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7/7:【Canyon Lax Trail カスタム完成】の巻

2024/07/07(Sun)02:32



前回Canyon Lax Trailデビュー走行前の改造編あらためて編纂です。今回Lax Trail CF6を導入しましたが、ノーマルで乗らないポリシーを掲げまたコツコツとカスタムにかかります。



ノーマルLax Trail CF6に対して主にはブレーキ以外のコンポアップデート・軽量黒タイヤ・フレームフィルムコートを実施していきます。




フィルムサイズ確定のための採寸ですが、フルサスはピースが多く複雑なパターンになります。全体フィルム面積は一畳分以上ありあらためて驚き。



貼り終えたフィルムがはがれる事がありますが、それは全て角の部分からがきっかけになります。それを防ぐにはパターン角を角丸にカットするのですが全パターン角丸化は面倒ではさみ切りでは均一Rになりません。そこで[コーナーパンチ角丸]という新文具発見です。角ホールドしパンチ要領で速攻量産になります。





毎度おなじみのフィルム製品[ハッピークロイツ テープ式 ボディ保護フィルム 60cm幅 × 1.5m PVCクリア]は以前よりもたわみにくく伸びがよく施行が楽になり、長大パターンも水張りで良く着き作業効率が高まったようです。



駆動系の洗浄・超脱脂をパーツクリーナーはてっとり早いですが後で油を呼ぶようなので、中性洗剤+クレンザー使用が的確です。昔はチェーン脱脂はペットボトルシェイクや鍋で煮たりしましたが傷がつきやすいので、昨今もっぱら超音波洗浄機使用になりました。これでカセットの裏面スパイダーやチェーンローラーの隙間汚れも完璧に排除できます。その後はイノバイク105(旧イノテック)を塗布し4日位天日干しになります。イノバイクは開発目的の中で銃砲の砲身中を潤滑する機能が求められたようで、半年位はノーメンテでサラサラ駆動が叶います。





目につかない部分でもかなりパーツ交換をしていますが、一番の満足パーツはDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)青・黒チェーンです。ゆわゆる炭素コートでしょうがセット駆動した時の滑らかさは驚異的です。セラミックベアリングBBとのマッチで「金属同士の接触で駆動していない感じ」ベルトドライブかと思うような静かさであります。ママチャリ2台分位の価格ですが[禁断の後戻りできぬ沼パーツ]であります。



初めて使うピレリ・スコーピオントレイルM/Rはダウンカントリーや軽快なトレイル用に開発されたようでブロックノブ材質に粘りがありグリップ向上に貢献しているのか、ウォール強化により低圧時の捻れもサポートしてくれるようだ。





軽量コンポセットやタイヤ・TPUチューブ採用で全ウエイトが12.8kgになったが、あとは思いつくところカーボンホイールを憧れてみようと思う。





左機種Spectral CFは素晴らしいモデルであった。トレイルやパークをガンガン下っては痛快な思いを体験できたと思う。これで60歳までにバックフリップができるように念じたが叶わないので80歳までに延期である。主力機交代で感謝の別れである。



新しいLax Trailは[ダウンカントリー]という新カテゴリーマシンだが、言うなればXCマシンの重量でトレイルを攻めるといったスタイルを標榜するのだろう。Spectralよりも大柄に見えるのに29インチながら取り回しが良いのだ。







フレーム内に数々のストレージを備えマラソンライドにも適応するようだが、これは新時代の設計思想をもったモデルであると思え感心するばかりである。その高性能に助けられ以降も山巡りを楽しませてもらおうと期待するばかりである。








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