6/12:痛快奥多摩ジャングル・コースターの巻
2012/06/12(Tue)00:02
6/10(日)朝の奥多摩・最北東は快晴だった。しかし目指す山系を南からアプローチする林道が落石崩落で封鎖され、よって道が荒く過酷な北方面の林道からピークへ向かう。久しぶり参上の古参隊員Y.N君は体なまりもなく寡黙に昇っていたが、不眠参加の当方には堪えた担ぎだった。予定より2時間遅れで1300mに登頂できたが、それまでの晴れ間も食事後にはみるみる雲中に包まれた。
いよいよ降下では全行程の2割は以前駆けた正規登山道を往く。濃霧での降下はスリル増し知らぬ山に来たかのよう。先が長いので皆には自制注意を促した。防火帯を順調にかけた後に北側の尾根分岐に差し掛かかる。その低木の隙間は延々と繋がる尾根への導入と思えぬ地味さである。
そこからの雰囲気は5年前冬に来た明瞭さと違い、予想外に葉枝茂り亜熱帯ジャングルの様相だった。先の道も一切地図表記も無く迷走を危惧するが、その予想は苦しくも当たり誤った方位へ標高-120mも降下してしまう。登り返し2時間ロスを経た地点でも1000m超なのであとは時間勝負になっていく。慌てず進み全行程の2/3を過ぎ待望の奥多摩最大伐採地に到達する。
その眺望は低雲が掛かり亜熱帯アジア高山のような神々しさを感じる。しかし歓喜もつかのま日没まで僅かで快速エリアを急ぎ進まねばならない。以後は尾根沿いの送電巡視路で整備往来する道作りはMTBコースター的な完璧整備のトレイルである。その奥多摩屈指ルートだが夕暮れに突入したのでは先が見えにくく、脅威なのは終盤800m直降下Sトラックだった。息をもつけぬフィニッシュでこのドタバタ隊は苦楽濃厚な達成感を得て果てたようだった。
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No.459|▲○Report & Plan|Comment(2)|Trackback
梅雨入りながら
2012/06/14(Thu)15:46
がんばって開拓してるのですね。
さらに良い成果をあげてくださいね。
No.1|by ジタンダ|
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