5/18:革新的MTBアシスト・ドライブ
2009/05/18(Mon)16:39
▲Gruber Assist Setup:シートチューブに収まるコンパクト機能
昨今、電動アシスト自転車は高齢化社会・健康志向から販売増進だそうで、昨年統計では出荷26万台と原付バイク販売量を越えたといいます。今やスポーツタイプも存在するそうで、それに至っては機能進化しているものの重量は22kgとかなり重いです。
▲Bridgestone Real Stream⇒ブリジストン・電動アシスト自転車
そんなものは自身には必要ないと思いつつ、先日オーストリアGruber Assist社の電動アシスト製品を知り、その画期的機能を見るとえらく興味をそそられたのです。特徴は見た目では電動バイクに見えず、その後付けシステムのコンパクトな技巧で2kg以下の増加で済むこと。取付条件は31.6mm径以上のシートチューブ+Shimanoホローテック・クランクセットであること。フルサス車種でもシートチューブがBB部接合タイプであれば装着可能。下記写真のように装着したことがまるでわかりません。
▲Gruber Assist装着モデル
▲⇒Gruber Assist system
【Gruber Assist 機能解説編】
【Gruber Assist ライディング編】
取付方法は動画のように自身でもできそうです。メカ機能詳細は不明ですが駆動システムだけでなく高速・下り時での回転エネルギーで発電機能があれば優れものだと思えます。しかしまだ日本では未販売で高価(20万円相当)すぎです。これが廉価で広まれば年配方でも気楽にスポーツ走行が楽しめ、また我々のペーストレーニングにも充分活用できることでしょう。かくも近年モーター&バッテリーユニットの小型化は目覚ましい物と思えました。
他にもBike Elektro Antrieb社・Mongoose社なども電動モデルを販売してるようで、どうやらスポーツバイク電動化は海外の方が製品化が進んでいるようです。今やロードバイクRD+シフターも電動化され、世の中イージー路線に向かっているようです。きっと「それを知ると元に戻れない」というアイテムもあるのでしょうね。あぁ文明の利器の誘惑は増えるばかり...なり。
▲⇒Bike-Elektro-Antrieb
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日本で受け入れられるか・・・
2009/05/19(Tue)13:01
数年前から街中では電動アシストを改造してクロスバイク風にして乗っています。それでも重量は18kg前後です。最近はマウンテンバイクルックの電動アシスト自転車が人気のようで、一時期は出荷が間に合わないときがあったようです(パナのハリヤー・ヤマハのブレース)。
以前からアシストには興味がありましたがMTB仲間はほとんど相手にしてくれません。やはり自分の力だけで走ることに意義があるのでしょうか。私は女性・子供・高齢者・障害者の方々とも一緒にフィールドを走れることを願っていたので今後も技術革新が進むことを期待しています。
日本では自転車にお金をかけて大切に乗るという文化があまりないのでどうなるでしょうか。
ロードの売れ行きを見ているとそれに付随してMTBに移行してもおかしくはありません。そこでこれらのユニットは必要とされますが、山まで自転車を運ぶというプロセスが受け入れられるか微妙です。
日本のメーカーも参入してくれることを願います。
No.1|by ペックル|
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