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▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

12/17:【絶景を望み歓喜こだまする尾根縦走】の巻

2017/12/17(Sun)23:17












12/17(日)は有志YZ君リクエストによりに彼にとって未知なる尾根へ出向く。爆走隊3名様合同にてもう少しで山梨の尾根導入まで登りつめる。この尾根はかつての仲間とよく訪れたいにしえの古径。しかし冬場に来ることは少なかったため落葉による明るく開けた情景に感心しながらペダル踏み行く。またよく乾いた路面なので根張りも滑らず地質も踏み固められており非常に走りやすい。やや登り返しもあるが夏の蒸し暑さより脚がよく回る。前回も久しぶり縦走だったがこちらは5年ぶりだった。













植林斜面は間伐も進みヤセ尾根でスリルを感じ、時に垣間見る対向尾根に皆のざわめきを耳にする。秋以前ならハイカーも多いが、中盤ピークまでは3組様しか会わなかった。その1000m級の頂に近づけば北側林間が開け眼下急斜面が完璧に伐採されていた。横目で仰ぐその並行尾根の眺望は藍色の威容が拡がる大パノラマであった。気温低くも陽が当たり風がなかったのでピークによじ登っても寒くなかった。そこで大休止で眺望をおかずに昼食を嬉しくほおばる。













我々は登山者が抱く感動と山下りの醍醐味を味わえ、二重の歓喜を得る[お得な嗜み=コスパの高い趣味]だなぁ。とあらためて納得しマイナーの支尾根に乗り換え南下する。かつての大藪狭小トラックを行くが開かれた道になり浅い木段が増えよく整備され違う駆け心地になった。予定より降下時間が早かったのでスタート地隣接の峠に再び乗り上げ今度は北下り。急斜なトラバースに飲まれていくが、厚く積まれた落葉で滑り心地よいスリルを楽しむ。寒さに負けず歓喜のまま湖畔に到着できた。













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12/14:【岩と根の罠を抜け駆け落ちる:VIBRATE】映像の巻

2017/12/14(Thu)19:13







12/14かつての暴れん坊修行山に久しぶりに出向く。先の挑戦し甲斐ある難所を見る度に懐かしく思えたが、数あるアタックポイントの中でも若木が伸び岩盤が崩れたり変り様が著しかった。時を経て変わらぬトレイルなどないのだろう。濡れ路面だと最悪ルートだが、今回乾燥路面で滑らずコンディションは最高だった。また幾通りか懐かしき山系を巡回し思い出トレースしたいと思えた。


















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12/2:【雲海を望み引力に従い往く:Pleasure】映像の巻

2017/12/02(Sat)22:42










11/23山行は関東三大不動・奥の院より雲海を眺めながら旧表参道を降下。行程では雨後のぬかるみなく快活に進めた。この山のベースは石灰質でもろく崩れた道もあるが、かつての参道だけあって道筋は踏み固められた高速トレイルである。ノンストップで駆け抜けたが、また西は秩父まで届く尾根伝いの峠まで登り返し支尾根を南下する。登山者とは全く合わない忘れられた山道を堪能できた。
















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11/28:【虚脱感と充実感プッシュ・プル尾根】の巻

2017/11/28(Tue)22:51












11/26(日)は低山を複数回も考えたが。遠方よりわざわざ賛同のM君登場のため3年ぶりに奥武蔵指折りの過酷な尾根を往く。かつて無邪気に度胸試しをした頂部急斜面くだりも健在だったが、しかし若木が伸び踏み入れなくなった。そして横田基地USAアーミーさんが大怪我をした大岩盤もえぐれが酷くなった。その後に豊富なアタック檄道で暴れん坊のH君も保身的慎重な走りになった。最近切り株突進事故に遭い無理をしない方針になったという。進むうち根張りがどんどん激しくなるが幸い超ドライ路面だったので滑る事なく愉快にまた忙しく根を踏み行くのであった。













行く手に登り返しも多々あるが、それぞれの降下は思うより荒くクリアできると爽快になる。苦楽を繰り返すたび「己は生かされているなぁ」という実感が湧いてくる。食事処はお気に入りの笹の原より眺望できる天然テラス。虚脱感とともに寛げた。終盤は同尾根最強根掘りエリア。まるで道路工事の空気圧ハンマーを打ち続ける勢い。ある者は立木突進や大前転で果てる。いよいよ森の先に明るい穴が開け解放ゴールに導かれれた。皆きっとクタクタにはなったが充実感の方が増し心地よかった。まだ日が高いのでH君お仲間で開発された近隣のパンプトラックに招聘される。滑らかながらも6周位周ったが結局始終プッシュ・プルな愉快な1日だった。













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11/23:【雲海に驚く関東三大不動の頂きより】の巻

2017/11/23(Thu)23:46












11/23(祝)は1年ぶりに関東三大不動の一つとされる奥の院到達を目指す。10時位までは雨天で危うく退散もありえたが、諦めずに登頂すれば雨雲は去り煌々と日照を浴びるのである。救われた心持ちで眺望をうかがえば、また驚くことに標高1000m以下からなのに左方に雲海が、前方に富士の頂きを望むことができ、有難く奥の院お堂を拝むのだ。幸いトレイル自体も日当たり良く南降下にして正解。幸先を期待し喜びながら駆け回っていった。全く休まず難所も良き修行と捉えるのである。













午後からは同尾根西方峠より再降下を開始。水はけが良い腐葉土道は全く雨後を感じさせず、さらに機運を高め猛進。各位難所にハラハラしながら慌て、次々と苦楽を繰り返すのである。「そうそう、この気持ちを得るために諦めずに来たのだ」と勢いよく駆け抜ければ集中力が増すようだった。誰も倒れることなく進んだのであった。帰路夕刻には近隣寺院にて燃える勢いのライトアップ紅葉を拝め季節の美を頂いた。今日は勤労感謝の日。「よく働いて、よく遊ぶ」のが我らの重要な課題なのである。













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11/21:【雄大トレイルを彷徨い往く:Stranger】映像の巻

2017/11/21(Tue)23:34







11/12上州前衛大山系の新探索ルートを制覇すべく標高1400m越えより挑んだ。落葉で空が開けまた寒波もあたり自然猛威を感じた。新緑の頃とは全く印象が変わり急傾斜ヤセ尾根の両脇が深く見下ろせ落ちぬようとテンションが上がる。行く手に緊張と快感が交互に現れ大山系の醍醐味を味わう。中盤では地図破線の探索を行うが深藪に阻まれ進行断念。諦めの引き際というのは難しい。あげく往復1km・1時間迷走になった。









別案地図上ない道筋を辿れば二つの支尾根の狭間を恐々と行く。しかし行けども探せど道標はない。その谷間は広大で何処でも走れる懐の深さ。やがて確定ルート進入し勇み驚喜で進む。迷走なく行けば14km下りっぱなしの雄大トレイル。気温もスタート=0度からゴール=12度と季節が変わるような気温差であった。この落葉後の道筋明るいベストシーズンは積雪までたった一ヶ月しかないのだ。我らは歴走最高クラスの幸運に歓喜した。前半と後半に分け映像記録を刻む。

















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11/17:【黄金色落葉トレイルにて:LEAVES】映像の巻

2017/11/17(Fri)16:57







昨11/4もう少しで山梨への県境尾根にて。標高1100m越えより秋たけなわの黄金色の落葉敷き詰める明るい道を往く。サクサクザワザワ駈けるは耳にも秋の風情を感じ愉快が増す。ここが初めてのY.N氏も有頂天でループにかき回されるよう麓に飲まれていく。待ち受け撮りをしたくても「止められない、止まらない」万有引力に任せ心の中で歓喜が続いた。














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