7/8:もくもくと家内制手工業に励むの巻
2011/07/08(Fri)01:56
先週末に歴代マシン4台他を格納する3階倉庫を片付けた。しかしここは日照強くまたエアコン無しなので高湿度が我が身をシュウマイ状態に蒸し上げるのである。作業過程でまだまだ使用可能な部品など刈り取り現行マシン予備部品とする。
▲マウント部破断のXTブレーキレバー
そしてこの春先からハードに使い過ぎたJamis Xam号が何度か岩壁+立木に追突した。その際だろう両方ブレーキレバーがマウント部分で破断していることを最近確認するのだ。知らずにトレイルに行けば事故に遭う大トラブルだった。その断面見れば鍛造アルミでも脆さがあるものだと思えた。
▲ノーマルDEORE BL-M595ブレーキレバー
▲金+カーボン調DEORE BL-M595改装ブレーキレバー
馴染みの店に寄りXT同モデル在庫を訪ねるが、旧機はなく新機種に成り未入荷だという。しかし店主にレバーだけDeoreでも強力アルヨと言われ左右たった6000円位で購入。XT機種の半額以下だが質感ディティールはなかなかよろしい。しかしいつものようにノーマル嫌い病が発症し表層を[金+カーボン調]に改装。そしてブレーキパッドも換えたりと仕上げる。旧XT同様ラジアルマスター形式でレバー比も近いので違和感も無く、店主申した通り効きもなかなか強力だった。
▲裏マウント破断のXTブレーキレバー(14000円位)
▲金+カーボン調自己満足改装(6000円位)
Shimanoコンポは昨今MCサイクルが早い分、ミドル&エントリークラスへの技術フィードバックも早くなった。現況DEOREパフォーマンスは6〜7年前のXTクラスを軽く凌いでいる。なので完成車エントリークラスは従来のDEORE装備から今では9速化ALIVIOが多く採用されているのである。
そしてまた次々各部チェックするが先だって表皮をリペアしたWTBサドル座面が潰れて平たく感じたので、ウラを確認すれば...あろうことか、レール部中央が凹んでしまっている。フルサスに着けてもそんなにダメージがあったかとご苦労様に思う。これは新規に鞍替えレベルである。
3階倉庫で見つけた中で、使いやすかったWellgo Magペダルがあったのでこれを再生させようとたくらむ。まずは前夜に剝離剤に浸け放置すれば表層ペイントはキレイにはげる。前処理し洗浄したあとオービダルサンダーで大目・中目・細目と1200番まで削り、ピカールを用い研磨を繰り返す。
しかし素材のマグネシウムは錆びやすく直ぐに白くなり、やがてコゲ茶に成り変わる。なのでポリッシュのままで使うにはクリアコートが必要でスプレー仕上げとする。抜いたペダルピンは潰れ気味なので、手持ちのTiogaリプレースピン(40個:1000円位)で存在感を演出させよう。
今回屋根裏片付けついでに価値発見となったが、朽ちた部品も素質を見極めればまた価値を見いだせる。旨く活き個性化できれば価値創造となりえると思うなり。治らぬ物は良いものをまた求めれば良い。こんなマニファクチャ(家内制手工業)でも物品大事に出来たものと自己満足なり。
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No.398|▲○Report & Plan|Comment(4)|Trackback()
ブレーキ破断
2011/07/09(Sat)07:16
相変わらずカッティングでの改装の腕前には恐れ入ります。
ところで、ブレーキがここで破断するのは、
締め付けがオーバートルクという事はないですか?
トルクレンチ使ってみると良いかも。
No.1|by ジュンイチロウ|URL|
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