1/6:【2020年初山走り・武州玉砕戦線】の巻
2020/01/06(Mon)00:59
新年の初山走りは1/5旧来同志と武州北部山系に出向く。幻想的な濃霧雲海を横目に標高を上げていく。快晴であったが1,000m標高越えはー2℃であった。昨夜からの降雪も見られたが、幸い林間は風が遮断され落葉積もる道での漕ぎ足で体は温まる。尾根腹の巻道を延々と駆けるが眼下には林業道が作られ南面が拓けていた。廃れた道なのでオフキャンバー気味を恐る恐るスリルを味わいつつ急降下地点まで辿り着く。ここからの後半は見通しの悪いブラインドコーナーが連綿と続く。
調子よく行くが残雪でスリップしたり大前転したりなかなか忙しいコーナーワークを強いられる。当山で一番豪快なエリアなので喜び勇んで進むのだった。目指す2つ目の峠までは崩落遮断で大迂回して辿り着くが山道そのものは少々の沢崩れ程度の荒れ方だった。頂きを同じくして南下するこの道は針葉樹林で積まれた枝打ち避け以外は快適に走れた。ギリギリのヘアピンカーブをいくつも曲がり、崖上コーナーや一本橋をヒヤヒヤクリアし集落が見えてきた。
最後3つ目の峠からは防火帯なのか中盤までは急峻な広い道を駈け下る。やがてシングルトラックに差し掛かると本日の旨きデザートの掘割バーム連続を楽しむ。ハンドリングが忙しくもこのためにやって来たと念じて進む。また行く手に調子に乗りコーナーアウト脱線したり、落葉積みの穴に落ちたり。総計16kmは駆け慌てん坊同志の玉砕で締め括った愉快な初山走りであった。転倒で運を落としきったからあとは幸運が残るのみである。
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