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11/27:秋紅に萌ゆる古寺巡礼の巻

2011/11/27(Sun)02:49





10/26所沢・坂之下にある重要文化財である柳瀬荘という江戸後期民家に出向く。ここは電力王であった実業家・松永安左エ門氏が遺した物件。昭和23年以降に東京国立博物館に寄贈され管理されている。今回日大芸術学部による【柳瀬荘アート・教育プロジェクト:絵画・版画・彫刻作品展】(11/6~11/27)という展示があり知人作を拝見に伺うのだった。

表向き外観は以前出向いた町田鶴川【白州次郎邸・武相荘】に似た雰囲気ではある。だが敷地奥行が深く母屋・茶室を併せると寺のような豪邸なのだ。ここは企画展が無い通常は木曜日のみ外観見学可能で内部までは見れぬ。だから自身は好きな古民家を隈無く見歩いた。端々の組木の工夫をまじまじと見渡せた。







「古民家における数寄の趣と今との混在から生じる空隙」をテーマとして、一見異種と思われる現代アートを見ることができ、その前衛さは古風とミスマッチして壮快に映るものだった。
展示物の場としても素晴らしいのだが、木造で暖かみのある趣は「日本人の生き方の行き着くところ」とただただ憧れ関心するものである。ここの敷地は関越高速道IC至近に有るのに高台にて深い雑木林に囲まれている。その風情は100年昔の山里に落ち込むような異次元さであった。















そして柳瀬荘から東に自転車で40分位移動し、新座・平林寺の紅葉狩りに向かったのだった。山門から見るにまだややピーク前なのだが大勢観覧客で賑わうことに驚く。大境内の混雑を避け高台に登り見るが森深い区域はまだ青く、日当りよい沿道に紅・黄のさざ波を見るようだった。

短い周回でも1km位あり、行き交う人々の中には多く一眼レフカメラを使われていた。壮年ご夫人までそれを構える様は、廉価購入出来るデジタル時代の恩恵なのだと察する。装備も軽く失敗も恐れず使える道具はアウトドアブームを牽引する重要アイテムと関心するのだった。







以前山走りでハイカー御仁より伝わるカメラ話を思い出す。単独で山行してもカメラ所持で撮影をしまくれば孤独など感じず、カメラを忘れるとテーマを失い寂しいのだという。
自身もあらため思うが[感性+行動]の記憶装置としては、対象への思い入れ・対話があり、残す記録は必ず体験の質を高めていくものとし扱えている。目的はともあれ自然の中で季節の風情を収める歓びは皆同様なのだろう。







秋の冷たき風に深紅の楓そよぐは、
冬迫り最後の暖かき彩りで民を励ますように映る。
その手を振るような葉の形は、はかなき別れを惜しみ、
また再会を望むようにざわめくのだった。


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