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▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

11/9:【北武蔵・快速急傾斜バームトレイル】動画の巻

2021/11/09(Tue)22:08






昨9/26北武蔵の過激な山系へ4年ぶりに再訪。近隣には景勝地名所がありながら目指す頂部は展望なくハイカーには不人気。しかし我々にはテクニカルで鍛えられるルートが続く。ここほど急傾斜でタイトなバームトレイルは珍しい。路面グリップと制動コントロールが要である。不変則コーナーリングにてスリルと快感が交互に迫るのだった。















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10/31:【上毛山系・優雅な紅葉尾根巡り】の巻

2021/11/01(Mon)00:01












10/31は昨晩夏に訪れた雄大尾根に4名で再訪。1500mピーク部はどんより曇り10度以下寒気で気が締まる。笹薮傾斜を担ぎ上げ降下開始峠へ辿るがこの日は元気なソロハイカーが多くその陽気な挨拶に励まされるのである。路面はしっとりと乾く今期最適コンディション。エンジンかからぬブランク明け貴兄を置き去りに調子よく吹っ飛ばすが前方者おおいに自爆。5合目に差し掛かるに従い紅葉の森が現れる。懸命に駆けていると意識しないが秋色に染まる木々のアーチを進むように行く。















午後は降雨にあい山麓にある「木の館」に寄り食事天気待ちをした。木工体験や林業学習ができる素晴らしい施設だった。雨降りやまねば退散とも考えたが、雨予報も裏切り運よく西から晴れ間がやってくる。しょんぼりの仲間も機嫌上々、同山メインルートを巡ろうと勇むのであった。すると駆けるうち思いのほか紅葉が旺盛でその鮮やかさが眩しいほど。これぞ秋山巡りの真骨頂とほくそ笑む。各自の躍動は一抹の絵葉書のごとく映り走り甲斐を噛みしめるよう尾根を下っていくのであった。














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10/28:【北関東カルデラ・パーフェクトライン探索成功】動画の巻

2021/10/28(Thu)21:47






昨8/29北関東群生火山に通い7度目の探索行。頂部より数えられぬ程のルート組合わせがある。それはまるでアミダクジのように派生し行く手の難解さに翻弄されることもあった。今回発見ルートは殆どが地図に載らぬ幻道である。かつてRDを吹っ飛ばしたVの字ガレ道も根張り地雷などはない。緩やかなループを描き進みこんなにスムーズでいいのか?と疑いながら皆浮遊感覚を楽しむのだった。













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mtrblog10/17:【IRCタイヤTANKEN&コーティングレビュー】の巻

2021/10/17(Sun)23:35




10/17雨天のため山活動中止となり新製品のテストを実施。1ヶ月前に履替たタイヤのIRC TANKEN2.8 & 2.6のレビュー総括をしてみたい。以前製品は前:MAXXIS Minion DHR II 2.4/後:MAXXIS Aggressor 2.5であったが、そのコンビネーションは昨今の王道的選択で自身が使うべきシーンでは上り下りとも申し分ない性能であった。しかしさらなるグリップ性能を得たく27.5+規格の2.8クラスを試してみたくなった。そこで輪界レジェンド・内嶋亮氏推奨のIRC TANKENセレクトにたどり着き導入してみた。実際にご自身でレースで本気で使用されたレポートをセッティングや走り方にも言及した映像を大参考させて頂く。






左:MAXXIS Minion DHR/右:IRC TANKEN2.8


IRCタイヤは従来XC系モデルは充実していたが、不思議だが下り系はリリースされていなかった。モトクロス等ダートバイクの世界ではIRCを履かないと勝てぬ位のメーカーであるのにだ。TANKENラインナップはサイドノブが頑強で低反発性コンパウンド採用でコーナリング時のグリップが手堅い。サイドは補強プロテクションメッシュ仕様で対パンク性に優れるという。





9月ツアーで上州での火山長距離降下で試したが、ガレ場でも踏ん張り溶岩礫を跳ね除けスリップも減る。アタック坂でのスリルも軽減しエンデューロに最適な性能を示した。気になる所は27.5+(2.8)モデルは大径になり29incタイヤと外径が変わらぬ位になる。サスの対路面制御にも関わらずセミファットであり硬い路面で妙にリバウンドしてしまう点だけが惜しい点である。



左:IRC TANKEN2.8/右:IRC TANKEN2.6


なので10月に入りすぐに同ライン2.6モデルも導入。2.8の方がノブが2列多いのだが、サイドノブ形状は2.6の方が高く頑強でコーナーリングの踏ん張りが効くように感じる。軽量の分機動性も高く自身の使い道では2.6がベストだと実感。しっかりしたトレッドパターンであるのに舗装路走行での静かさ軽快さも特筆するものである。価格も5,500円(税別)とコスパ良しとともに総合性能では当方導入歴においてベストバランス&トップクラスの製品である。





そして先週オーダーしておいた[リンレイ ウルトラハードコーティングタイヤ用:880円]が到着。従来のタイヤワックスとは違い塗るだけではない。タイヤ表面にコーティング皮膜を形成するような新しい仕様性能である。普通同2輪であるオートバイは内燃機に付着リスクがありケミカル類使用はご法度である。が、わがMTBは泥んこまみれでクリーンアップに手がかかるのでコーティング皮膜が気になり採用した。





溶剤が固まる製品なので念のためにローター&カセット類は袋詰めガードをした。そして薄塗りで良かったのだが従来と同様同量作業で吹き上げると驚くほど表面テカテカになる。調子に乗り接地面まで吹いたので乾燥に3時間位かかってしまう。





上:施工前/下:施工後

ツヤの出方は歴然で新品以上に輝きビビる。従来製品より7倍強く3ヶ月持つというのだが、乾燥後の皮膜形成の具合を確かめるとそれも納得。新製品でMTBに使用者まだ少ないようではある。施工乾燥後に早速に砂利路・未舗装路を駆け回ってみたが、水溜りに入っても弾くし泥汚れも吹き飛び防汚性能は格別であった。また以降多様な山で酷使しテストしていこう。








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9/26:【武州北部山系・絶叫の修験道】の巻

2021/09/26(Sun)23:30












週末雨天多く山活動順延が続いたが、9/26ようやく山バカ面々武州北部に集結。今回は5年ぶりの山系3ルート走破予定。すっかりルート状況を忘れたが爆走オヤジ様先導で段々とアタックポイントの記憶が蘇る。進むにつれ急制動するには転倒するしかない!ような洗礼を経て、次々と難解アタック坂が現れる。各位の慌て気味ドリフトを見ては苦笑痛快しつつ自身も滑落していく。避けて通れぬ楽しい肝試しである。















午後は里の寺院境内下で昼食を摂り、本日の最強アタックルートへ向かう。走りかけはのんびり行くも先の路面状況はフカフカ落葉地獄や岩盤下りまた大傾斜滑走と試練が巡り来る。各位の悔しがりまた絶叫がこの尾根を占拠する。登り返してはまた奈落へ突き落とされる繰り返しでそのエスカレートさに感激さえしてしまう。諦めながら行くうち皆上達成長していく様が見て取れる修験道であった。














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8/30:【上州長大尾根・ベストルート完結】の巻

2021/08/30(Mon)22:50












8/29は5年前より通い出した山系の新ルート探索兼ねた山行なり。火口跡牧場地より外輪山峠によじ登り朝露蓄えた笹尾根を下り行く。スタート直後に従来まではスリルある岩盤下りを経ていた。そこでは隠れ岩などにRDをヒットし破損・タイヤバースト・大滑落などアタックリスクがよくあった。以前尾根腹に別経路が存在することを確認していたので今回はそのバリルート探索行してみた。そしたら軽快爽快な笹尾根スラロームを体感できた。その美しい景観にも感動しながら行く。















後半はまた複雑なルートが混在するエリアを進行。高速Wトラック・V字掘割を経てこれまで散々最適ルートを模索探索していた。分岐記憶の消去法で未知の筋道を選択する。と、後進隊がおもむろにキノコ採りを開始。貴重なタマゴタケを嬉しそうに摘んでいる…。それまでかっ飛ばしてきた緊張感テンションが、萎えた。まあ遠征のゆとりも大事かな。そして選択最終ルートは路面バリエーションに富み雄大な景観ともに我らに感銘を与えた。これまで幾通りの経路探索をしたが全行程ともにベストルートが確定した。これ以上は多分ないトレイル最適化達成であった。














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8/11:【東秩父・雨雲から林道へ逃走】の巻

2021/08/11(Wed)00:22














8/9は東秩父山系へ出向くが集合時雨天となり天気待ちとする。雨雲群の移動を見極め幾つも峠越えにて南西側へ移動。南側街道に着くなり雨も小降りになったが、深森林道なら走れるかと提案。800m峠まで登り返したところ晴間がのぞいてきた。林道に降り着くと路面湿りは僅かで滑ることなく。我らはその幸運に意気揚々と駆けるのである。トリッキーな斜面林に入ればどこでも走れるピンボール状態で各位忙しく戯れるのであった。















午後は同山頂より北東降りの拠点に移動。空はすっかり晴れわたり下界よりも涼しく昼食休憩を摂る。経路の地質も既にしっかりし軽快に進める。ワンパク諸兄は前半のスピードルートを楽しみ駆ける。枝打ちを跳ね上げ驚きながら進んだ、思えば午前・午後ルートとも皆初走りなのだ。嬉々とした叫びを聞き、初めてのルートではワクワク期待感があって良かろうなぁ、と思えた。諦めずに雨雲逃げ天気待ちをして良かった。
















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