11/12:【上州火山カルデラより探索編】の巻
2020/11/12(Thu)19:25
昨11/8上毛三山方面へ5名で出向いた。午前中は西南側の深山カルデラの中央火口丘より初のルートにトライしていく。事前情報では複雑分岐が多いと先人に脅かされていたが、行くうちなるほど100m位進む度に分岐が現れGPS頼りで緊張し進んだ。元々は作業道なのだろう踏み固めたWトラックがしばらく続く。 ルートハントに集中していたが、休止にて上方仰げば見事に紅葉と快晴青空のコントラストが映え素晴らしかった。後進野郎は悠々と駆け調子に乗り蛇行しては油断して何度もクラッシュする。その学習能力のなさに皆呆れ笑うのだった。予測通りの終点ゴールにたどり着いたがそこには恐怖の熊の罠ゲージが設置されていた。
しかし同山系の道では一番美しく雄大さを感じられた。おそらく同方面のメインルートを辿れたようだが、さらにエキサイティングな分岐ルートがあると予想される。次点での新道ルートファインディングが楽しみである。午後の部は頂上部カルデラの高原牧場より西側溶岩ドームの側火山へ駆け上がる。途中の峠より痩せた笹尾根を行くが初走3名には事前に両脇足つき厳禁と注意した。しかししばらく進み振り返れば各人痩せ尾根落ちを何度も繰り返し笹に埋もれていく。以前より荒れてきて足元ガレが見えないのがドジの原因なり。自身の新鋭マシンはショックをうまく吸収し太めタイヤはグリップも優れる。良い耐久テストと我喜び進む。同山最長のルートであり路面状態もバリエーションがある。
中継地までの中盤は猛直進の滑らかな道で疲れ癒すように流れていく。同ルート後半は長い裾野の緩傾斜の谷道へ降下。谷といっても相当広い扇状地だがこちらも道がなくてもどこでも走れる。久々で道間違いもしたが気づきが早く軌道修正。植生も変わり高原植物は減りススキ野原やヤブ抜けをしながら調子よく進む。ここらあたりはコーナーワークは殆どなくひたすら直進が続く。戦場で早馬で駆ける戦国武士のごとく心中ではっはっと唸り威勢進むのだ。各位後半は身体能力柔軟になり転倒もなく行けた。富士山の次に山麓が長く12km以上も乗車率相当高く降下できるこのルートは貴重である。見渡しの良いこの季節に訪れるは恐悦至極であった。
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