1/30:【温暖山系を求めるトレイル探索】の巻
2012/01/30(Mon)02:06
1/29元祖隊員2名が一年振り位に現わる。各位生業にて幹部職&平日休になるなど職務条件が変わり思うように会えずだった。せっかくの伴走機会なのだが先週積雪が首都圏山系に多く残り、他同志も登頂に手こずっていると聞かれた。この休暇合わせを無駄にせぬよう山系別環境差を基に気候の隔たりを考査してみた。奥多摩は脊梁山脈の谷・支尾根の大抵は急傾斜で折戸の陰も深い。河川冷気も加わり麓の積雪も容易に溶けない。奥多摩前衛の日ノ出山でさえ未だ銀世界という。
一方奥武蔵は長沢背稜より東に向かう毎に尾根筋標高が段階的に下がる。秩父・飯能では残雪がまだあるが、奥武蔵グリーンライン尾根を越えれば、東の都幾川町・小川町側は盆地的であり山容緩やか日照良く積雪は早く無くなる。どうやらグリーンライン尾根は寒波防波堤の機能がされると考えられる。その事を解けて低山巡りなら難なく走れるはずと該当方面に出向くのだった。
現地に来てみれば記憶+予測が当り800m越え以下山系に残雪は無かった。梅蕾が膨らみ果樹木も多く有る事からやはり温暖な山域だと安堵する。今回は地図上名も無い450m級天王山側からアプローチし三山巡っていく。林間トラバースを担ぎ上げるも人が入らぬ腐葉土の積む道を足を沈ませ登るのだ。同行二名はブランクもあるのだがかつて探索修行で苦しめた感覚が徐々に蘇り張り切ってきた。
そしていよいよ頂上からの降下では落葉下ギャップに驚喜しては順調に勘を戻して行った。幸いにして上着も薄手で充分であり、始終雪を踏む事は無かった。少々山径分岐を違えようと転落しようとも彼らとは十年来兄弟的な縁でリラックスし気を使わずにすむのだ。しかし難所降下アッタクへと煽ってもこの三山巡りでは昔より慎重になってきた。彼らも「攻め守りをしっかり見極める人としての成長」を果たしたのだろう。とまあ今回は過大評価することにしよう。
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No.434|▲○Report & Plan|Comment(2)|Trackback()
地域情報ありがたく
2012/01/31(Tue)19:14
なるほどの情報です。小川町あたりの山々は
大きな丘の様ですから日当りいいんですね。
でも登山道は地図上はっきりしませんが、
またダイレクトにご教授ください。
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