5/7:【黄金週間・小菅山嶺物見遊山】の巻
2016/05/07(Sat)00:45
昨5/5小河内と小菅の境にあたる山嶺に4名で出向く。奥多摩の最西端は空気が乾き半月遅れの桜が未だ咲き乱れる。県境至近の目標尾根は一帯広葉樹林で若葉が目に眩しい。急登を押し担ぎ1100m超のピーク部に辿り着き勇み進むが、路面状態も最適で思いのほか倒木も少ない。冬季の間に間伐された木片はトラバース路端にガードレールのようにキチンと積み上げられ林業方々のプロメンテが行き届いていた。未だに積まれる落葉古径に枝打ち片が多く潜み驚き行くのだが、慣れれば掘割の端々を縫うように行けば障害を避けられた。ここが初めての2名はコントローラブルな経路を寡黙に駆ける。そして次第に喜びの声を上げていく。
露天部は28度位あったようだが若葉の森は心地よく最適な湿度である。この山域は何度と来たが当日は歴走一番の気候+コンデション。そのめくるめく状況はどのシーンでも美しく目に映り4名を歓喜に導く。昼食休みではハシャギ過ぎての心地よい疲れに皆して昼寝をしてしまう。このように30分位か寝たことは山走歴で初めてであった。「ここならこれが、あそこならあれができる」など山稜個々に違えば其々楽しみ方は違うもの。その休みを挟み総計12kmを5時間もかけて駆け巡った。我々はただ山道を巡るだけでなく、「己が置かれる環境がいかに素晴らしいものであるか」意識し記録し大事にするような姿勢で居たいと思う。それを気付かせてくれた黄金週間の佳き日・良き山であった。
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