▲ONZA Canis AM(26×2.25)
Rocky Mountain Altitude 70RSLを導入し1年経ったが本体機構の調子は上々。しかしこれまでの乗り方が荒いのでタイヤをバーストやブロック欠損で3組を消耗した。それはホイル共にバネ下荷重軽量化を狙い軽量タイヤを選択した代償である。軽量タイヤは低圧ではビード圧着しないので高圧気味セットする必要があるがフルサスのダンパー加減で幾分フォロー出来る。漕ぎ出し・取り回しは非常に軽快であるのだが、肉薄なだけ耐久性は望めないのだろう。
▲1st:ONZA Canis AM(26×2.25)540gサイド薄く昨秋に鋭利岩で破裂する。
▲2nd:Continental X-King Race Sport(26×2.2)460gとさらに軽量だが7月ガレ場突入でブロックノブ欠損。この状態になるのは新コンパウンドを採用した製造ロット別における製品での欠陥のようで、同時期に被害に遭っていたお山仲間の
▶matzO氏のノブもげもげ体験が参考になり貴重な情報を頂いた。
▶該当製品のmtbr forumsスレッドにも欠損例が掲載されていた。
メーカーサイドに問い合わせるなりワランティ(保証対象)扱いになるということで無償交換してもらう。とにかくこのタイヤはグリップの良さと乗り心地を両立させた代え難い好感モデルなのである。
▲サイドノブだけ欠損してしまうというX-King怪現象
こんな症状は初めてで驚いたが、間に合わせに購入した廉価▲3rd:X-Kingケブラービード(26×2.2)580gモデルも8月岩場にてバースト破裂させてしまう。国内正規小売Continental製品は円高還元施行され高めのX-King Race Sportグレードも昨年価格7,035円から→
5,775円と20%位安くなったのは吉報である。
各破損の合間に既存KENDA Nebegalなど履かせてもみたが、それは700gと標準的ウエイトでも顕著に重苦しく感じた。USTタイヤも持つが軽量化は見込めず、以前バーストしガムテープ張り+チューブ混入してもダメで押し下りし以降は遠征・高山ではNGにしている。このような失態続きでフレームの次に重い[ホイル+タイヤ]駆動に使うエネルギーは膨大だと実感できてきた。コンパウンドの進化にも助けられ、現状自身のAltitude 70RSLはフルサスAMモデルながら12kgになった。そして近年のタイヤ軽量化競争の結果で凄まじい製品が登場してきている。
▲KENDA KLIMAX LITE 345g 26×1.95(4,830円)や
▼MAXXIS MAXXLITE285 285g 26×2.0(11,550円)など驚愕軽量の製品が登場している。以前KLIMAX LITE装着友人XC機に乗せてもらったが、転がり抵抗が軽減し滑らかな乗り心地で超決戦用スペシャル・タイヤだなと感心した。
そしてここ2年愛用して来た
BOSCH PAG 14.4V電動インフレーター・ポンプ(17,800円)のニカドバッテリーが今月に入り性能劣化してきたので、交換新品を注文しようとしたら定価が8,500円もする。なので楽天最安値検索で
▶卸値通販のホームメイキングで5,355円に辿り着き安値で購入出来た。
▲BOSCH PAG 14.4V電動インフレーター・ポンプ
この電動ポンプは本来自転車用ではないのだが、ホース先にプロ愛用名品
▶ヒラメ ポンプヘッド横カム(4,380円)を接合したもの。空気圧デジタルゲージも着いており一気に吹き上がるので、いつも一度膨らましてはやや気を抜き、ビード落ち+チューブ周りの均一定着をさせまた膨らませるとタイヤ歪みは無くなる。通常コンプレッサー型は騒音が酷いがこのPAGポンプなら静かで夜中も使える。
しかし電装欧州一のBOSCH機材に対抗し、10月中旬にUSA電動工具No.1の
▶BLACK&DECKERから新製品【マルチエボ:Multievo】が登場した。従来穴あけ・ねじ回し・鋸・ヤスリ掛け等機能別機材は存在したが、マルチエボは駆動体同一でヘッドギア交換だけで8種機能が使える画期的マルチツール。その中にはインフレーター・ポンプもある。バッテリーは18V高性能リチウム電池である。
本シリーズでは[本体+ヘッド3種]スターターキット(19,800円)と数種類のヘッドオプション(4,000円~)を順次発売するそうだ。その多機能で場所とらずのラインは総計45,000円以内で8種ツールが揃い従来の1/3以下価額というコストパフォーマンス。それは世の日曜大工パパさん達を驚かせるものである。
あぁ進化のタイミングを逃し悩まされる者つねに在りし。「知る不幸」と「知らぬ不幸」は表裏に在りて永遠なり。
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