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▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

3/8:マイベスト革命的タイヤセレクト

2012/03/08(Thu)00:00



これまでの私的山活動においてタイヤを消耗し次々別種テストするのが常であった。10年以上前は選択肢も少なく仲間の多くがPanaracer Fire XCなど同種ばかりで現在の2割も種類がなかった。なのでコンパウンド材質を問うこともなかった。通販など少なく宅配も高かったので、店にある品から選びタイヤを肩から斜め掛けし持ち帰えることも多くあったのだ。

メーカーに関しては三ツ星が製造をやめ、井上ゴムは品種減で国内製造減退する。タイヤ製造世界No.1ブリジストンは自転車部門ではロード用だけしか作らず、唯一Panaracerが頑張っている状況だ。一方海外勢ではかつて完成車へ廉価品供給していたKENDAがプレミアムライン大ヒットで一流ブランドに成った。Maxxisは中国チェンシンOEM製造になったに関わらず高価なままである。そして石油高以降では全メーカーが相当に値上げしたので、仕入高でかさばるタイヤを常備しない店が増えた。なので見比べること成らずタイヤを選びが難しくなった。

ときに山を巡るにガレ降下などでクラッシュし「ネベガルだったら行けたのに...」などとタイヤのせいにしてしまうこともあるが、あらゆる状況にマッチするオールマイティはそうあるものではない。先んだって高グリップを信じて無理したばかりに岩場でタイヤバーストしたので、オールマウンテンニーズにて新種を物色してみるのだった。



【既存使用タイヤ・グループ/Photo左より】
1.ONZA Canis AM(26×2.25)
DHマラソン用540gと軽量だがサイドが薄く鋭利岩場で破裂する。
2.WTB WeirWolf Comp(26×2.1)
サイドグリップが優れウェット下りに強いがワイヤービードで680gと重い。
3.Hutchinson Python(26×2.0)
ロングセラーXCタイヤでドライ路面にて優れる。担ぎ探索用車に装着。
4.Maxxis Ranchero(26×2.1)
連続センターノブでトレイルでは使わず舗装路に適し街乗用HTに装着。

使い古しのKENDA Nebegal・Blue Groove/Maxxis Hirollerもあるのだが軽快感に欠け重いわりに摩耗が早いと思える。以前は輸入量が少なかったドイツ製タイヤの2大ブランドContinentalとSchwalbeのラインナップが近年充実してきている。完成車への採用も増えて製品高評価を聞くようになったので、その中から自身のニーズに相応しい種類を選んでみたのだ。



▲Continental X-King Race Sport(26×2.2)460g/国内定価7,035円
Mountain Kingも良かったのだがフリーライド寄りの所持するHirollerに似て軽量ではない。その次クラスのX-Kingラインなら多様シーンでのクロスオーバーニーズに耐えると思えた。その種類だけでもビード/プロテクト/コンパウンド/サイズ別で13仕様もあるのだ。(タイプ仕様は下記リスト参照)

[Continental X-KingList]


先だって会った同志機種のPanaracer Fire XC試乗では、ロングセラーながら悪路走破能力は高くてもブロック音が大きく走りは重かった。これは大ブロックでセンターノブ間が開き過ぎているからだった。それと相反し自宅街乗専用車のMaxxis Rancheroはセンターノブ間が極狭く直線配置でセミスリックのようにスムーズに進むが悪路走破性は低い。


▲L:Panaracer Fire XC       ▲R:Maxxis Ranchero

上記は極端なノブ・レイアウト比較だが、その中道的配置が多種から選出したのがContinental X-Kingなのだ。自身が乗り出したトレイル実地ではじめに感心したことは舗装路・ダートなど多様路面でもすこぶる乗り心地がいいこと。駆けるうちそれは独自ノブ・レイアウトの工夫によるものとわかる。

これはセンターノブが対象ながら市松模様状オフセット並びにして接地面が離れることがない。だからブロック音も静かでありつつ、路面を掴む性能が両立できている。その転がり抵抗軽減トレッドにより、多様路面コンディションにおいて乗り心地を損なわないのである。このRace Sportタイプでは新開発ナノカーボン粒子使用のブラックチリ・コンパウンド採用で岩場でもグリップ感を得られるという。460g軽量に関わらずサイドケーシングは頑強で耐パンク性にも優れるらしい。

実際にハードなシーンで乗りこなしてみるとサイドブロックの扇状配置により、端の感覚が掴みやすく低圧かつ悪路で倒し込んでも安定しタイヤ自体がよじれにくいと思えた。マッド&ウエット路面でのドロ捌けも良いようだ。同じ軽量でも10年前のHutchinson Pythonと比較するにグリップ感・乗り心地ともに相当進化しているように思えた。


▲L:Continental X-King      ▲R:Ritchey Z-Max Premonition

国内定価は軽量版7,035円と高価だがwiggle(3/8現在)なら
→Continental X-King RaceSport軽量2.2(460g)=4,720円
→Continental X-King Foldingケブラービード2.2(580g)=2,830円
→Continental X-Kingワイヤービード2.2(640g)=1,780円

走行シーンもXC→フリーライドまでカバーでき、自身の使用経歴中ながら同カテゴリーで最高品質だと感じている。下記ムービーを見るとX-King使用でかなりのハードトレイル走破性能を発揮していることが分かる。


【X-King & Mountain King TEST】プロによるテストラン記録


同様のセンターノブ工夫をしたタイヤ種は以外と少なく、他はSchwalbe2種しか見当たらなかった。昨今高性能タイヤはWコンパウンドなど低反発種が主流であるが、グリップが良くともコンパウンドがただ柔らかいだけでは摩耗は早い。粘ってまた形が復元する成分でないと寿命も短くなるという。


▲L:Schwalbe Black Jack       ▲R:Schwalbe Smart Sam

X-King選択で私的タイヤ選びはベストと思え、装着したAltitude70RSLも12.1kgと減量できた。ともかくベスト高性能タイヤを履けば前に出る気がするのである。さすがContinentalは自動車タイヤ開発での蓄積高度技術を発揮させているのであろう。自身のパワーロスも防げるので燃費が良いいわゆる「エコタイヤ」とも言えるもの。どこでもストレス無く駆ければ、素直に自己スキルを伸ばして行けると思える製品に出会えた。


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Comment

選択肢多いのも困るです

2012/03/08(Thu)23:20

タイヤ種類はかなりあるのに実物は本当に見ることが出来ず、
人の評価を信じるしかないですね。
今回記事でトレッド並びの効果も意識できましたよ。
今のがダメになったら、同じX-King狙いで良しと思えました。

No.1|by ジタンダ|URLMailEdit

なるほどの情報

2012/03/09(Fri)18:01

ノブの並びへの着眼点はなるほどのものです。舗装路を自走する人もこれなら快走できるかもと思いますよ。試して買うものでないだけに役立つ情報で勉強になります。

No.2|by ガテン山|URLMailEdit

進化しないのは自分だけかも。

2012/03/10(Sat)00:21

▲ジタンダさんへ:
音がうるさくて重くて当たり前。
そんな時代はもはや過ぎ、
快適なハイテクタイヤが登場。的な発見でしたよ。
タイヤ成分も科学的進化を経て流行も変遷するのですな。
貴殿も採用ならインプレ聞かせて下さい。

▲ガテン山さんへ:
弊facebook同志でもコンチネンタルマニアが
いまして詳しい体験を聞けました。
いくら良いコンポ装備でもホイル・タイヤとも
走りが重過ぎになると長距離走で
必ず疲労の差が出るはずですよ。

No.3|by mtrmasa|URLMailEdit

Comment Thanks★

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