mtrblog

▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

2/9:【TREK Fuelセミレストア重整備】の巻

2024/02/09(Fri)20:53



同志貴兄N君のTREK Fuel号を2年前にフルラッピング+カスタムを施行したが、この頃シフティング不良と聞き預かりまた総合的点検整備に至る。
[Trek Fuel作業メニュー]
1.解体クリーニング
2.チェーンリング/チェーン/カセット=
超音波クリーニング+コーティング
3.フリーボディ脱脂オイルアップ
4.リアディレイラー分解ギアオイルアップ
5.リアシフターケーブル交換
6.タイヤコーティング
7.ブレーキクランプ・ラバーガード
8.サドル穴補修
9.カーボンハンドルへ交換
10.軽量ステムへ交換
11.フレーム・ホイル撥水コート





前回駆動コンポ系にイノバイク105コートをしていたので油汚れはほぼ無かったが、砂泥詰まりが進んだので再度で[下洗い+超音波洗浄+コーティング]



[中性洗剤+ジップロック]で封入。昔はペットボトルやタンクに入れ振り回していたが、それは金属部品に傷がついていただろう。



一年前に超音波洗浄器導入でどんな隅の汚れでも20分位で掻き出してくれる。一体式カセットの裏側スパイダー奥は綿棒も届かないので、すこぶる効率的洗浄できる。



温水で施行するのが最適で、念の為20分X2ターンで驚くほど汚れを取ってくれる。





ピカピカになった駆動系を乾かしイノバイク105コート施行。屋外乾燥で冬だと4日しないと完全には乾かない。





その間に変速系洗浄+末端縮れたワイヤー交換。SRAMシフターワイヤーはぜんまいバネにストッパーが絡まり交換が難儀である。





ノーマルステム+ハンドルは劇重で、29インチホイルはヘアピン九十九折で重ったるいので、当方ストックのカーボンバー共に交換。合わせて300g軽量に。ハンドリング軽快を期待。







絶版貴重WTB PureVサドル(シボ表皮厚い旧型)後端を破損したようだ。→(現行=縫い目なし薄ビニール)ストック分人工皮革から張り込みパターンを抜き取りゴム糊で接着。





車体反転にして地面起きで傷つかないように保護。コックピット周りブレーキクランプ部分にラバー素材を張り込み。



[フレーム+ホイール+タイヤ]オール撥水コート済み。



試走するがサドルリペアも問題なし。



軽量カーボンバーでハンドリングクイックに。



つや消し部分もコートで磨き上げ。



SRAM RD調整は難儀だが、テフロンワイヤー交換でシフティング円滑になった。



削り出しシルバーステムは精悍なり。



コツコツ各部スムーズアップ整備をして気づくが、オーナー本人は1.5年は重整備はしてないようだな。コンポ類超円滑になって多分新車以上のパフォーマンスになったはずだ。やんちゃな走りもけっこう結構。怪我しないためにも点検くらいやりませう。


▼MTBブログランキングの応援クリックお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ


No.925|▲○Report & PlanComment(0)Trackback

Comment

Comment Thanks★

Name

Title

Mail

URL



Pass Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字