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5/29:【同志殿 新鋭Status140テストラン】の巻

2023/05/29(Mon)00:10














同志M君の新鋭機種納車日明け5/28トレイル試し乗りテストを実施。導入Specialized Status 140はエンデューロに分類し緩やかなヘッドアングル、29/27.5 インチのマレットホイール・非常に短いチェーンステーで降下快適な挙動をイメージさせるもの。マットカーキ調カラーリングで精悍さを醸し出し、攻める走りを予感させるもの。自身が知る丘陵地帯のトレイルルートにて縦横無尽に駆け巡るのだが、乗せてもらうに15kg台のウエイトはヒルクライムには向かないが、下り基調では真正ホルストリンクと低反発コンパウンドタイヤとの相性で柔軟快適な乗り心地を味わえた。















マレットホイールの利点は過酷ラインを駆け回らなければ分からないが、動画での同志君ライドスタイルを見るとリアセンターが短いこのモデルは下りコーナーリングで荷重がリアに傾く。そのためにタイトコーナーでは腰引きにて前輪が浮き気味になると思われた。半面で直線特攻性能は素晴らしいのだろうと予測できた。地味なカラーリングで見た目の派手さは無いが、特定カテゴリーに当てはまらない非常に遊び心のあるバイクだと思えた。こらからの同志M君の躍動を期待したいものである。















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5/10:【奥多摩・雄大無名尾根迷走】の巻

2023/05/10(Wed)19:59
















昨GW最終日に先月完走した豪快尾根再訪の前哨に至近対向である未知の尾根を探索した。散々通った従来の縦走路を北に折れ支尾根に向かうのだが、その道は縦走路を凌ぐ広大な景観を見せてくれた。幅員が広いので縦横無尽に走れるのだが中小倒木も多く迷路くぐりをするようだった。広葉樹が多くその新緑がまぶしく美しかった。それに見とれて大変おおらかな心持ちで浮遊し進んだものだから予定ルートを大きく外れてしまう。















急坂をかなり降下してしまい登り返しは途方もない。里降り方向は同じなのでこのまま進行方向突破した。行く手は林業巡視路であり道筋踏み跡は薄いのだが里は遠くないと地図上は示される。しかしこの支尾根末端は道が途切れ両脇急斜面で終える罠にはまる。眼下の大沢に降りれば良いのだが、踏み出すと地は崩れ踏み外し大滑落を食らうのだった。無事だった二人に助けられながら難解沢下りをし清流キャンプ地まで辿り着いたのであった。

















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5/3:【奥武蔵・青少年育成事業ツアー】の巻

2023/05/03(Wed)20:09
















昨4/30お使いで当方地元スーパーにて食材調達。の後、駐車場にて当方機種の側に格好良いKonaハードテールを発見。オーナーM氏も登場で機種評価共に山走りされるか質問させて頂く。新機種購入後1年経つがロード需要のみだと言う。機会あれば山行きましょうと連絡先交わし帰宅。その後礼文を送ったら好感メールを頂く。後日近隣トレイルにて伴走提案伝えると二つ返事で承諾される。















2日後急遽時間ができ5/3の山行きを伝えると参加要望を頂く。当日高速渋滞を避け一般道にて奥武蔵北部へ。不慣れな方に最適な三日月状尾根に自走上げしピーク部に至るが、GW需要で家族連れで大賑わい。それをよそ目で尾根筋を行くが路面状況は最高。後続M氏は絶叫しながら果敢に駆け巡る。皆で調子に乗り縦走路を間違え別の支尾根を降下してしまう。同じ尾根を2度登り直すが頂部より当山最高の劇下りで青少年育成ツアーを無事終了できた。

















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4/16:【武州・露払いの尾根渡り】の巻

2023/04/16(Sun)22:19


















前日雨にかかわらず4/16当日は晴れ間に恵まれる。或る山宮よりまず降り始めるが憂慮した路面状態は南向支尾根なので乾き勇んで進む。しかしシングルトラック突入にしたがい朝露か雨後影響で低草木が濡れズボン周りが濡れまくる。まさしく露払いという役だった。本来その役目は高貴な者を先導することらしいが、何事かを最初に行う行為のことも指す。誰も道を覚えてなく当方先導は蜘蛛の巣も食い開き直る。もう山の神の洗礼と思い諦めるのだった。















しかし乗車率は良いため予定より早く里に着く。天候も安定しているので2本目は北向き尾根に移動する。そこにある山寺お堂には多くのハイカー方が集い隣席にて昼食補給となる。午後の部は1.5トラックで道脇に草生えは無いので濡れずに行ける。道も乾き楽に走れるので放心状態で喜びゆく。他者には構わず移りゆく情景に身を任せ進むことトランス状態であったようだ。完走できたとたん雲行きも怪しく雹が降ってきた。「遊びもその辺にしておきな」と天に戒められたようだった。



















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4/10:【10年ぶり雄大尾根探索と桃源郷探訪】の巻

2023/04/10(Mon)21:58


















4/9抜けるような青空を仰ぎ久々のもうすぐ山梨至近のビッグマウンテンを目指す。五合目までは新たなるモノレールを利用。4年前は5人乗り形式だったが新機種は9人乗りになっていた。ようやく上り詰めるピーク部からは石尾根のような広大防火帯を駆け下りていく。霜がはりつめ滑って驚いたり慌てたり愉快な滑降であった。目指す方向へ折れる峠からは順調にかけた、はずが間も無く大胆なオフキャンバー地帯に張り付きながら進む。昔最初に訪れた時はこんなに崩れてはなくコーナー先はただの壁のごとく道が見えなかった。やがて開けた鞍部に出てくると途端に雄大な景色が広がる。10年前は初夏に訪れ緑深く鬱蒼としていたが葉のなき広葉樹林では大眺望までよく見渡せた。



















いく先のダイナミックさ走りがいのある理想的なトレイルが続いた。各人はこれまで頑張った褒美のように喜び駆け回る。こんな雄大で抜けたトレイルは理想的である。異質な情景につき再訪したもののまるで違う道程に思えた。成り立ちの変化に富みトレースすべきラインを掴みやすい道なりだ。なぜこれまで来ないかと同志に問われるほどの愉快なトレイルだったのだ。さて初探索の行程は終盤ルートである。以前は尾根末端までフル縦走したのだが西方面に折れる支尾根を巡ることにした。それは掘割が続き傾斜もかなりあり工程一番の愉快なエリア。行き着く先は夢のような桃源郷とも言える爛漫なヤマツツジの群生に迎えられる。美しき情景を仰ぎ幸福感に浸るよう皆感激したのだった。



















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4/5:【依頼物件・バネ下荷重との戦い:第2弾】の巻

2023/04/05(Wed)18:25



昨年10月に納車された弊隊同志N君の[Canyon Neuron AL 5]が稼働4ヶ月にて各部ウイークポイントが現れたので整備共々交換作業を依頼される。

【クランク&チェーンリング交換】
従来履いていた[Miranda Delta]クランクだが鉄チェーンリング共に788gもあり重すぎそこでShimano CS-M7100 32t(631g)に交換。回転負担も軽やかになる。



★クランク・チェーンリング
OLD:Miranda Pelta(788g)ーNEW:Shimano CS-M7100 32t(631g)= 157g 減量
クランク本体はスレ傷が必ずつくのでまたフィルムカバーを施す。

【ドライブトレイン円滑化整備】
DeoreRD自体は上位機種の機能構造を踏襲しておりただプーリー等のベアリングがないので、セラミックベアリング31Tに交換しまた衝突ヒットで傷つきやすい部分をフィルムカバーをする。






チェーンはCH-M6100(280g)ーNEW⭐︎CH-M7100(277g)に変えカセットスプロケット共に超音波洗浄機にて徹底脱脂洗浄。その後イノテック105添加にて3日乾燥させ仕上げる。よく乾くとベトつきは一切無くなりサラサラで手触りがよろしい。このコートがあとの円滑化を助長していく。






【フィルムカバー徹底作業】


山道探索において犯しがちな傷付けが数カ所見られ未施行部分に徹底フィルムカバーを実施。そして身に触れる部分ハンドル周りグリップはレザータイプを使用していて評判が良かった。なのでシフターレバーにもレザー貼りをしてみた。Deoreにはラバーがなくそこは頻繁にタッチする部分なので触感良くすると気分が上がるのである。






【ホイール交換作業】
以前オーナーが登坂立ち漕ぎ中に変速した機会があった。それ以降カセットが空転する事象が現れる。フリーボディーorラチェットの欠落か?と思ったがカセット・シャフトネジ共に緩みやすいようだった。先々遠征等で故障しては困るリスクも考えた。なので当方が保管していたFulcrum Red Powerホイールを廉価提供することにした。ハブベアリングも上質で加速反応がすこぶる良くなった。



★ホイールセット
OLD:Iridium 25/30=2480g
NEW:RED POWER=2190g
290g 減量

各部セッティング見直しと交換で車重=500g減量となった。やはり部品サイズの大きいホイールを軽量円滑化することで、変速性能も加速反応も格段にスムーズ化していくもの。¥25,000台でここまでグレード上がれば同志君のヤル気も充分に現れることだろう。あとは現車オーナーの軽量化を実行するだけ!



【Canyon Neuron5コンポーアップグレード】
スムージング&軽量化メニュー
1.
Shimano SLX ホローテック II クランク1x12スピード
FC-M7100-1 ¥13,451→¥9,000
2.
Shimano SLX チェーンリング 12s
SM-CRM75 32T ¥3,690→¥0
3.
Shimano XT ボトムブラケット
BB-MT801 ¥2,820→¥0
4.
Shimano 12S チェーン126L CN-M7100 ¥3,336→¥0
5.
VGEBY1 リアディレイラー・セラミックベアリング
プーリー&ジョッキーホイール×2 ¥1,589
6.
ギア&チェーン:スムージングコーティング
イノテック105コート→¥0
7.
フレーム+クランク+ディレーラー傷防止フィルム→¥0
8.
傷つきペダルのリペイント→¥0
9.
Fulcrum Red Power 27.5 HPホイール¥42,800→¥15,000
10.
luosh 6ボルト ブレーキローター、180mm×2 ¥1,940→¥0
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オール新品合計=¥69,626 のところ

1.+5.+9. =¥25,589
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3/25:【人柱企画・バネ下荷重との戦い編】の巻

2023/03/25(Sat)21:57



[タイヤ&チューブ軽量化]
従来履いていた[IRC TANKEN 27.5×26]タイヤだが、下り系走行ではグリップも乗り心地も優良であった。しかし重量が1020g(1本)もあり上り性能が良いとはならなかった。そこでややXC寄りのノブが浅めの[Maxxis Ardent Race 27.5×26]850g(1本)も以前買っていたのだが、チューブレス化でのエア抜けが酷かったので半年放置してしまう。そのためシーラントこびりつきがひどく洗剤落とし位ではキレイにならない。



なので救世主ディゾルビット エアゾールタイプを用い簡単にクリーンアップできた。値段も手頃で¥776でしかしない。(MacOff有名製品は¥1980と高価)



そしてついでに中身チューブも軽量化しようと企む。中華新鋭RIDE NOWのTPU素材製品は¥1,337で廉価。(実測重量70g)。以前使用したTPU既存チューボリートはタイヤ価格同然の¥4500と超高価であった。そのRIDE NOWはまだ新しい製品でROADユーザーのインプレは良く見られるがMTBでのレビューはまだ少数。衝撃に耐えられるのか?試してみようと上記タイヤと合わせセッテング。



IRC TANKEN 27.5×26(1020g)+ブチルチューブ(230g)×2本=2,500g
Ardent Race 27.5×26(850g)+RIDE NOWチューブ(70g)×2本=1,840g
2,500g-1,840g=660g軽量化

装着してみて軽い漕ぎ出しで加速応答がはすぐに体感できた。これはいわく高速維持ができることで耐久距離も伸ばせるということだと納得。乗り心地はタイヤノブが低いだけ障害反発もダイレクトだが中がブチルチューブでもそれは変わりない。以前チューボリートでのパンク時は高価なだけショックだったが、これから激下りシーンでも使用感を得ていきたい。


[リアディレイラー軽量化]

▲傷ボロの旧XTディレイラー

▲まだ機能は使えるのでリペイント


そしてまた追加のバネ下荷重軽減策として酷使して傷ボロになったXTディレイラー(238g)をXTRディレイラー(217g)に変えてみた。傷つき必須パーツにて今回新機にはフィルムガードを張り込む。ついでにプーリーをセラミックギヤに変えてみた。その円滑さに麗しく微笑むかぎり。



▲生のXTRディレイラー


▲セラミックベアリング・プーリー¥1,369


装着後に乗り込むにさすが最上位機種はシフティング応答性は抜群。特にロー側遷移は快適そのものである。バンパー装着したプーリーケージでも静音化したようだ。さらにサイレントドライブトレインはローギア時にディレイラーテンションが減少しチェーンが張り詰める事がない。


▲左:旧XTディレイラー  ▲右:フィルムガード対策済XTRディレイラー

上記トータルでたかが680g位だけ軽量化になっただけだがライドフィーリングはずいぶん変わった。走るシーンによって優劣は違うのだろうが、まるで違うマシンになったようである。以前よりタフさに欠けると思われるが機動性は向上している。課題はあるのだろうがこの人柱的テストを続行していこう。




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