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10/12:【キャニオン・ニューロン:ラッピングカスタム】の巻

2022/10/12(Wed)23:00






先月お山仲間のN君が奥武蔵秘境トレイルでカーボンバイクを大破させてしまう。そこで代替えとしてオススメマシンをプシュするも彼はその日のうちにドイツ・キャニオンブランドの機種ニューロンを衝動オーダー。この機種も例に漏れず他社には真似できぬ上質コンポを奢りながら超コスパ良しの逸品。しかし彼は完全組み付け調整ができないので当方にフルラッピング込みで一任された。モデル専用の既成ラップ製品[Ride Wrap]とは違い各部計測カッティングしなければならない。







これまで何台も施行したがフルサスフレームは各様式が違いモデルごとの難しさがある。明るいフレームカラーだと手先の指紋・油脂が付きやすく気が抜けない。勢いで過信するとシワよれ気泡など発生してしまう。試行錯誤でキレイに仕上がった時は清々しい達成感がある。コックピット周りカーボンバー・削り出しステム等で豪華に替えた。汚れても傷ついても多少は大丈夫。思い切り山で暴れたまえよ。と納車引き渡しなり。











★カナダのラッピングメーカー[Ride Wrap]施行例:既成品でも結構手がかかるアルヨ。 >



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9/18:【パルコール嬬恋リゾートDHフリーデー参加】の巻

2022/09/18(Sun)18:25














9/17パルコール嬬恋「THE MTB DAY」無料開放デーに参加できた。軽井沢ICより1時間ほどだが高原を登り詰めるよう進めば眼下景色が素晴らしい。現地のセンターハウスはリゾートホテル然とし堂々としたもの。8:30にはかなりのツワモノ面々が賛同されていた。ゴンドラは索道としては甲信越では最長の3000m超。2100mに着くまで15分もかかる。ピークは気温16℃くらいで涼し過ぎ。1stランは中級コースでガレスタート。連続バームRのつなぎ目が乾燥石ゴロで横滑りが激しいが驚きながら熊笹エリアを抜ける。当ルートは始終露天下のスラローム続きだがゴールまでは長い。[ふじてん]の4倍以上の5km近く駆け抜けブレーキ握力売り切れになる。















距離が長いため標高下るうちに地質も変わりガレもなくなる。午前中は中・中・上級と3本走りピーク休憩所で昼食休憩。午前はゆったり目ルート覚えで走ったので午後は積極走行に。上級コースはスラロームもトラバースも無いため急傾斜を行く行程。深い熊笹トラックを行くエリアは先の道筋は見えずらい。いきなりの大岩トラップや段丘が現れ驚くがさすが[DH全日本選手権会場]に選ばれたただけあり高速域は凄まじい。ゴンドラ下でもケーブルを仰ぐ余裕はなし。なかなかのコースター的降下で心張りつめるのだ。全5本走れて満足オーバーで楽しみ尽くせたのだった。
















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9/10:【ベストペダリングのために:匠の技つめ切りに職人魂を見た】の巻

2022/09/10(Sat)20:24



昨6月よりSPDシューズを新たに履き始め漕ぎ足に集中すると、ワイヤー(靴紐)を締めるBOAダイヤルにて極フィットさせるために[足爪の伸び・靴下厚み]を気にしてきた。以前は足爪伸びても放置が長かったが、フィット圧をかけるので足先を痛めぬようキチンと爪切りフットケアをするようになる。以前までは安い爪切り使用でカットしていたが足爪は厚く硬く工夫を要した。





そこで最近国産の「匠の技高級つめ切り」があると知り[グリーンベル G-1305]を取り寄せ試したところ…精密な刃付けで「パチン!」でなく、力もいらず硬い爪でも「サクッ」と抵抗なく切れ驚くのだ。製造元は刃物の本場・岐阜県関市製造。名匠技法を受け継いだ「刀作りの伝統か」と納得。まるで新幹線試験車両ALFA-Xフォルムのような機能美を感じ、重みがあるフルメタルで手にフィットし扱いやすい。お袈裟なレビューでなく一刀目ですぐに驚けるものである。切れ味に味をしめ「早く爪が伸びないかなぁ」と期待するのも可笑しなものだ。爪切りで所有欲を満たせることは生涯初なのである。







陸上競技選手はいずれもフットケアに気を配り「指先で地面をつかむように走る」といわれる。それにより足指も強くなり敏感になるという。登山や我々のヒルクライムであっても同様ではないかと思われる。この高性能であれば定価でも[グリーンベル 匠の技G-1305]2,090円(税込)高くはないが、amazonでも1,509円と廉価で購入できる。当方は贈答用にとあと3個追加購入であります。ベストペダリングのために皆様の先々のお買い替えの参考まで。






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8/21:【アップルウォッチ山道探索性能報告】の巻

2022/08/21(Sun)22:00





初代Series2を購入が2016年の終わり。生活上でApple Pay決済を利用しだして余計な小銭で財布が膨らむこともレジ前で小銭を探すこともなくなる。新幹線乗車での2枚組チケットを取り出す必要もなし。バッグにしまったiphone着信に気づかずとも、腕付けバイブレーションだと絶対にわかるのであった。また運動系のアクティビティ記録も便利だが初め頃試しにランニング程度の消費カロリー・活動時間を計測する程度だった。山活動では壊すリスクがあるので用いなかったが4年経った頃にOS更新も終わりバッテリーが切れたので放置していた。








最近までシリーズVr.が上がっても進化に気を止めてなかったが、去年くらいからヤマレコやヤマップの登山アプリがリリースされその機能に触発された。山間部でスマホを取り出さなくても、Apple Watchを見るだけで現在地や予想到着時刻を確認できるという画期的機能を用いたくSeries6gpsモデルを購入。7・8世代とはOSもチップやRAMは同等なので超値上がり最新機種はいらないと判断。
前機種ではid決済時にセンサー接触し表面が傷ついたので、山活動にはフルカバーのケース仕様が必須だ。TPOに応じてバンド種も4種買う。サードパーティによる膨大な着せ替えバリエーションは購買欲を唆るもの。そのオシャレ感・充実度は実機の開発コンセプトとして40年目に現れたスウォッチへのリスペクトがあったに違いないないだろう。







山活動で実際に使うとマップ表示が小さいので現在地が正しいルート上であるか程度しか見ないのだが安心感は得れる。遠い先の状況はiphoneで確認しなければいけない。設定ルートを外れるとバイブコールで知らせるという画期的機能があり試し感心する。親・子機の連携でより効果的なルートファインディングができるのだが、5時間以上の長時間ではバッテリーが持たない。GPS機能フル活用すると電費をやたら喰うのだ。ベースの電子コンパス機能と照らせば標高・斜度などもわかり便利この上ない。しかし全機能を使いこなすには場数が必要ではある。







Series6の他の重宝機能は手持ちのinsta360・i-phoneカメラのリモコンになるということ。10m以下なら遠隔操作ができる。シャッターチャンスは逃さず集合写真のタイマー操作は必要なくなる。従来別々の充電器を用いたが共にセットできれば行方不明にはならず下記機種が重宝なりです。





今回は自身のApple Watch利用価値についてリポートでしたが、その恩恵を受けられる人とは?①心拍数/運動量を記録。②バンドがたくさんある。③音楽/ポッドキャストが聞ける。④Apple Payが使える。⑤iPhoneの通知確認できる。⑥睡眠記録ができる。
他社スマートウォッチを使う人に聞いてもApple Watch性能はズバ抜けているといいます。iPhoneとの連携が必須だと思われますが、山道探索活動には頼もしいガイドであると申せます。


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8/16:【武蔵國・旧スキー場第二ゲレンデ探索】の巻

2022/08/16(Tue)01:39
















前回7/31奥武蔵古道・旧スキー場第一ゲレンデへ出向いて中座したのだが、今回8/14は峠南側の失われた第二ゲレンデルートを探索する。スタート地はひそやかな別荘地であり、ここらに昔スキーヒュッテが設けられていたという。押し上げをし未知な山名ピークから見下ろす斜面林はゲレンデらしい扇状な広がりを見せた。低木の広葉樹林を駆けるうち旧来のシュプールを追うようなだらかに降下するのだ。美しい森の道を伝うように翻弄とするうち、三方向の分岐へ出くわす。右から順に試し行くが谷落ちだったり、大倒木止だったり、ヤケクソになり最後の劇降下スロープに身を任せた。するとなんだかテクニカルで楽しい。調子に乗り肝心の正解分岐を見逃し林道に吐き出された。















あぁ仕方なく別の西方峠に向かうことにした。界隈きっての乗車率100%古道を目指し勇み行く。ノンストップで走りきれる食べ切りサイズの峠道だが、アドレナリン放出にて皆の活性を促すカンフル道であった。降り立っては開始の峠をさらに登り返し従来通った縦走路の尾根上ラインを6年ぶりに進んでみた。広葉樹のトンネルを暫く進みピークまで眺望はない。変化ないルートは距離感を掴み辛い。石段大登りで最高点に着くが見下ろすに林間劇降下が始まる。難解なその道筋を同志2名は10年前に共に駆けたのに覚えていないという。初山同然の新鮮な気持ちでさすらうその道は懐かしき若き頃のトレースなりけり。なかなかハードなメニューを消化したのだった。


















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8/1:【武蔵國・撃坂尾根特攻作戦】の巻

2022/08/01(Mon)00:02












7/31奥武蔵秘境の古道へ5年ぶり再訪いたす。ピークに押し上げ笹薮を切って進むが降りだしから先は不明瞭。かつては道筋もしっかりしていたのに登山道としては利用価値のない急傾斜の尾根であるから枝打ち多く腐葉土たまり軽ラッセルでゆく。広い尾根であるのでどこでも走れ各自右往左往でのたうち回るよう。挙句に尾根腹に間違え落ちてゆく。気付くは幸い20分の登り返しで済んだ。















尾根筋に戻りまた劇降下が始まる。ドリフト・ボーゲン状態で進むことになれ呆れ返るように行くがまた迷走も重なる。始終木陰を辿り暑さは感じず調子よく中継林道法面に差し掛かるが、N君が転倒にてリアサスのマウントボルトを豪快にへし折る!。あぁ虚しく本日の特攻作戦終了。仕方なく林道降りをして清流渓谷を目指した。またも秘境の滝に涼を求め行く。奥側の未知の滝まで辿り無念から歓喜へと心整うのであった。













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7/20:【奥多摩・夢の瀧より尾根周遊】の巻

2022/07/20(Wed)22:49
















7/18昨冬ぶりの奥多摩山系を目指す。長大尾根の二座ピーク経由で征くが連休最終日で曇り予報だったので出会うハイカー方は稀であった。軽快に進むうちに登り返しも幾多あるが気温22度と清々しく思えた。従来この尾根の1/3行程にて昼食を摂ったものだが、里降りのちの中継地で秘蔵の大滝を見たかったので午前の部は特急便で進行。頂部で僅かな大休止で南下降していった。里での気温はプラス10度位で驚くばかりなり。















幻の大滝というのは旧来エリア最大の滝であった。しかし周遊道の橋脚を作るために下半分が削られたという曰く付きの絶景。昔沢遊びがてら南秋川の8滝巡りをしたが一番楽に到達できるここに仲間を誘う。水流斜に伝う滑滝から壺をへてゴルジュ帯よりプールを蓄えるが水量透明度とも驚くばかり。二人とも全く知らぬものと喜んでいた。このクールダウンを経て午後は界隈最高点峠へ。しばし担ぎもあるがその先は悠々とパイプラインを駆け巡るよう。脱力浮遊感にて万有引力の虜となって行った。


















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