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4/18:【ロッカーアーム・パテ盛り再塗装】の巻

2012/04/17(Tue)23:58




▲上部左バルブ口が吹っ飛び失われた図。

昨4/1岩だらけ山から降下した際に大岩にリアサス・エアバルブがヒットし機能停止。これはプロ任せでバルブ補修で直ると言われ只今入院中。
それにプラスしフレームのロッカーアームにも深い傷を負ったのだがこれは自分で直すと決心。ネットにてクルマ塗装業など探りまわしては深い傷のパテ盛りリペア要領を参考に挑戦していく。通常の塗装は数回やった事が有るが、パテ盛り・研磨は初めてなので好奇心湧くものであった。



▲鋭角岩に引きずったのでガリガリに傷つきカーボン地が露出した。ソリッドカラーの中でもホワイトは堅いので厚い塗膜が欠け落ちた状態になる。幸いカーボン層への深傷は無かった。



▲上図のようにガリガリ傷ではとてもパテ盛りがしにくく、仕上がりに差しさわるのでカッターでストレート形に傷口を拡げスマートに成形する。



▲初めてエキポシパテ・プラ用を使い傷部に盛りにかかるが、よく練っていくとすぐに硬化が始まるので慌てる。慣れずにもう少しと足すにつれ厚盛りになってしまった。これでは乾燥も遅く4/14(土)一日硬化を待つことになる。



▲パテ盛りから24時間硬化待ちしパテ研ぎに入る。耐水ペーパー(紙ヤスリ)で削っては目を細かくし円滑さを確かめながら作業していく。これがまた勘に頼る作業で傷を埋め塗面との段差を無くし面一にするのは大変。初体験のこの行程が一番神経を使った。



▲塗料定着しやすいようプライマーをまず塗る。そして傷部のみ塗装するのだからマスキングと部分カバーをしながらラッカースプレーを用い塗装にあたる。面倒な作業だが、これをしないと無駄に塗料を散漫に使うことになる。均一に塗れているか分かり憎かったがどうにかうまくいった。



▲通常ならば単に重ね塗りのみだが、これは一点物でなく左側ロッカーアーム対象が有り同等の仕上がりが必要になるから[色塗装8回→耐水ペーパーがけ→色塗装2回>クリヤ2回→耐水ペーパーがけ]をし表面を滑らかにして行く。



▲耐水ペーパーでの研磨は水研ぎともいうが、塗装肌に出来た凹凸の山を削って平らにすることで塗面仕上がりを良くして行くもの。水研ぎ→乾燥→塗装をくり返し反対側と仕上がり比べをする。また耐水ペーパー1000番→1500番→2000番と目を細かくし指で滑らかさを確かめ研いでいくのだ。磨き過ぎで地肌が出て来て失敗箇所もあったが重ね塗りにてリカバリーは出来た。


▲4/1重傷の状態

▲4/15リペア塗装完成

水研ぎというのだから本来は水を用い耐水ペーパーがけをするのだが、「洗剤水を用いるとさらに滑らかさが増すもの」との解説があったので、実行すると本当に良好な光沢効果が得られた。また充分乾燥させたあと[コンパウンド・細目>コンパウンド・超微粒子]と最後の磨きをかけて塗装仕上げ完成。

今回はフレーム本体にロッカーアームを装着ままの作業だったので、マスキング・塗装位置変えが面倒だった。本作業の全コストは[エキポシパテ680円+ラッカー白スプレー缶198円=878円](他資材は手持ち)プロ作法に従いパテ・塗料乾燥待に時間をかけ2日かかったが、満足な仕上がりになった。相当に神経を使うパテ研ぎ・水研ぎは初作業だったのでまさに「研ぎすまされるような」自己満足達成感を得れたのだった。


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No.449|▲○Report & PlanComment(4)Trackback

4/13:【GET WILD:ゲットワイルド】ムービー完成

2012/04/13(Fri)00:00







昨4/1飯能北西の頂より8km降下の尾根縦走。ここも1年半ぶりに来たが岩山ベースで落石・根張りがキツいハードなトレイル。当方はリアサストラブルにより難所アタックは幾分避けたが、ウップン紛らわすように各位に特攻指示をしては撮影を楽しむ。路面状況は歴走中最適だったので、強者がアタックしては皆ヤル気になりかなり頑張っていた。8名のうち当山初が5名もいた。ハードながら多くはこのアトラクショントレイルが好きになる。そんな不思議な魅力のあるGET WILD=「熱くなる」山稜なのである。

















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4/9:【奥多摩・圧巻絶壁裏参道】の巻

2012/04/09(Mon)02:48











先週までの嵐が嘘のように4/8(日)は行楽日和に恵まれる。今年初の山径となるTaka & Daigo貴兄と久しく落合い4名で1,000m越えの岩山に向かう。ここは8kmのうち前半は地図上名の無い男具那ノ峰の尾根を仰ぐ巻道を延々と進む。 当山は広葉樹主体で谷側に落葉している細い幹の植林が少し有るくらいで、始終右の谷底を見る感じで往くのだ。
道程には落石もかなりありそれにつまずく度に谷側に吸い寄せられる思いをする。2年ぶりにここに来たが、高所恐怖症の人だったら立ちすくむ位の痩せたオフキャンバー径路もある。なので先頭の自分は危険地帯モルモットになり難所を皆に周知していくのだった。











前半デンジャー巻道に慣れる頃道も広がり、そして大岩盤地帯に向かう。高さ50mくらいの一枚岩が屏風のように連なり道程のワイルドさを醸し出す。我らは冒険家的気分になり乗れなくてもなぜか充実感を味わう。こんな修験道的光景は珍しいので初入山貴兄は圧倒されたであろう。そしていよいよ後半は乗車率も高くまた上級障害物走になって行き者どもはしゃぎ出す。
路面は走り易かったが時に朽ちた橋を駆けたり、急降下で腐葉土ともにずり落ちたり。このアトラクション地帯に挑むために前半は準備運動したようなものだ。驚喜のエリアも50分もかからず通過する。あぁ至福の時は短しである。












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→mtrwed◆Vol.7【4/8:奥多摩・圧巻絶壁裏参道編】写真記録


No.447|▲○Report & PlanComment(3)Trackback

4/7:【フォール・イン・バレー】ムービー完成

2012/04/07(Sat)02:27









昨3/20奥武蔵にて同頂より東・西に異なるルートを午前・午後に分けて進む。8名のうち半数も初対面貴兄だったのだが、コンタクトを以前よりとれたお陰でよく打ち解けた。各キャラクターは駆け方もリンクしており、驚喜する者・堅実な者それぞれためらいなく違う個性を披露するのだ。当日は気候もよく爽やかな[新春+新入生]に出会えたような心持ちで始終弾けた雰囲気だった。











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No.446|▲○MOVIEComment(0)Trackback

4/2:【岩と根だらけの三山尾根縦走】の巻

2012/04/02(Mon)04:34











4/1台風一過のようなこの日曜、快晴で空気澄む気候に恵まれた。本日は全員がDIYフェンダーを装着し春の激山に挑むのである。そしてたまたま湖岸で知り合えた単独同業者のMさんを言いくるめ我ら山バカ行に同行してもらうのだが、そのフレンドリーさにも関心した。
我ら8名は飯能北部1100m弱の頂き目指し勇壮に進む。中腹林道沿いにはやけに太った鹿がこちらを覗くので近づいてみれば、なんと珍しいカモシカであった。皆感激しては立ちすくむその姿に見とれたようだった。さい先が良いものだ。と思ったのも束の間だった。頑張って皆 で登頂したは良いがその後が大変。









ピーク直下からの岩盤アタック降下でリアサスバルブがヒットしたことに気付かずリアダイブ状態でケーブルも引きづる状態に陥る。挙げ句の果てにはスイングアームばたつきでブレーキキャリパー固定ボルトが外れ制動不能になった。まあ直すことができ以降は皆のアタック撮影に専念する。
各位の喜怒哀楽を収めるテーマでもなければやけくそになっていたろうに、皆が声を上げながらコント的ドタバタ劇を演ずるのを見ては楽しんでいた。10km以内の三山の尾根縦走だが始終岩盤や大根張りと戦っては果てる繰り返しの有意義すぎる道程であった。










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→mtrwed◆Vol.6【4/1:岩と根だらけの三山尾根縦走編】写真記録

No.445|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

3/23:今日のダイソー【お台所用品でフェンダー作り】+付録

2012/03/23(Fri)18:00


▲左:Benderフェンダー       ▲右:RRPネオプレーンガード

この頃お仲間愛車などに装着されるミニフェンダーをよく見るようになる。それは主に二流派でBenderフェンダーとRRPネオプレーンガードがある。
この類は必要性を感じなかったが、新フルサスを得て湾曲ダウンチューブガードを(A)自作装着していた。アンダー側は効果を得たのだが、新たにヘッド寄りへの飛び石で傷つく始末。よって(B)ガードを延長追加した。しかしこれは地上から直の飛び石でなく、激降下でのFサス反動で石を巻き上げたと推定する。


▲(A)窓枠サッシ用パッキング     ▲(B)上方向カバー延長追加

必然的にこれはフェンダー採用だなと思いユーザーに使用感を聞く。するとRRPネオプレーンガードは顔面にかかるドロ除けだけで、フレーム汚れブロック効果は無い。このフンドシ・スタイルは後面で汚れを受けロアレッグにまき散らすので機能不足である。片やBenderフェンダーはA4以内のPP素材なのに1,680円だと、まあかなり暴利だなと思えた。なのでこれをベースに自作をしようと型紙パターン作成開始。


▲Benderフェンダー展開画像=型紙用ベース→FOX FLOAT32専用型紙

[型紙パターン作成プロセス]
1.Benderフェンダー展開・装着状態PhotoをNetで探し→
2.装着車のフォーク径対比算出よりリアルサイズを割り出し→
3.一次仮型紙制作→ 4.実車のフォークに仮装着→
5.カバーする領域拡張・ホール数位置変更→
6.FOX FLOAT32専用サイズ型紙パターンを制作

パターンが出来たところで、そしてPP(ポリプロピレン)ボードを買い求めようとホームセンターに出向く。白色を望むが[青白い色調+曲げニクいアクリル板]しか無かったのでのヤメ。素材単品は割高でA4サイズで480円もする。しかたなくクリア・ファイルカバーでいいかと近くのダイソーに寄る。


▲ソフトバスケット/PP製バッグ/クリア・ファイル

すると台所コーナーにポリエチレン素材でオフホワイトの商品名:ソフトバスケットを発見する。たまたま手に取った物だったが、良いカーブをした形状でその柔軟さを活かしサイズ的にもフィットすると確信。他2台分のカラーに合わせた平面素材のクリア・ファイルと書類バッグとともに調達できた。


▲バスケットはFLOAT32型紙とサイズフィット。
型紙裏面ライン沿いだけに両面テープを貼り素材に合わせカットしていく。
輪郭はハサミで、ホールは定規とカッター用いカット。


▲ハサミでも切れ裁断加工は容易。   ▲各素材は曲げ変形も柔軟に。


▲4本の結束ベルト(タイラップ)使用で装着準備。


▲常用の3台各車にビルトイン。1台5分で装着できる。

今回制作フェンダーはフレーム本体への汚れブロックが主要機能だが、Fサスのインナー&アウター境部分も広くカバーする形状にしたので、よく溜まる[砂埃+油の汚れ]も無くなりサス内汚れ進入防止にもなるだろう。

Benderフェンダーは素材コストからすると1,680円と高価である。対してこんなダイソーお台所用品(改)フェンダーなら100円で16セットも、またA4ファイル素材だと表・裏2枚とれ32セット自作可能になる。
今回取扱うポリエチレン/PP製品は平面素材共に柔軟で加工も容易である。面倒で手が掛かるのは採寸と機種形式に応じた型紙パターン作りなのだ。







そこで日頃弊Blogご贔屓の皆様にこの度ご利用頂ければと[FOX FLOAT32専用型紙パターン]をPDFダウンロード出来るよう期間限定でご用意。
(※Benderフェンダーとは寸法・形状・ホール数・位置が違う。FOX FLOAT32以外のサス機種であれば型紙のみカットし現車合せホール移動やシェイプ削りで調整は可能。)作業一連は上記プロセスを参照ください。


★本記事中の第一作はバージョンアップしはダウンロードは終了。
現在ロワーレッグカバーエリア増大の新バージョンが完成しました。
▼こちらからダウンロードしてください。
5/2:【世界ド素人フェンダー博覧会2012】

[無償・自作フェンダーFOX FLOAT32専用型紙PDF]



この付録活用で皆様ご愛車MTBもガード万全で大切に乗られますように。


※本型紙にて既に自作方が完成写真を送ってくれております。
どうかまた作られた方も秀作写真を下記にお送り頂ければ幸いです。
mtrmasa@gmail.com


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No.444|▲○Report & PlanComment(22)Trackback

3/21:【嬉々と山並みを巡る春分の日】の巻

2012/03/21(Wed)04:09











3/20春分の日、初お目見え4名(Mat氏/Ohi氏/Ful氏/Kur氏)+お馴染み君3名の計8名にて埼玉辺境尾根へ集結。向かいに見える長沢背稜は未だ雪冠山並にて白き壁に圧倒される。こちらは春の頂で昼寝できるくらいの対照であった。
のどかな雰囲気とは裏腹にここからの降下は険しい。本日初見諸兄は全て1ヶ月以内にSNS等でお声がけ頂き、また弊Blogご贔屓方であった。なので当活動形態は承知されており、それではとお構い無しに皆様ともに乾ききった傾斜をずり落ちる感じ。快晴にて木漏日コントラスト激しく路面凹凸と見まごうほど我らをだます。皆様大した度胸と喜び感心するのであった。











昼夜の時等しき春分に相応しい快活な気候に助けられ、嬉々とした雰囲気はずっと続く。少々転倒しても笑って起き何事もなきよう進む。こんな調子で乗車率すこぶる高い計12kmでは待ち撮りはほとんど出来ず休憩もせず14:30pmにはゴールしてしまう。競争をしたわけではないが当山歴最速だったようだ。
この好天に助けられ初対面4方とも感覚的に通ずるように思えた。彼らの頑張り活気はまことに清々しいもの。お陰さまでヤル気テンションがすぐにうつるものと有り難く思えたいい日だった。












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→mtrwed【3/20:嬉々と山並みを巡る春分の日編】写真記録

No.443|▲○Report & PlanComment(3)Trackback