る。鞍部700mから降下するがこのルートはいにしえの巡礼道だったがゆえ踏み固められ妙にタイヤが素直に吸い付く感じがする。しかし要所に岩盤下りも現れバランス感覚が問われるもの。
全く登り返しなく縦方向の波に乗るコースター感覚に陥り皆ハイテンションになる。事前に散々下調べをしたので不安もなく暫くは巡航出来たのだが、調子に乗り注意散漫になり中盤分岐を見失ってしまう。あげく長い尾根の半分過ぎで沢伝いに降りてしまう。はるかに過ぎた分岐戻りすると予定超過になるのであえなく第1ルート終了。
午後の第2弾のために再度頂きを目指す。頂部へは押し担ぎで登るが予報に反して暑い気候なのに登山者はまばらだった。富士や日光側まで見渡せるその大眺望に我らは多いに寛ぐ。複雑に入り組んだ山波が山水画のように見事だった。
次点東降下は最初から激降下。また岩石立ち並んでおり転けたら大変な道が続く。次いで岩石トラバースで皆面白いように飛び弾ける。くたびれ気味で明るい道に到達する頃、ようやく通常トレイルを駆け出した。
午前南下とは違い東降りは後半からが真骨頂。荒れた部分も多いが乗車率がすこぶる高い分、まるで暴れ馬に乗るよう駆けるのだ。こちらは2時間有れば走破できるほどだがルート表情・バリエーションも豊か。思いのほかのロデオ大会になり、前方・後方で交互に叫びが上がりまた笑う繰り返し。無邪気に駆け時間もかさみ4時になりようやくゴール。本日はこの第1・2ルートで体力も尽き終了。
始終忙しく操り予測よりも充実度が高かった。やはり未知ルート探索成功は格別の達成感がある。この二つの山径はハードでも我らには至極愉快な修験道であった。特上トレイル遺産に登録なり。
→mtrwed【2/26:高貴山より修験道迷走享楽 編】写真記録
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No.377|▲○Report & Plan|Comment(3)|Trackback()
開拓つづきでご苦労様です
2011/03/01(Tue)00:27
長く乗られてまだトレイル探せるなんて羨ましく思えるです。
こちらもたゆまず道探ししようと刺激を受けましたっす。
No.1|by ガテン山|
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