mtrblog

▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

8/28:【奥多摩ディープ・山岳モノレールと廃墟】の巻

2018/08/29(Wed)01:13












8/26以前より念願だった山岳モノレール搭乗体験がかなう。現在奥多摩には林業従事者高齢化が進み、登坂労力軽減するため敷設されている。東京山で一番豪快トレイルのある鷹ノ巣山や浅間尾根・本仁田山・鍋割山あわせ六山分は知ってはいた。今回乗れたのは最も山梨寄りにあるモノレール軌道であろう。400ccエンジン搭載7人乗り1トン耐荷重・行程最大斜度43度だという。要予約キャンセル待ちで運良く乗れたので喜びもひとしおだった。













今回はメカ好きオヤジグループなので線路に揺られて大はしゃぎ。エンジンブレーキのバックファイア爆音で狂喜しておられた。山岳軌道の搭乗体験を経て場を移しさらに山梨よりに登り1200m級峠によじ登るが、街区猛暑は忘れる27度低湿度の林間を下っていく。ハーフパイプ状が続くのだが、ここのところの豪雨影響で落ち枝等堆積物が多く、皆枝噛み跳ね上げし吹っ飛んでいくのだ。しかし久しくの当山は一番緑濃い清々しさの中をただ夢中に彷徨うように駆け回った。













あぁ楽しき時間は短し。で、ついでの手土産にと旧奥多摩ロープウェイ残骸に皆を案内する。やや登山をするのだが50年以上前に稼働し諸事情で廃線となった路線である。半世紀前に捨てられた残骸はまた皆のガキ魂を振るい上がらせる。機械室に階上に勝手にはしゃぎ回る。ゴンドラの底が落ちたらどうするのと思いつつ放置。まるで童心で遊びまわった夏休みの良い思い出ができたようだ。奥多摩僻地のディープスポットで最新と最古の乗物体験を兼ねた感慨深いものであった。














▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.675|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

8/20:【トレイル オン4Kムービー時代到来】の巻

2018/08/20(Mon)23:06








自分の持つSONYカムAS50はハイエンドでなく手振れ補正機能は素晴らしいのだが、所詮FHD1080画像までのクラスである。その映像も今や鮮明さに欠け陳腐化して見えるもの。そこでGoPro Hero5/6性能を凌駕するといわれるSJCAMとXaomiの4Kトップモデルを導入してみた。各性能詳細は以降まとめておつたえするとして。早速リアルトレイルにこれらを持ち出した。








まずはテストランとして8/19今シーズン一押しハーフパイプMt.に出向く。快晴の中グリーンシーズンピークの青葉がまばゆいばかり。新機材を前者後者にセットし鮮明画像を期待し愉快にかける。当日は好天のもと900m級ピークは気温20度位しかない。残暑などなくいたってクールに駆け出した。トレイル状態の好調にはしゃぎ駆けるうち互いに何度もクラッシュする。しかし新カメラは死守しながら転げ回るのだった。









これまで毎度賛同のカメラクルーより支給頂くファイルはサイズ・画質がまちまちであった。カラー明度コントラスト調整に手がかかったのだ。今回両機はイコールコンディションで何しろ画質の鮮明さに驚く。そしてファイルサイズ膨大さ(2分ファイル=1GB)などにも驚く。画角も145度〜170度と広く情景豊かでビッグマウンテンを駆けたような思いになる。広角客観視すると我らは雄大な自然に抱かれているなと思えた。そして撮影機材の超進化に関心するばかりであった。










▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.674|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

8/10:【Hohem XG1フジテン・ジンバルテスト編】その3

2018/08/10(Fri)00:01




7/21に5年ぶりにフジテン・リゾートに出向いた。同行2名は当地初だったので初盤ムービー撮りはジンバルなしで各位誘導する。近年Mr.Daiki.Tスーパーバイザーによる整備コースの素晴らしさに関心し休みなくラウンドしていく。そして慣れた頃にジンバル各種モード機能を試していくのだ。カメラ方向について追従・固定のどれが適しているのか4種モードがあっても激走しないと設定も決定しにくかった。(1)チルトロック・パンフォロー (2)パン&チルトフォロー (3)3軸解放追従モード (4)3軸ロック (※映像撮影方向でカメラ向きを左右に振ることを「パン」といい上下に振ることを「チルト」という。)



【1st Run】:コースコンディションを確かめる上まずカメラ手振れ補正のみジンバルなしで走行。



従来スタビライザー撮影はステディカムのようにヤジロベエ型がプロユーズで用いられていた。かさばるのでそれを所持していた同志君も待ち撮り専念だった。かつてブラシレスモーター技術は産業用ロボット開発よりフィードバックされ、3軸ブラシレスジンバル実用化の足がかりになったそうだ。3軸ブラシレスジンバルは風に対し影響を受けずコンパクトに出来るので、3年前位から民生商品化が進んだ。それらは一度バランス調整すれば以降シビアなバランス調整を必要としない。しかしMTBでの激振動にて操作系電子部品の耐久性はけして良くはないだろう。


【2nd Run】:(2)パン&チルトフォロー(上下左右とも追従)走行中上下動激しいと揺らぎが酷すぎ前者を捉え直すのが遅くなるようだ。



当方モデルはコストダウンのためだろうか付属リチウムポリマーバッテリーは電力不足でスタミナがない。なので途中からモバイルバッテリーで給電しながら撮影するのであった。ジンバル操作が慣れた頃、ハンドリングが激しい機会でチルト・パンで振り切った状態では、いかんせん微動なハンチング(振動)を抑えることはできない。揺れではなく細振動に関してはモーター制御で解決出来る周波数ではないのだろう。いずれ高級ドローン装備ジンバルのようにマウント部にフローティング・ゴム板をセットしてみよう。結局カメラ本体の手振れ防止機能にしてもスタビライザー・ジンバル実装にしてもMTBユーズにはバイブレーション制御が重要課題なのは変わらないであろう。


【3rd Run】:(1)チルトロック・パンフォロー(上下ロック・左右追従)各モードを試すうち、DHではこのモードが一番適正なようだ。




▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.673|▲○MOVIEComment(0)Trackback

7/28:【Hohem XG1ジンバルテスト比較編】その2

2018/07/28(Sat)19:29


▲電子タバコ・シリコンケース(by ダイソー)


▲シリコンケースがぴったりフィット(SONYユーザーに福音か?)


▲これでダメージに対しガード最適完了


月初めにHohem XG1ジンバルを導入し、7/10に近所のトレイル的シーンで機能ON/OFF比較映像を撮ってみた。ジンバルへはどのカメラでも防水シェル付ではマウントできない。なのでなんと100均で発掘した電子タバコ・シリコンケースがSONY-SA50にフィットしたのでスポイルする。しかし実際駆け出すとSONYカムは自重があるので撮影方向移動時に回頭性が鈍くモーターにも負荷がかかるようだ。ジャイロ機能は空間に対し回転軸を一定方向を保つが、ジンバル自体の重量不平衡などにより、時間経過とともに回転軸の傾きが発生するランダム・ドリフト状態になるのである。







そして[3軸ハンドヘルドジンバル]は夏季では本体熱も上がり、意外に電力消費がかさみモバイルバッテリーが必携になる。ジャイロ効果はゆっくり徒歩で見るよりも躍動速で見る方が効果が顕著であった。7/21の常設フジテンDHではSONYスタイルではさらに激しい挙動が見られた。これにはGoPro的横型のほうが安定性が良いのだろう。機械式ジャイロの特性としてローター回転軸を傾ける時に、抵抗する回転力で表されその回転速度が大きいほどローター質量が回転軸から遠くに分布しているほど強くなるようだ。またフジテン編もジンバル効果がよく現れたカットをまとめてみたい。

▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.672|▲○MOVIEComment(0)Trackback

7/22:【避暑地フジテン・リゾートで万有引力の虜】の巻

2018/07/22(Sun)21:57








7/21予報は埼玉で日中36度予想あり。熱射を避け高速で2.5時間のフジテンへ進行。約5年ぶりの現地ルートは素晴らしいトレイルコースターに進化したという。それもかつて9年位前か奥武蔵界隈を共に駆けてもらった高橋ダイキ氏プロデュースによるトレイルビルドの賜物。フリーライドクリニック中の彼の元へ暑中見舞をたずさえて再会したが、昔と変わらない誠実さでゲストのスキルアップに貢献しているようだった。奥方ともお会いできて嬉しく思う。











以前は平坦だったフジテン2次元トレイルを彼は懸命に3次元化されたのである。ハーフパイプ化され横Gに耐える完璧なウォールを這うように進める。万有引力と遠心方向の加速度が合わさるバームtoバームでは左右に働く慣性が身を踊らせる心地よさである。これも綿密シュミレーションによるデザイン成果なのだろう。同行者共不慣れで戸惑ったものの午前中で6本こなし調子にのる始末であった。









午後は持ち込んだ新機材スタビライズ・ジンバルのテストラン。しかしキャリブレーション(バランス調整)が不完全で振動挙動に耐えがたく撮影方向が定まらぬ現象があった。SONYアクションカムはGoProより重く各部モーターに負荷が掛かりバッテリーがあがりやすい。給電しながら撮るなど工夫も必要だ。まともに撮れた分はなかなかスムーズで初トレイルテストとしては上々の成果があった。











現地1300m標高は低湿度で気温も27度。都心より10度も低く日向で寝ても暑くなかった。首都圏から近場にしては快適な避暑的トレイルリゾートである。心地よく走り慣れた仲間たちと楽しさの挙句、現地に7時間も滞在し15本位駆け回ったのであった。すっかり気に入った様子の同士君はまた次週も来たいともほくそ笑むのである。


▼昔懐かし映像2009年[高橋ダイキ氏]同行ライドにて。
9年前は仲間みなコンデジを頭につけ走行撮影していたのだった。




▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.671|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

7/14:【秩父最強掘割トレイル:WINDINGS】映像の巻

2018/07/14(Sat)09:59






昨6/23秩父北稜方面にて4名集う。或る800m標高クラスを二座ハシゴするのだが、梅雨のさなか午後に降雨かと危ぶまれた。しかし久しく参上同志にごきげんな掘割ハーフパイプで駆けてもらいたく午後にも継続する。思い切って決行してみれば、同尾根北方向より降下し従来より長距離で乗車率95%を誇るトレイル繋ぎを快走できた。ゴールにて皆は超ハイになるが雨の※禊(みそぎ)を甘んじて受けるのだった。(禊:みそぎ=罪や穢れを落とし自らを清らかにする神道における水浴行為)
















▼久しく登場のT.I氏は撮影・ログ取りに熱心な貴重な同志さん。毎度の協力尽力に感謝し、「全ルート美味しいライン全部のせ」映像をオマケに掲載いたす。








▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ



No.670|▲○MOVIEComment(0)Trackback

7/4:【お山のヒーロー・ジンバルくん現る】の巻

2018/07/04(Wed)21:58










近年映像系ガジェットで話題多い2アイテム。一つ目のドローンは以前エントリークラスを導入したのだが自動追従はなく、よく通うシングルトラックでは高枝に掛け墜落したりけして気楽に使えるものではなかった。片やもう一方の[3軸ハンドヘルドジンバル]の新進メーカーFEIYU TECHとZhiyun製品のチェストマウントできるスティックの着かないモデルが売筋ではあるが、当方愛用SONYアクションカム・マウント可能タイプがこれまでなかった。カスタムステー自作もできるが重量オーバーしたりバランスが取れ難かったりスマートさに欠ける改造が必要だった。









昨年秋に待望ショートボディでSONY・GoPro汎用マウントの[Hohem XG1]が登場した。後発なのでプライス共に前2社での不満点も抑えられている。しかし販社が少なくそのリリースに半年気づかずあわてて通販に飛びつくのだった。納品後ヘッド→ショルダー→チェストとマウント方法を思考錯誤したが結局チェストが一番安定感あるセッティング部位である。舗装・土路を少々試走してみたが、硬路で突きあげるショックはカバーし難い。縦の動きより舵角が深いコーナーワークでダイナミズムを感じられる映像が撮れそうである。







Hohem XG1はクラス最小モデルではあるがけして装着はコンパクトには収まらない。手ぶれ補正最強クラスSONY機とのタッグは非常に滑らかな映像を提供してくれる。転倒破壊のリスクも高かろうがかなりの慣れが必要だろう。しかし創作進化は楽しいものでまた機会あればクリエイティブに考えて、シートポストやFサスなど面白いアングルで撮影できる場所にセットしてみよう。






▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.669|▲○MOVIEComment(0)Trackback