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昨2/26の探索行では2ルート完結できたが、今年に入り奥武蔵・秩父山系ばかりである。かつての奥多摩山系捜索では大抵山容の傾斜がきつく、枝道エスケープルートが少ないことで間違えが許されないリスクがあった。そしてなによりも昨今登山ブームにて各山正規登山道が混む傾向にあると実感していた。なのでハイカーのいない緩傾斜の索道・巡視道が豊富な奥武蔵山系の方に移って来ているのである。

本年五探索道は全て地図に載らぬ道だった。それらは大山系の支尾根を葉脈のように伝う隠れた道である。そんな尾根脇・末端に集落があれば尾根に乗り上げる峠が有る可能性が高い。そして山頂まで標高線が滑らかで、地図上三角点が複数あること。経由地に山寺・神社・鉄塔・伐採地など人工物が多いほどその径路の存在が明らかになる。



巡る山系での人々の営みを想像・推理して探ればそのルートが生活道で有った事も分かって来る。我らに幸いなのは登山道より地図未記載道の方が遥かに膨大にあるということ。能力次第でまさに宝の山を掘り当てられる。
今回映像は奥武蔵・秩父間の山系にて有る二つの古道。各位の弾み方を見れば狂喜が伝わるものだが、年初盤にこんな良い道を確立しては先の捜索プレッシャーが高まるもの。しかしまた新たな道の先を想像しては、達成の歓喜を求めて行こう。









▼2/26参加同志が同素材を用いたムービー秀作であります。
★【KOTE-Moshi Moshi Movie】★【NATAZIGO-Filmworks】

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