4/22:【迷走快走・九十九折尾根】の巻
2012/04/23(Mon)15:59
4/21(土)奥多摩・広澤山より東にかかる尾根を経由し築瀬尾根へ3名軽快に進むはずだった。しかし中継地では濃霧のためか三叉路分岐を疑いなく間違え、異方面に向かう事にしばらく気付かなかった。おや先には登り返しがあったのにこんなに快適な道でなかったはずだ、と勘ぐりながらも豪快なトラバースに身を踊らせるのだった。
このルートが間違いである事確定と気付いたのは分岐から20分位経ちもう後戻りできないくらい下った頃。この南向支尾根があまりにも快速に進めるのでいっそこれに乗り続け探索として行こうと勢い進むのだった。
この径路は登山道でない事幸いで我らが占拠できた。これほど延々と連なる快適九十九折道はそうはない。それは大霧山・旧定峰峠を凌ぎ、大菩薩の石丸峠から牛ノ寝通りに下る斜面よりも長いスケールである。通り全体は枝打ちも倒木処理もしっかりされている。なんと立派な林業巡視道であろうかと感心するばかりであった。900m標高から降り立つまでずっと霧に囲まれるもめずらしい事。
しかし降りても開けた里とは限らず沢伝いだったらいやだなと思った。その危惧は当たり麓では朽ちた丸太橋を幾つも渡り、自分ともう一人が沢に滑り落ちた。そしてこの尾根の真逆のクルマに辿り着くのに10km舗装路を駆けた。遅れ咲きの桜を仰ぎひたすらこぐのであった。まあ成果としては霧中の幻想的な初めての快走尾根に巡り会え新鮮な歓びに満ちたものであった。
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No.450|▲○Report & Plan|Comment(4)|Trackback
幻想的
2012/04/23(Mon)20:09
No.1|by おかず汁粉|URL|
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