5/30:化学製品の矛盾を考える
2008/05/30(Fri)11:55
ここ半年くらいMTB改造や塗装など続けてきて、どうもこの頃かさつきや痒み等あり皮膚の調子が悪い。油脂・ケミカル類が刺激したのか。消去法で究明すると身近な入浴時のシャンプーが発症要因のとどめになっていた。どうやらこの成分中の合成界面活性剤が皮膚への浸食性が強いのらしい。これまで過ごし異常なかったのにどうしてここにきて反応してしまうのだろう。
この発症は花粉症と同じように長い間その毒性蓄積に対する抵抗力フロー時に起こる反応なのだそうだ。勤務疲れも重なり体内組織が酸性に偏り過ぎると外的刺激で皮膚反応が起こるという。そこでまた危険成分の学習をする。
【合成界面活性剤の恐怖】
この成分は原油からガソリン・軽油・重油・灯油を抽出した残りを精製物が鉱物油。これを化粧品・ボディーソープ・シャンプー・リンス・洗顔料・食器洗剤・洗濯洗剤・歯磨などに使われていく。
◆皮脂膜を破壊し浸透して長く身体に残留し、血管に入り体内を循環し、内臓障害や酵素活性阻止作用や他の添加物との相乗効果による発ガン補助作用などが起こる。
◆肌本来のバリア機能が低下してしまい、アトピーや肌荒れや痒みなどの肌トラブルを起こす。厄介なことに一度ついた合成界面活性剤は、ずっと残留する。身体に入った活性剤も脂肪質に滞留する。
【合成剤の凶悪成分=ラウリル硫酸ナトリウム】
安価で少量でよく泡立ち多くのシャンプーに使われる。それは高い浸食性を持ちガレージ・フロア用洗剤や脱脂剤にも使用される。この小分子が皮膚に浸透して血流に乗り、脳や心臓や腎臓に蓄積される。これは血液内に高レベルの発ガン物質を積み込む役目をする。脱毛や白内障の原因にもなる。動物実験では受精卵死亡が報告されている。
【天然界面活性剤の特性】
この成分はヤシ油・大豆レシチン・オレイン酸など植物由来の原料から作られる。
◆どんなに高濃度でも汚れや油分を落とすだけで、水と同じように皮膚から浸透することはない。
◆アルカリ性のところにのみ界面活性剤の働きをし、皮膚に接した場合は汚れやph(人体は弱酸性)によって分解してしまい安全。また洗浄後に水により中和されて24時間で完全に分解浄化をしてしまうので、生態系・自然破壊の原因にはならない。
ある人の体験談から日常でアミノ酸系製剤や天然成分石鹸を使えば、過剰反応は無くなると聞いた。これらはアルカリ性であるから酸化した体を中和改善していく働きがある。皮膚を構成するのはコラーゲンであり、その元はアミノ酸だからである。アミノバイタルなどのアミノ酸粉を軟膏に混ぜ、皮膚に塗れば小傷も火傷も跡が残らずキレイに治るのだそうだ。そんな自身も廉価な石鹸シャンプーに変えただけで一週間もかからず悪症状は治まった。
そういった天然界面活性剤が口に入った時は、苦味がなく拒否反応はないという。こんな特性から「人が食べられないものは皮膚にとっても悪いもの」という認識を持つ必要があるのだとわかった。
日常に合成界面活性剤を用いても、肝臓で解毒されるので心配ないと言われるが、疾病・体力減退時には体内が酸性になり抵抗力が弱まり解毒できなった時、皮膚病・肝機能障害が起こるのである。
長年山に通い花粉症になった人。それは刺激物に対して免疫不全になったシグナルだろう。メカいじりでケミカル類やまた安価な洗剤を多く使う人。こんな方々はそんな石油化学製品に気を配るべきだ。
こういった合成成分が少なかった戦前ではガンや難解皮膚疾患は多くなかったのだという。ではどうして天然成分を使う製品が少ないのか?それは石油原料での方が大量に低コストで作れるからである。全て企業の利益優先で生産されるものということが分かる。
社会における経済活動と生命活動は相反していることが多い。人の生活を便利にしている物に隠れた犠牲・代償が必ずあるのだ。タバコには危険性が示されるが、シャンプーには発ガンリスクなどは一切明記されない。経済活動が人のよき生活に対して、正の相関関係を持つかどうかも怪しいのである。これは消費社会の大きな矛盾である。
⇒【参考サイト1:界面活性剤とは?】
⇒【参考サイト2:合成界面活性剤とは】
⇒【参考サイト3:合成界面活性剤入り化粧品は悪い?】
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No.130|▲○Diary|Comment(7)|Trackback()
無題
2008/05/30(Fri)16:56
うちのシャンプーの成分もチェックしてみます(汗)
No.1|by さくらば|
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