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▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

5/22:奥多摩・最急勾配の尾根を往くの巻

2012/05/22(Tue)00:33















5/20(日)快晴のもと奥多摩前衛の双耳峰(北・南峰)のうち今回は1320m標高の南峰を目指す。自身以外は皆初入山ながら雄大情景に励まされ寡黙に登頂に向かった。林道谷間は涼やかなのだが、展望良くなるにつれかなり気温も上がり暑くなる。ようやくの頑張りで辿り着いた南峰はハイカーが居ないだけのんびりできて各位放心し和むのだった。以前は無かった手づくり山名標もあった。
ここは3年前来た以来でその頃まではゴール側よりピストン行で降下していた。なのでスタートからいきなりの凄い傾斜に皆ワクワクし、人の踏跡カーブをはみ出しながら落ちていくようだった。快晴で行く先は明快だが路面乾き過ぎでスリップをせぬよう集中した。豪快な稜線防火帯は4km続くのだが愉快に進むので記憶ともに早回しである。















尾根の中間地点までくると以前とは違うコースマークがあり真東でなく南寄りにルート変更がされていた。唯一ファインディングした箇所だったが、これも東から迫る延長林道のせいで登山道が分断された結果だった。後半980m標高からは通常の林間行になるが広葉樹林は明るく我らをいざなう。軽快に進める道は素晴らしいのだが、深く掘れたアドベンチャーな根の障害物も増えたように思う。
この尾根はトレイル行10kmあまりだが多様な表情をもった道程ながらハイカーにはほとんど会わない。ピーク北峰側の賑わいとはうってかわりバリエーションルートもまた魅力的だ。私的には奥多摩BEST3のこの痛快尾根は皆にとっても精神大解放な道程だったに違いない。





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▶mtrwed Vol.10【5/20:奥多摩・最急勾配の尾根を往く編】


No.456|▲○Report & PlanComment(2)Trackback

5/15:【ガールズ&ボーイズダウンヒル】ムービー公開

2012/05/15(Tue)02:01


▲Ms.EK & Ms.YO

昨GW5/5フジテンで午後合流の[KK君家族+ご友人]出演ムービーの先行アップ公開であります。素晴らしい気候+路面のおかげでハイテンションでいられたか、久しぶりにMTBに乗られたMs.EK & Ms.YOながらバランス感覚良く怖々しいところなく駆けていた。お二人ともかなりの解放ぶりでフジテンが初めてではない位がんばっておられた。麓で子守りし夫妻交互にDHへの交代は運動会の借り物競走のようで微笑ましいものだった。






そして営業終了直前ラストランではリフトに急ぐなり我らにMr.KKジュニアが懸命にSTRIDERでついて来た。一緒に駆け下りれたら面白いなと思いつつ分かれKKパパ君と上昇。ラストスパートだったこともありピークから猛ダッシュする。これまで後進待ちや撮影などで途中でちょくちょく止まったものだが、はじめて高速ノンストップで豪快に駆け抜けられた。午前・午後と過密ダイヤのツアーを締めくくるに相応しいフィニッシュだった。


▲Mr.KKジュニア

STRIDERについては大ヒットのようだが少し調べてもメジャー製品であることが伺い知れた。カスタム化も多くこれではパパのおもちゃだなと感心した。

▲この頃ヒットの幼児向STRIDERのカスタムは凄まじい。

▲米・日ともにSTRIDER CUPまである。284番の子はGo-Proまで装備!

▲STRIDER BlogにはFサス+ブレーキ付超カスタム車まで掲載してた。



▼Mr.KKジュニアデビュー戦??





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No.455|▲○MOVIEComment(2)Trackback

5/12:【スプリング・ローラーズ】ムービー完成

2012/05/12(Sat)03:26







昨4月初旬に行った奥多摩支尾根北降り映像は音楽入替で修正し遅れてのアップ。前回のミスティ・スパイラル(霧の南下道)のピークを西に行き真反対の北へ降りるルートである。当日は北向きでさえ気候快晴で明るい道に恵まれた。
この道も登山者に忘れられた裏道だったのだろう。要所に角が丸くなる石段も多くあり、いにしえの参道だと思わせる。春が来たとガムシャラに駆け浮き足立ったものだが、そのハイテンションで難路も乗り切っていた。思い切りと勢いは皆に映るものだ。年前半の華やかな山を駆け巡った。










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No.454|▲○MOVIEComment(2)Trackback

5/7:【快活富士山麓W-DHツアー】の巻

2012/05/07(Mon)04:39

▼5/5午前の部:西湖北部山系DH








黄金週間終盤5/5(土)に富士方面に5名で向かう。まず午前の部は西湖の端より峠経由で北尾根へ乗り越していく。こちらの原生林は湖向うの樹海に似たおおらかさが素晴らしい。夏のような日差しは伐採後林間を行く我らの道先を神々しく照らす。集合遅れを挽回するため勢いよく進むが一般登山道にしては人に会わない。
そして真っ直ぐな道なのに落石荒廃を蛇行し避けながら進むエリアもあった。午後の部もせまりかなり飛ばしたが陽気・熱気のせいで夏の装いで充分快適に過ごせた。2時間弱で7kmの手つかずな雄大行程をくぐり抜けたようだった。







120505 AM Plan:Deep Forest DH




▼5/5午後の部:ふじてんリゾートDH










そして午後の部は富士側のふじてんリゾートへ大急ぎで向かう。13時入場で別働隊KK君+ガールズ3名と合流。満開桜が我らを迎えるが1400m標高でも暑い。リフトはMTB後掛けでハンズフリーに変わり上昇時が楽になった。
コース状況は前夜降雨の心配をよそにやや湿った土でほどよくグリップする。去年までとは違いコース上障害も排除し整地され高速仕様になり快適さが増した。初走者も5名いたが午前走で充分体がほぐれていたので柔軟に快走できていた。
皆かなりお気に入りになったようで燃え尽きるように3時間で9本も下った。午前・午後あわせて20km以上駆け、帰りにもう筋肉痛な貴兄も現れる。帰途高速渋滞でも達成感からか愉快に語り合い良いGWの締めくくりになった。

120505 PM Plan:Fujiten DH













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→mtrwed◆Vol.9【5/5:富士山麓W-DHツアー編】写真記録


No.453|▲○Report & PlanComment(7)Trackback

5/2:【世界ド素人フェンダー博覧会2012】

2012/05/02(Wed)00:01




弊Blog3/23自作フェンダー紹介記事にて型紙パターンをダウンロードされた方は115名におよびました。うち公開可能な自作フェンダー実物写真をお送り頂き、当方・仲間分合わせて47作品・112枚もの写真が集まりました。facebook経由にて極東・ASEAN諸国方々からも投稿がありアイデアをこらした個性豊かな作品が揃いました。そしてここでド素人フェンダー博覧会の開催となります。











全作小型サムネールを掲載してますが、各拡大写真はスライドショー及びアルバム一覧にて閲覧下さい。尚フェンダーパターンは当方より無償提供した物ですが、個別完成作品についての作者名は個人情報保護目的により掲載致しません。

▶[DIY-Fender2012 Big Slide show:拡大スライドショー]

▶[DIY-Fender2012 Album Page:アルバムページ一覧]








仲間内でのフェンダー使用感想はフロントのロアレッグの境(インナーとアウターの境)から上に従来多く見られた油+砂汚れのOリング状が現れなくなったようです。リアに関してはFDまわりの汚れが減ったようです。

1st-PDF版よりの状況からR&Dを経て、ロアレッグ部を拡張し36mm径フォークまでカバーできるバージョンアップ2nd-PDFを新作成しました。[FLOAT/TALAS 32/36パターン]と[フルサス用リアスイングアームパターン]の前後とも今月中旬まで公開しますのでまたダウンロード下さい。


▲前・後装着車サンプル

印刷設定により実寸より小さめにプリントされる機種がありますが、作図上サイズ数値をもとにプリントが原寸であるか計り確認下さい。タイラップ穴の形も1stパターンより6mm径パンチ穴空け仕様に変更しました。

また薄くて堅い素材は割れやすいので、壊れ散っても支障のない柔軟素材を用いて下さい。リアファンダーに関してはスイングアーム形状によりタイヤとのクリアランスが確保出来ないことがあります。すぐに型抜きをするのではなく型紙パターンのみを仮着けして余裕があり支障無いかテスト下さい。

▼New Version Fender Pattern Download
[フロントFOX FLOAT/TALAS 32/36パターンPDF]


[フルサス・リアスイングアーム用パターンPDF]



当初弊Blog発の一方的提案でしたが、街乗り・XCなど用途カテゴリーを超えた方々と交信コミュニケーションが出来た事も喜ばしく思えた次第です。また雨期に近づくにつれ愛車の汚れが気になる時期になります。皆様の山活動に有効であるこのささやかな予算でできる楽しい工作をされ役立てて頂けますよう。


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No.452|▲○Report & PlanComment(6)Trackback

4/27:【ミスティ・スパイラル】ムービー完成

2012/04/27(Fri)04:20



奥多摩山系にて4/21意図せぬ探索行となった。濃霧のなかを駆け出してはコルの分岐を間違え進み迷走していく。50m先の視界も霞み遮られ方位探知し進むが道標など無く林業道だとわかる。きっと往年は頂部奥之院・元社へ辿る隠れ参道だったかのような立派な道が続いた。同じ山でも北斜面の落葉は黒ずむものだがこの南向きでは赤く染まり落ち足下は明るい。



初山で濃霧のなか用心しながら駆けたが、乗車率は高く100%であったのだ。通常の九十九折道ではタイトなシングルトラックが多いが、ここでは1.5トラック幅員であり29erの2名もタイトコーナーを曲がり切れていた。その道幅のおかげで撮影待撮りも余裕で出来た。ルート全般は[御前山+秩父丸山]÷2をコンパクトにしたようなダイナミックさがあり、奥多摩随一の美観トレイルだと感じられた。



J.Swinscoeの楽曲から「霧の中での想い」を綴るような曲をBGMとして選んだが、霧の螺旋状の道(ミスティ・スパイラル)をドラマチックに駆けたことに想いを馳せる。我らもその歌詞のままの不思議な浮遊感覚でいたのだ。



I lost myself on a cool damp night
Gave myself in that misty light
Was hypnotized by a strange delight
私は涼しい湿った夜に自分自身を失った。
その霧の光の中で自分自身を与えた。
奇妙な喜びによって催眠術をかけられたようだ。












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No.451|▲○MOVIEComment(2)Trackback

4/22:【迷走快走・九十九折尾根】の巻

2012/04/23(Mon)15:59











4/21(土)奥多摩・広澤山より東にかかる尾根を経由し築瀬尾根へ3名軽快に進むはずだった。しかし中継地では濃霧のためか三叉路分岐を疑いなく間違え、異方面に向かう事にしばらく気付かなかった。おや先には登り返しがあったのにこんなに快適な道でなかったはずだ、と勘ぐりながらも豪快なトラバースに身を踊らせるのだった。
このルートが間違いである事確定と気付いたのは分岐から20分位経ちもう後戻りできないくらい下った頃。この南向支尾根があまりにも快速に進めるのでいっそこれに乗り続け探索として行こうと勢い進むのだった。











この径路は登山道でない事幸いで我らが占拠できた。これほど延々と連なる快適九十九折道はそうはない。それは大霧山・旧定峰峠を凌ぎ、大菩薩の石丸峠から牛ノ寝通りに下る斜面よりも長いスケールである。通り全体は枝打ちも倒木処理もしっかりされている。なんと立派な林業巡視道であろうかと感心するばかりであった。900m標高から降り立つまでずっと霧に囲まれるもめずらしい事。
しかし降りても開けた里とは限らず沢伝いだったらいやだなと思った。その危惧は当たり麓では朽ちた丸太橋を幾つも渡り、自分ともう一人が沢に滑り落ちた。そしてこの尾根の真逆のクルマに辿り着くのに10km舗装路を駆けた。遅れ咲きの桜を仰ぎひたすらこぐのであった。まあ成果としては霧中の幻想的な初めての快走尾根に巡り会え新鮮な歓びに満ちたものであった。





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→mtrwed◆Vol.8【4/21:迷走快走・九十九折尾根編】写真記録


No.450|▲○Report & PlanComment(4)Trackback