8/23:【奥武蔵・第2スキー場冒険探索:Supr-2】動画の巻
2022/08/23(Tue)20:56
前回に追い8/14は奥武蔵・第2スキー場跡を探し行く。第1は峠直下で楽に下れたが、第2は峠より登山になる。押し上げ辛抱で未知の山名ピークに着くが、眼下の情景は扇状のゲレンデそのもの。識者によると旧スキー場3箇所の中で一番形跡が残るのだという。スキー場閉鎖後もここだけ昭和30年代までマニアのシュプールが見えていたそうだ。通常の登山道と違い広い視野を誇るものである。尾根脇は針葉樹植林であるが伐採跡に自生した低木広葉樹群エリアがゲレンデだったのだと理解する。
この山系は大正期まで外秩父と言われたそうだ。昭和初期に西武鉄道が観光誘致をするために奥多摩に相対して武蔵の奥の方なので「奥武蔵」と命名したのだと。後年バスハイク需要を狙ったグリーンラインも西武が作ったと言われる。顔振峠から芦ヶ久保領域を奥武蔵高原として開発されたそうだ。その埼玉南北を分かつ分水嶺にある数々の山頂・峠は近年我々が通い有り難く楽しませて頂いている。この嗜みが20年経っても新たな道に恵まれるのだから、おそらく南関東で一番組み合わせバリエーションを組める尾根伝いであろう。
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