6/14:【革新的マグネットペダル・レビュー】動画の巻
2022/06/14(Tue)13:14
梅雨のさなか我が愛車をアップグレードする余地はもうなく悶々とするこの頃。そこでyoutubeにて頼もしいガジェット発掘し食いついてみる。それはクリート不使用ビンディングペダルだった。正しくは固定金具のないマグネットペダル。従来のビンディングペダルは不慣れだとペダル固定を忘れ「立ちゴケ」してしまう方々多数おられるとのこと。自身の乗り方・性格に合わないと敬遠する貴兄もおられることだろう。かくゆう当方も15年前に履き始め並走者ともに転倒したことがある。舗装路上での横転は激痛甚だしい。そんなことを思い返し現在売れ筋のペダル3モデルより購入選定した。
▶︎Maglock Stealth Pedals $119.99
▶︎Hustle Bike Labs’ Avery REMTech Pedal $219.00
上記2種は日本国内であまり流通しておらず、本体入手難なら部品調達も難しいだろうから選べず。ペダル磁石部も接触範囲が広くシューズプレートの定位置がズレないだろうか?と懸念するものである。
▶︎magped enduro $189.00
そこで白羽の矢が当たるのはmagpedモデル。片面エントリーグレードやロード用など数種ラインナップがあったが、グラビティ寄りのenduroモデルを選定。ゴールドピンを別に用意し自己満足アクセントをつけた。国内正規代理店もあり磁石パーツの磁力も選べる。ペダル側のビンディング調整などまるでない。すぐ付けてそのまま使えるイージーさが良い。そして適合シューズは以前もシマノSPD歴があるが最新モデル事情は詳しくない。トレイルランに適した歩行・登坂に最適モデルがシマノMTシリーズであった。
▶︎Shimano-MT5 SH-MT502¥13,200
カジュアル使いにはシューレースタイプのMT5で決めて。アグレッシブ用途にはBOAダイヤルのMT7を購入と決めた。両タイプとも履きやすくソール剛性は柔軟でブロックも中硬で路面グリップ良好である。昔使った硬めソールだとコンビニやラーメン屋で滑っていた悲愴を思い出す。ペダル同様クリートにあたるプレート調整もシビアでなく数回試走も必要ではない点シンプルで宜しい。セッティングも楽ですぐ試走してみたが、走行中故意にペダル脱着を繰り返してみた。外れた足だけでペダルを探しているが、ペダルから迎えに来て吸い付く感じに納得するものだ。
▶︎Shimano-MT7¥18,150
トレイル登り坂で歩行テストもしたが、従来の入り組んだビンディング・クリート形状は土泥を排除することに手間がかかったが、対してmagpedネオジム・ペダルプレートは平坦なだけ土汚れとも容易に拭き取ることができた。当然事後のクリーンメンテも楽になるだろう。通常スニーカーで漕いでも金具の凹凸は感じず乗車できる。こぎ足に関してはビンディング同様で登坂でも引き足で回転力を逃がさずペダリング効率が上がる。乗車姿勢が整う感じもした。ペダル側のネオジム磁力は150ではなく200ニュートンのタイプを選び磁力も強力。ペダルに着けた両靴を引き上げると車体も持ち上がるのだ。どれだけ画期的製品であるか動画レビューをご視聴参照ください。
磁力はしっかりしているのだが乗車中のシューズ脱着はコツなどなく力もいらない。3kmも走れば感覚的にすぐに慣れてしまう。従来のビンディング形式を億劫で敬遠していた理由は物理的結合による心理的障壁に他ならない。気を使わずに済むのはライドの疲労軽減やスピードアップにつながるだろう。なぜか「さらに漕ぎ出し走りたい」衝動にかられ、テストラン後にはもっと早く採用したかったと思えた。これらのアイテムで人車一体になる感覚はトレイルランの楽しみをさらに広げてくれるであろう。
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