2/16:奥武蔵リハビリランは壮絶DHなり。
2009/02/16(Mon)02:05
自身が腕故障を負い2ヶ月半。順調に治癒し先週末2/14に[お山リハビリラン]にこぎ着けた。当初緩い里山で慣らそうと思ったのだが、以前より「山行こう仮約束」をしていた強者殿下から参加表明を受けカっ飛び系DH尾根に行先変更する。
このコースバリエーションが豊かな秘蔵尾根なら初の一行も楽しめるだろうと思えた。一日の初めは山稜麓の戦国時代より残る修行禅寺に立ち寄る。自分の山復活報告がてら参ったが、なんだか修学旅行気分に浸り清々しく思う。
頂上900mでは自己紹介しつつ怪我痕を差してチタン板が入る事を告げる。そしたら諸兄も「俺もココに足にボルトあるよ。ココにもネ」「僕も肩に金属板あるです」と。
ゲゲッこれでは『自己・体内金属パーツ紹介』ではないか。なぜかたたえ合ってるようでおかしかった。
温暖快晴で気合も上々だが、このルートは全行程12km以上有り複雑で他のメンバーでは案内できない。自分が転倒ダメージ喰らうと中断してしまう。なので中盤まで激下りアタックも見送りセーブしヘッドカム装備も止めた。
駆け出すうち日中は冬なのに嘘のように暑く20度にもなる。参加者中で半袖・半ズボン貴兄の服装が正解だった。
春来たりと勇猛暴れん坊一行は弾みをつけ素人野郎を引っ張っていく。自分はまだ握力が充分でないなぁ...と思いながらも走行感覚取り戻そうと路面集中する。
中盤以降では荒れて高速になるルートでも強者一行まるでひるまず、水面を跳ねるトビウオの如し。従来より確実に行程スピードは速い。
行程中プロ愛車と交換するが、さすがRocky Mt'精度剛性高し。だが短いサドルなので下りでタイヤにケツを削られガリッ。対して自車へのプロ評は「軽量で登りでもガンガン漕げる」と...。専門家に評価受けると安心納得できるもの。
クライマックスDHゾーンではプロのコーナー・アクションをまざまざと見ては難度実感。その走りの魂に刺激され仲間達の走りもさまになり岩ルートも通れる勇気を頂いたようだ。
ゴール地ではフラットダート講習も享受し自分の基礎が足らぬ事も気付く。ノンブレーキの慣性ドリフトする「カッティー」なる技を見て真似たが、まったく出来ない...。山中での映像にもちゃんと実践記録されていて効果てきめん。
歴戦最狂メンバーの当日総決算は?[大転倒4名・タイヤパンク2名・ホイル大破1名]の代償なり。
後で預かるヘッドカム隊映像には高速追従での悲痛と歓喜がまざまざと響いていた。「追い付けネ~」「ひぇぇ早い~」などと。その果敢な姿勢にも感心激励する思いである。
登山の初めに修行禅寺の門を潜ったが、本当に山で修行するべく入門だったと悟りほくそ笑むのであった。
▼お気に召したらクリックください。
友好賛同頂いた[高橋ダイキ氏&マミ犬クニヒコ氏]プロご両名にはこの良きご縁の感謝を致します。どうかMTBライドの醍醐味を世に広めて頂けるよう躍進を願っております。
⇒DAIKI★FREERIDE
⇒Mamiken Wanpaku Blog
【Japanism DVD紹介】
Japanism:高橋氏&マミ犬氏をはじめ日本のトップMTBライダーが集結した華麗アクションムービー。
※今回活動Movieはまた追って公開致します。
祝
2009/02/16(Mon)10:53
No.1|by kei|
URL|Mail|Edit